「ファッション・服装はその人を表す」なんていうことがよく言われます。道を歩いているときに、向こうからボロボロの服をきた人が歩いてきたら……ちょっと警戒しますよね。
過度なルッキズムは危険だと思いますが、ある程度のリテラシーがあれば、自然とそれが自分の服装に向いていて然るべきだとは思います。
合コン、婚活パーティーなどで明らかにおかしな服装な人が近くにやってきた場合は、簡単に回避することが可能ですが、「あれ、ちょっとおかしいかも」くらいのレベルだとなかなか気づかないですよね。
そこで今回は、男性がもし身につけていたら要注意なアイテムをいくつかご紹介していきたいと思います。
数珠
まずもっともわかりやすく警戒しなくてはいけない基本的なアイテムは「数珠ブレスレット」です。
お葬式の帰りでもないのに、もしくは職業が僧侶でもないのに数珠をつけている男性がいたら要注意!
おそらくそれらはパワーストーンで構成されていて、何かしら霊的な意味を持っています。つまり、身につけている男性は「スピっている」人たちなのだということです。
突然「幽霊が見える」「気の流れが悪い」「浄化する」などと言い出すかもしれません。もしあなたがそれらを信じるならば問題無いのですが……。
何かよくわからないグループや団体を紹介される、金銭を要求されるようなことがあったら、すぐに切り離してください。
和柄の服
龍、虎、風神、雷神、桜吹雪、鯉、般若、鬼……。これらが躍動している和柄の洋服を着ている男性は要注意!
男性の和柄洋服は、ほとんどの場合お洒落に着こなすことが難しいアイテム。なんでジーパンに桜が舞っているのか?
Tシャツの中をドラゴンが泳いでいるのか? そもそも女子受けも悪いアイテムでもありますよね。
さらに和柄を好む男性は、DQN要素やネトウヨ要素もあります。悪、絆、大和魂などを掲げている可能性も。さらに追加で、好きな音楽が男くさく、男が憧れる男、つまり「漢」と書いて「おとこ」と読ませるにふさわしいフォークシンガーやロックンロールの大御所ミュージシャンの曲だったりしたらかなりの濃度です。
謎の皮製品
サイズの合っていないレザージャケット、もにょもにょしたウォレットチェーン、レザーのバッグ、ネイティブアメリカン的なアクセサリー、先のトンガったブーツなど……。
さらに、「和柄とレザーが合体」なんていう恐ろしいものもあります。
本物の革製品は高額なので、「ある程度の財力はるのだ」というプライドを垣間見ることができます。しかし、客観的な視点があまりないということになります。ワンマン、オレオレ体質であることが多いかもしれません。
しかし、逆説的に考えると、各種革製品をものすごくおしゃれに着こなしていた場合は、最高のセンスとスタイルの持ち主ということになります。
白いパンツ
女性の白いパンツは清潔ですっきりとした印象を与えますが、男性の白いパンツを想像してみてください。特にスキニーの白を想像してみて欲しいのです。
白は膨張色なので足が太く短く見えてしまいます。
しかも、もっともライトの色である白を外側の目立つところに持ってきてしまうと、服装全体のバランスが崩れてしまうのでファッションセオリー的にはNG。
なので、非常にコーディネートが難しいアイテム。さらに、汚れも目立つしインナーも透けるというデメリットも。もちろん、着こなし方法にもよるのですが……。
白で清潔感をあえて演出しているという時点で、内面がチャラい、何か別の目的がある。など、白いパンツの男性には警戒が必要です。
さいごに
以上、「男性が身につけていたら警戒すべきアイテム」いかがだったでしょうか?
冒頭でも述べましたが、服装はその人を表すことがあります。ただ単純にダサくて「センスがない」というものもあれば、数珠のようにあなたを別の世界に陥れる可能性を秘めているアイテムもあります。
もちろん人は外見だけでは判断できませんが、そうすぐに他人の内面を把握できるわけでもありません。会話の内容は当然のこととして、身につけているアイテムも参考にしながら、相手があなtないふさわしいかどうかをきちんと判断していきましょう。
(吉田ヨシヲ/ライター)