ダメンズ=チャラい、女遊びをする人とは限りません。
自分の成長を妨げるような彼もダメンズの一種といっていいでしょう。
最初は同じ歩幅で歩んでいたはずなのに、いつの間にかすれ違うように……。
なにか違和感を覚えはじめているなら、怖がらずに立ち止まること。
このまま無理やり前に進んでも、きっと後悔するだけです。
お金の価値観があまりにもズレている人
お金に対して、どんな価値観をもっているか。それは今までの育ってきた環境や両親の影響も少なからずあり、一概に本人だけの問題とはいえません。
ただ、自己成長のためにお金を遣う人とひたすら将来のために貯金をする人とでは、お金の価値観があまりにもズレています。
本当はやりたいことがあって、そのために投資したいと考えているのに倹約家の彼の手前、前に進むことを諦めてしまっているなら、それは彼が彼女の成長を止めています。
きっと2人で過ごしていても違和感の塊でしかないでしょう。
少しずつズレてきているなら、もしかしたらそろそろ卒業なのかもしれません。
いざというときに頼りにならない人
つらいとき、彼はいつもそばにいてくれますか?
きちんと支えてくれるなら、なにも問題はありませんがいざというときに彼は自分の用事や時間を優先している場合、彼がいくら「支えたい」と言っていても結局は自分が大切なのでしょう。
たとえば、こんなケースがありました。知り合いの女性は8年以上交際している彼氏がいましたが、彼の就寝時刻は23時と決まっていて、それ以降はどんなに緊急的な連絡をしても返信すらない状況でした。
ある日、母親が体調を崩し救急搬送され、彼女は一晩不安な気持ちと戦っていました。
そこで彼女は彼に連絡します。「お母さんが倒れちゃって」と連絡を入れましたが、彼から返信がきたのは翌日の夕方過ぎ。
彼女はそのときに「長かったけれど、きちんと別れよう」と思ったそうです。
いざというときに頼りにならない人もダメンズなのです。
自分の人生設計を押し付けてくる人
結婚をしたい、子どもは何人までほしい、この時期には家を建てて……。
彼が希望する人生設計を迫られたときにもし複雑な思いに駆られるなら、残念ながら彼はパートナーとしては失格です。
自分の希望を叶えてほしいのであれば、普段から彼も彼女を支えているという明らかな証明が必要です。
しかし実際は、いざというときにも頼りにならないし、いつもひとりで頑張っているような感覚に陥ってしまう状態なのでは?
本当はもっと彼に支えてほしいと思っているにも関わらず、彼女の気持ちを無視したまま人生設計を押し付けてくる人も、さすがにダメンズでしょう。
彼としては支えているつもりで、プロポーズをしたら受け止めてくれると思い込んでいます。
ところが2人には温度差があって、将来設計を伝えられてもなんともいえない感情になるなら、お互いに運命のパートナーは別の場所にいるのです。
優しい、真面目だけでは危険!
優しくて真面目であっても、それだけでは結婚の決め手にはなりません。
彼に対してモヤモヤを感じているなら、その違和感を無視してはいけません。
2人の将来のためにも、そしてなにより自分自身の未来のためにも後悔しないようにダメンズとの恋だけは全力回避しましょう!
(山口恵理香/ライター)