これだけネットや世間から叩かれているのにも関わらず、一方に減る傾向がない不倫。
「どうしてあんな良い人が?」となってしまうような、一見まじめそうな人がしてしまっているのがまた理解しがたいですよね。
今回は、既婚者たちが不倫に走ってしまう理由や目的を、不倫経験者にインタビューしてみました。
①心が寂しい、刺激を受けるため
「奥さんは、子供が産まれて以来僕にものすごく八つ当たりするようになってきて……僕が家事や育児をどれだけ手伝ったり優しくしたりしても足りないみたいで。正直僕も仕事毎日しながら奥さんのサポートをしているので労って貰えないのはどこかさみしくて。そんな時相談に乗ってくれて、僕と同じように家庭で寂しい思いをしている同僚と支え合うようになってしまいました。」(32歳/製造)
適齢期に結婚して、ステキな家を買って、可愛い子供がいて一見なんの不満も無いような理想の家庭を築いていながらも、心の内はさみしさだらけ……という人は少なくないですね。
「理想の家庭」を守るための我慢で溜まったストレスの発散方法が、不倫という形になってしまったのかもしれませんね。
②身体が寂しい、性欲を満たすため
「我が家は典型的な産後レス。はじめはわたしが産後そんなつもりになれなくて、お誘いを断り続けていましたが、わたしがそろそろ再開したいなあと思う頃には、旦那の気持ちは離れてしまいました。産後はそうなってしまう、との説明もしたし育児、家事も手を抜かず仕事だって頑張っているのに、女扱いしてくれないなんて悲しすぎました。マッチングアプリで会った男の子は激しく求めてくれて、可愛いね、綺麗だね、とほめてくれて、すごく救われました」(33歳/主婦)
夫婦間、カップル間の夜の営みが行われないことによるストレスは、もはや社会問題と言っても過言ではない現象です。
特に女性に関しては「いつまでもパートナーと男女の関係でいたい、愛されていたい」という願望があります。
女性として努力しているのにも関わらず、欲情されず、愛されていない、と感じると、つい他の人で寂しさを紛らわせたい……という衝動に駆られてしまうようですね。
男性の場合は、家庭で性欲の発散が難しいと、家庭外でサクッと発散させたい、と考えることが多くなってしまいます。
③本能のまま
「不倫とかの認識の前に、先に好きになっちゃってましたね。もともと人間には結婚も法律もありませんよね。好きになった人がたまたま既婚者で、相手も同じ気持ちになってくれた、それだけです。」(31歳/営業)
こちらの意見は、不倫は良くも悪くも他人を愛してつながりたいという本能のままに従ったものであるという主張。
人を愛する気持ちは本能であることはもちろんなのですが、ルールはルールなので大人は世の中の決まりを守って行動したいですね。
不倫をしてしまう背景はみんなちょっとしたきっかけ
不倫をしてしまうきっかけは、大体が家庭での不満やさみしさ、退屈さが溜まってしまった結果、ちょっとした後押しで理性の糸が切れたように不倫に走ってしまうパターンが王道。すべては「本能」に従ったままの結果ということですが、本能に従うにしても人としての倫理や秩序は保っていきたいですね。
(ライター/mashu)