男性から「かわいい」と言われて、うれしくない女性は少数でしょう。でも、「かわいい」と口に出して伝えてくれる男性は、多くありません。
だからこそ、「かわいい」と言われたとき、言った男性がどういう心理なのか、気になります。
そこで今回は、男性が「かわいい」と言うときの心理について紹介します。
素直に“愛情表現”ができる
彼女や好きな女性に対して愛情を表現するのが苦手と感じている男性は多くいます。
でも、中には愛情をちゃんと表現することに、そこまで恥ずかしさを覚えたりしないという男性もいたりします。
自分の思ったことや感じたことを素直に言葉にできる男性であれば、彼女のことを「かわいい」と感じたときには、それをそのまま伝えるでしょう。
普段からやさしい言葉をかけてくれたり、なんでも言葉にして言い合えるようなタイプの男性なら、本心から「かわいい」と言ってくれているのだと思えます。
“思い”を告げている
「好き」という気持ちを告げたいとは思っても、やはり面と向かってはなかなか言えないもの。
そういったとき、「かわいいね」とか「髪がきれいだね」などと、ちょっと遠回しな言い方をしたりすることもあります。
それは男性からすると、「好きだよ」と言っているのと同じくらいの意味合いを持っていたりするので、気分が盛り上がったり、いいムードになったりしたときに、「かわいい」と言ってくれるのなら、あふれる思いを告げているのかもしれませんよ。
“好かれたい”と感じている
付き合ってしまうと、「好き」とか「かわいい」といった言葉は恥ずかしくなって言えなくなるという男性もいます。
でも、付き合う前は「好かれたい」とか「付き合いたい」という思いが強いので、「かわいい」などと面と向かって言えたりもするもの。
それだけあなたへ対する気持ちが大きいから、誰か他の男性にとられたりしないよう必死になって告げている言葉と言えるでしょう。
付き合ったあとは安心感も生まれてくるので、だんだんと必死さなどが薄れていくのかもしれません。
“誰にでも”言える
「かわいいね」とか「好きだよ」「愛してる」なんて歯の浮くようなセリフでも、何の躊躇(ちゅうちょ)もなくスラスラ言える男性もいます。
こういった男性は、誰にでも簡単に甘い言葉を言えてしまうので、ちょっと注意が必要な相手かもしれません。
遊び人であったり、女性慣れしている可能性が高いので、いいように利用されるパターンもありえます。
特別なときだけなどではなく、いつでも軽々と「かわいい」と言ってくる男性には、簡単に乗せられたりはしないでくださいね。
さいごに
大抵の場合は、やはりあなたに好意があるからこそ、男性も「かわいい」と口にするものです。
ただ、遊んでいる男性の場合、下心だけで言っている危険性もあるので、そこは気をつけてくださいね。
(山田周平/ライター)