あなたの職場には「お局さん」はいますか?
下の人間にキツかったり、謎理論で傍若無人にふるまうお局さん……。
今回はそんなお局さんが起こした衝撃エピソードを調査しました!
職場を家と勘違いする衝撃お局
「私が直接関わった人じゃないんだけど……昔から勤めてる超ベテラン女性が、長く勤めすぎて職場を家だと錯覚しはじめたのか、会社の物を色々私的に使ってたらしい。
備品を持ち帰るのは当たり前、なんなら私的に使う用の備品を発注する。社用車を仕事中も休みの日も私的に使いまくる――会社の鍵を持ってたから、本当にやりたい放題だったみたい。
証拠が無かったり、言い訳されたりで、はっきり事実確認が出来ないまま定年で辞めていったらしいけど……そんな漫画に出てくるような人いるんだな~、ヤバいな~、って思った」(30代女性)
会社の経費をやたら使って備品を買いまくる女性にはわたしも出会ったことがありますが、私的に使いまくるのはヤバいですね!
経費で買ったものを自分で使うのって、ほとんど横領に近いのでは……?
仲良くしていた人でも突然ぶった切るお局
「同じ課にいるお局の話ですが、そのお局と元々仲のいい先輩社員がいたんですね。
毎日のように一緒にお昼に行ったり、雑談をしたりする姿をよく目にするほどの仲。
しかしある日些細なことをきっかけに、お局が先輩社員を完全に無視するように!
しかも1日や2日でシカトが終わることなく、結局シカトし続けた期間……なんと1年間。
これまで5〜6年くらい長く友好な関係を積み重ねてきたはずなのに、ほんっとうに些細な『そんなこと?』みたいな理由でお局によるシカトが始まり、先輩社員はほとほと疲れてしまってました……。
わたし自身も入社後4ヶ月くらいその人から毎日2時間弱、説教し続けられた経験があった後だったので……『もうほんと、お局って気に入らないときは誰でも気に入らないんだな』
と思って、前よりそんなにお局のご機嫌を気にしなくて済むようになりました(笑)」(20代女性)
いつ突然敵になるかわからない、それがお局!
しかし仲のいい人だけひいきするわけじゃないので、ある意味で平等な人間関係を築いているのかも……!?
他人に厳しいのに、自分の恋愛はズブズブお局
「以前働いていた職場のお局様が、隣の営業所のエラい人と不倫してました。
そこはいくつか営業所がある会社で、男性社員は定期的に人事異動がありましたが、女性社員はほとんどなかったんです。
なので私がいた営業所のお局様は、ずっとその営業所一筋。
バツイチ二児の母でしっかりした人……というか、当たりがキツく、そのせいでパートや派遣の事務員さんが続かないと言われている人でした。
相手の男性は妻子持ち。私が入る前はその営業所で役職を務めていたそうで、その頃から……との噂でした。
けっきょく私もそのお局様のキツさに負けて辞めてしまいましたが、彼女は今もそこで働いているそうです。相変わらず派遣の事務員さんは次々入れ替わっていると、風の噂で聞きました……」(40代女性)
人には色々厳しく言うのに、自分の恋愛がズブズブなのはヤバいですね!
もしかしたら不倫のストレスを、パートさんや派遣さんに当たることで解消していたかもしれません。怖い!
とにかく謎に怒る・説教するお局
大きな衝撃エピソードという程でもないけれど、こんな人がいた・いるという細かな報告もありました。
「衝撃エピソードというほどではないけど……私が出会ったお局さんは、一晩寝ると言ってることが180度変わってて、謎に怒られることが度々あった。
あと、とにかく自分が一番に報告を受けないとダメ、他の人が先に知っているとキレるとか……」(30代女性)
「お局さん、うちの職場にもいます……。自分で電話出る余裕があるのに、他部門の人に
『電話出てよ!』と怒鳴ってみたり……」(30代男性)
「お局さんは、1人マジウザいのが居た。面接で話してた内容を何故か知ってて、『考えが甘い』みたいな事を勤務初日にいきなり言ってきた。しかもその内容、自分的には雑談の部類だったんだけど……」(30代男性)
女性だけでなく、男性も理不尽な目に遭っているんですね。
お局の衝撃を受けないためには
色んな方からのお局話を聞いていると、謎の自己理論で生きていたり、よくわからない理由で絡んでくるのだなあと思いました。
心理学の世界で「怒りは第二の感情」と言われています。
不安や悲しみ、寂しさ、心配などの弱い感情を自分で処理できなかった結果、怒りを爆発させて人に迷惑をかけたり、怒りで弱い自分を隠したりするんですね。
お局さんは本当は弱い人なのかもしれない……と思いながら、なんとかその強烈な衝撃にぶち当たらないよう、心身ともに距離を取るようにしましょう。まともに立ち向かうと危険です。
(巴/ライター)