あなたの拗らせ度はどのくらいですか?
「こじらせる」とは、物事をもつれさせ、難しくさせたり、処理を難しくする意味があります。
しかし最近では、「面倒」と感じる言動が多く、「恋愛をこじらせている」という意味で使われることが多いですね。
今回は、そんな拗らせ度具合について、血液型別に分析をしてみました。
拗らせ度具合から、その人の性格、人となりが見えてくることは多いと思います。
恋愛の仕方や好きな人を把握する手立てとして、ぜひ参考にしてみてくださいね。
A型:拗らせ度50%
A型の思考パターンは、感情型と記憶連鎖型といわれます。何かトラブルが起こったときも、結論を先に言うのではなく、とにかく感情を表立って伝えようとします。
たとえば、デート当日。目覚ましが鳴らずに起きる時間が遅くなり、いざ車で移動しようと思いきや、道が混んでいて約束の時間に遅れてしまった……。
そんなときも、慌ただしく経緯を説明して、ようやく最後に「遅れてごめんね」と謝罪するタイプ。
そんな優柔不断で、未経験なことに弱いA型は、自分の意見を言うのが苦手なので、ついぐるぐると頭で考えるあまり、行動ができず引きずることも多いです。ネガティブ思考になり過ぎて、いわゆる拗らせがちな傾向になることもあるでしょう。
拗らせ具合を減らすには、自分の本音を晒せる人を身近に持つことです。
話すことで自分の気持ちがスッキリし、拗らせることを未然に防げるでしょう。
B型:拗らせ度50%
B型は、一度ひとつのことを考え始めると、周りが見えなくなる一点集中型の思考パターンといわれます。
そのため、仕事に夢中になる人は、仕事人間になり、家庭や恋人のことまで気が回らない人は多いでしょう。
そんなB型ですが、自分の考えは絶対に譲らない、プライドの高い傾向にあります。周りの意見を聞くよりも、自分の意見を理解してほしいと思うタイプ。
ひとつの考えに集中するぶん、自分の考えに執着してしまいます。
元々興味のないことには見向きもせず、人に合わせることも少々苦手なB型です。
周りの意見を聞き入れたり、興味のないことも挑戦してみることで、結果的に自分が成長したり、自分の可能性は広がるのでは。
こだわりの強さから拗らせてしまうことも防げるでしょう。
O型:拗らせ度:20%
O型は人当たりのいい血液型です。冷静でリアリストで、拗らせ具合としては最もパーセントが少ないでしょう。
血液型随一に頑固ですが、自分の意見を相手に押し付けることはせず、物事を客観視するのが上手なタイプです。
自分自身については、頑固に自分の意見を変えようとはしないため、周りがなにか言っても折れづらいのが玉に瑕です。
しかし、元々聞き上手で、自分に関係のないことは聞き流してしまうO型。細かいことにこだわりはなく、大雑把なタイプなので、拗らせるまでに至ることは少ないでしょう。
自分の意見に固執せず、本音をもう少し周囲に打ち明ける意識が持てると、未然に拗らせることを防げるかもしれません。
AB型:拗らせ度:30%
AB型は自分の考えにこだわらない、自由な発想の持ち主です。
AB型という名の通りに、A型とB型の両方の側面を持ちつつ、AB型という独自の側面も持つタイプ。
後者は、自分の考えをあっさりと捨ててしまうのがポイントです。
たとえば、いまの仕事は合っていないと、転職を決意するとか。周囲の人が「えっ?」と驚くような考え、行動力があるのがAB型です。
しかし、こだわりがなさすぎるあまり、良くも悪くも諦めがいいのもAB型の長所であり、欠点なのです。仕事で言えば、長続きしないポイントが当てはまるでしょう。
本人にとっては、拗らせている実感は得られなくても、周囲には拗らせていると感じるかもしれません。
ただし、本来は自分自身も客観視できるAB型なので、脈絡のない行動をする一面もありつつ、冷静な行動を取ることができるのも事実です。
おわりに
恋愛や性格をこじらせてしまうのは、その人の人となりと、周囲との関係が大きいでしょう。
自分自身を客観視しつつ、上手に周囲と自分との関係を作っていけるよう、考えるきっかけにしてみてくださいね。
(柚木深つばさ/ライター)
【参考文献】
『気になることが全部わかる!怖いくらい当たる「血液型」の本』長田時彦(三笠書房)