最近、もはや物を買うときに必ず意識するという人も多い、「SDGs」。きっとあなたもすでに身近なところから地球貢献を始めているのでは?
エシカルなファッション、環境配慮の原料を使ったフード、災害支援や子どもたちへの寄付など、身のまわりにはSDGsに貢献できるものがたくさんあります。ちょうど、2021年9月17日から26日は「SDGs週間(Global Goals Week)」。ぜひこの機会に、積極的に取り組んでみてはいかが?
今回は、身近なアイテムで手軽にSDGsに貢献できるフードを3種塁類ピックアップします。
毎年9月のSDGs週間とは?
SDGsは「Sustainable Development Goals」を略したもので、日本語では「持続可能な開発目標」と訳されます。SDGsとは、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標のこと。
17のゴールと169のターゲットがあり、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。日本でも積極的に取り組んでおり、さまざまな企業がプロダクツをSDGsのゴールのために生産したり、イベントを開催しています。
毎年9月はよりSDGsの目標達成に力を入れたい月なんです。なぜなら、「SDGs週間(Global Goals Week)」があるから。毎年9月25日を含む約1週間は「SDGs週間」に設定されており、SDGsに関わる意識変容や行動変容を促すイベントが、世界中で開催される期間なのです。日本でもこの期間に合わせてイベントが開催されるなど、SDGsへの意識が高まっています。
食べて貢献!身近なところで買えるSDGs関連フード3選
このSDGs週間を迎えた今、身近なフードを購入して食べることで、地球貢献してみませんか? おすすめの3種のフードの魅力とSDGsとの関わりをご紹介します。
1.香味を体験できるサステナチョコ「明治 ザ・チョコレート」
商品名:明治 ザ・チョコレート(写真はベネズエラカカオ70)
参考小売価格:各197円(税込)
おなじみの「明治 ザ・チョコレート」が、2021年9月21日にパッケージリニューアルを果たしたのをご存知ですか? そういえば、ちょっと見た目が変わったかも。と気付いた方もいるかもしれません。
「明治 ザ・チョコレート」は、カカオ豆の産地ごとに異なる香りを味わい「香味」を体験できるのが特徴ですが、このたび、ぱっと見て想像しやすいように香りや味の特長がパッケージの表面に記載されたんです。例えば、ベネズエラ産カカオのナッティな香りは「アーモンドのような香ばしさと重厚感」、ブラジル産カカオのフルーティな香りは「シトラスのような爽やかな香りと果実感」、ペルー産カカオのフローラルな香りは「ジャスミンのような華やかな香りと心地よい余韻」、ドミニカ共和国さんカカオのスパイシーな香りは「シナモンのような軽やかな香りと熟成感」と表現されています。これは分かりやすいですね!
さらに、数量限定で発売されたのが「明治 ザ・チョコレート」の6つの味を1箱で楽しめるアソートセット「明治 ザ・チョコレートトライアル6」。香味を比べながら、また、各国を旅する気分で味わえるので、とっても有意義な時間になりそう!
商品名:明治 ザ・チョコレートトライアル6
参考小売価格:197円(税込)
●SDGsとの関わり
そんな明治 ザ・チョコレート、実はサステナブルなチョコレートでもあるんです。
チョコレートの主原料であるカカオの産地は、児童労働や森林減少といった社会課題やカカオ豆生産における課題を抱えており、持続可能性が懸念されています。明治はそうした課題に向き合い、持続可能なカカオ豆生産の実現に貢献するため、2006年に独自の支援活動として「メイジ・カカオ・サポート」を開始しました。
さまざまな取り組みが行われてきましたが、より具体的な取り組みを推進するべく、「メイジ・カカオ・サポート」の活動国9カ国のうち、「明治 ザ・チョコレート」で使用している「明治サステナブルカカオ豆」の産地でもある、ベネズエラ、ブラジル、ペルー、ドミニカ共和国の4カ国について、2026年度までの支援目標を設定。例えばブラジルでは、カカオ豆生産に必要となる森をつくるために必要な物資として、肥料の寄贈を50,000袋行うことを目標として設定したそうです。
こうしたカカオ豆生産をはじめとした支援を行いながらSDGsのゴールも目指しています。「明治 ザ・チョコレート」を購入することで、カカオ豆生産が持続の方向へと進みます。美味しく食べてSDGsに貢献しちゃいましょう。
2.持続可能な未来への情熱!三大生産地のコーヒーブレンド
商品名:スターバックス(R) スリー リージョン ブレンド(R)
価格:250g 1,641円(税込)
エシカルなコーヒーブレンドが、スターバックス コーヒーで2021年9月8日(水)に発売されました。これは、スターバックスが米国・シアトルに創業してから50周年を記念して特別にブレンドされたものです。
スターバックスは長期にわたってエシカル(倫理的)なコーヒー調達100%を目指し活動を継続してきました。そのコーヒーの三大生産地である「ラテンアメリカ」、「アフリカ」、「アジア・太平洋地域」の、個性豊かな3つの味わいをブレンドしました。
このコーヒーは、これからの50年も、「コーヒーに関わるすべての人々とともに持続可能な未来に向け歩んでいく」というコミットメントを表現した、決意と情熱の象徴です。
使われているコーヒー豆は、ペルー、ルワンダ、インドネシア ジャワ島のもの。これらを掛け合わせることで、複雑な味わいが実現。スターバックスによると、「柑橘のタンジェリンのゼスト(果皮)や、アーモンドと砂糖でつくられた洋菓子のマジパンを思わせる風味」「チョコレートのようななめらかな口あたり」「後味はちみつのような甘い風味が感じられる」と表現されています。これは飲んでみたくなりますね。
●SDGsとの関わり
スターバックスは、三大生産地の持続可能な未来のため、100%エシカルにコーヒー豆を調達することを追求。高品質なコーヒー豆の生産を支援し、適正な価格で調達しており、さらにコーヒー生産地の環境負荷低減や、生産者のより安全で豊かな暮らしのサポートも行っています。
「スターバックス(R) スリー リージョン ブレンド(R)」を購入することで、その取り組みを支援することができます。
3.豆や野菜などの植物を全部使い環境負荷や食品ロスを削減!
「ZENB(ゼンブ)」シリーズ
ZENB NOODLE 価格:8食(2袋) 1,584円(税込)
ZENB STICK 価格:6本(6種x1本) 1,788円(税込)
ZENB VEGE BITES 価格:6袋(3種x2袋) 2,268円(税込)
ヘルシー志向やダイエットのために、タンパク質源としても注目されていたミツカングループの「ZENB(ゼンブ)」シリーズ。
パスタやうどん、中華麺、ごはんと比べて糖質が30%オフの「ZENB NOODLE(ゼンブヌードル)」は、黄えんどう豆100%の麺として新しい主食の可能性を私たちにもたらしてくれました。
さらに、まるごとの野菜に雑穀・ナッツを加えたスティック「ZENB STICK(ゼンブスティック)」、一口サイズの野菜「ZENB VEGE BITES(ゼンブベジバイツ)」は、新しいおやつ感覚で食べられます。利用したことのある女性は多いのでは?
実は、そのZENBブランドは、SDGsにも貢献しているんです!
●SDGsとの関わり
ZENBは、製造の際に、通常は捨ててしまう植物の皮や芯・さやなども可能な限り捨てずに使用し、また動物性原料を使わないことで、環境負荷や食品ロスを減らしています。
ミツカンは10年、20年先の未来を考え、「人と社会と地球の健康」「新しいおいしさで変えていく社会」の実現に向けて取り組んでおり、ZENBでもその思いが込められています。
ZENBを取り入れることで、その取り組みに貢献できます。
SDGs週間を迎えた今、何か新しい知識と視野を持って、身の回りのものやフードを選んでいきたいものです。ぜひこの機会に、取り入れてみてはいかがでしょうか。
【参考】