男性同士たちの間での会話、関係性などが女性たちには未知の領域であるのと同時に、男性からみても女性たちの世界は未知の領域であります。
つまり女性同士では当たり前のコミュニケーション、発言、言動だったとしても、男性から見たら理解できないものも実はたくさん存在しているということなのです。
今回は、男性が「なんかに無理……」と感じる女性の言動をお届けしたいと思います。
当たり前にやっていることが、周囲の男性にはネガティブな印象を与えているかもしれませんよ……。
安易な下ネタ
一昔前までは飲み会の席で男性が下ネタを発する……なんていうセクハラが黙認されている時代がありましたが、現在とくに若いひとたちの間では男性でも下ネタはタブーになってきています。
なので、今の時代は男女問わず同じことが言えるのですが、無理して下ネタを言う必要はないのです。
「結果的に下ネタになってしまうけど、話の流れでいまこの絶妙なタイミングでこれを放ったら絶対にウケる!」などの勝算が無い限り、安易な下ネタ、前時代的な「男性は下ネタを言ったら喜ぶ」みたいな発想での発言は禁物です。
「このひとは下品だ」ということももちろんですが、価値観やコミュニケーション方法のギャップ、時代感の違いを感じさせてしまうこともあります。
なので、それ相応の関係になるまで、下ネタはできるだけ封印しておきましょう。
ボクっ娘
「ボクっ娘」、最近では「ボク少女」なんて言ったりもするらしいのですが、一人称で「ボク」を使う女性のことを指します。
「そんなのアニメや漫画の世界にしか存在しないだろう」そのように思うかもしれませんが、これが意外といるんです。
大人になっても「ボク」を使っている女性に数回遭遇したことがあります。しかも職場で……。
女性から見たら「そういう子なんだ」「アニメが好きなのかな」で済むかもしれません。
ですが男性たちはボクっ娘のことを「一人称で周囲と差別化を図っている痛いひと……」と思って見ています。
一緒にいると恥ずかしくてざわざわ鳥肌が立つこともあります。
どんなに美人だったとしても、結構な確率で恋愛対象からは外れていくことでしょう。
現在、一人称に「ボク」使っているひとは今すぐ使用を中止してください! 今ならまだ間に合うかもしれません!
日常会話がアニメっぽい
これは前述の「ボクっ娘」に近いものがあるかもしれませんが、アニメ好きな女性の特徴として、現実の世界でも言葉遣いや日常会話がアニメに侵食されてしまっている女性っていませんでしょうか?
アニメ声優独特のイントネーションや発声方法、台詞回しなど、本人は意識していないのかもしれませんが、思いっきり出てしまっている女性がたまにいます。
これはあまりアニメを観る習慣のない男性からしたら「自分をアニメキャラに投影している痛いひと……」と、捉えられてしまいます。
さらにこれと「ボクっ娘」が併用されたときの破壊力は抜群です。
想像以上に許容できるひとは少ないので、気になる男性の前ではやらないほうが良いと思います。
告ってもいないのに振ってくる
私は過去に経験があるのですが、例えば飲んでいる途中、突然「私はあなたを恋愛対象として見てないから」「男性として見ていないから」などと、告ってもいないのにいきなり振ってくる女性がいました。
もし仮に男性があなたに恋心を抱いていたら悲しい気持ちに、そうじゃない場合は「なんだこの勘違い女は!?」と、怒らせてしまうでしょう。
私の場合は後者だったのですが……。
おそらくこういう発言をしてしまう女性は、何かしらの優越感を披露したかったり、あるいは他者との差別化を図っているのだと思います。
少し前に流行った「マウンティング」というものに近い心理状態なのでしょう。
求められてもいないのに、「私にとってあなたの価値はこれくらいしかありません」と名言するのははっきり言って失礼です。
そして自分の劣等感を曝け出しているに過ぎないので、絶対に辞めましょう。
さいごに
以上、いかがだったでしょうか? 結構極端な実例を挙げてきたので、おそらくそんなに当てはまるようなひとはいないかと思います。
ですが、無意識に行っている習慣や良かれと思って放った発言、自分の欲望のままに発してしまった言葉が相手をげんなりさせている可能性が十分にあるということです。
何か恋がうまくいかない、なぜか男性が寄ってこない。というは悩みをかかえているひとは、ひょっとしたら自分の言動を省みる必要があるかもしれません。
(吉田ヨシヲ/ライター)