どうせ恋愛するなら、不毛な関係を築きたくはないものですよね。
たしかに恋愛って、9割方いつかは破綻するものだけど、どうせ付き合うならたとえ別れた後もお互いに楽しい思い出が山ほど残る。
そういう関係を一緒に構築できる相手を選びたいところです。
でも、それがなかなか難しい(笑)。
みんな最初からそういう相手と付き合いたいと思ってはいると思うけど、実際に巡り合った相手がみんな素晴らしい人間かと問われれば、そんなわけないんですよね。
だからこそ、付き合う前にしっかりと相手の性格を見定めることは大事になります。
今回は、付き合うことでそこそこ幸せに、穏当にお付き合いができるであろう男性。
その特徴をいくつか挙げていきましょう。
「笑顔が多い」だの「分け隔てなく優しい」だの、そういうありきたりな特徴ではなく、いち男性の見立ての視点も入れておきます。
いい恋愛をしたい場合にルックスとはまた別の要素として、こちらを参考にしてみてください。
誰にでもいい顔をしない男性
いい人のイメージが強い「誰にでもいい顔ができる男性」ですが、そういう人ってどこまで行っても誰彼構わずいい人の顔を見せたがるもの。
必然、恋人以外の異性にもそういう顔をするところがあり、そのせいで勘違いを生む場合もあります。
リスク回避の面でも、誰にでも優しい人というのは避けましょう。
むしろ、人を選んで顔色を変えるような男性こそ、ある種自分に対していい顔をしていれば、それだけ自分を好いているという証拠。
好きなものは好き、嫌いなものは嫌いという二面性をちゃんと出しているような人の方が付き合った後に面倒がなくて済みます。
社会人として当たり前のことを当たり前にできている男性
どんなに顔が好みの男性と付き合ったとしても、その男性が社会人としての自覚がないまま大きくなっただけの子供オトナだったりすると、まるで母親のような苦労を強いられます。
たとえば具合が悪くても病院にも行きたがらない。
たとえば自分でまともな食事も作れない。
そういう人と付き合ったら、本当に苦労します。
付き合う前に、しっかりと「コイツはちゃんと自活できているか?」という視点で探りをいれておきましょう。
こういうことが一番大事なんです。
最初は「そういうところがカワイイ」って思えるかもしれませんが、そのうち絶対イライラするようになりますからね。
NOがはっきり言える男性
優しい人って誰からも好かれるものですが、それはあくまでも深く関与する前の話です。
優しさを前面に押し出した人、社会ではイエスマン扱いされがちだし、本当は断るべき局面でもそれができず、だんだん肩身が狭くなったり、世間から舐められるようになります。
なので優しさに惹かれるというのは、付き合う女性にとっては危険信号。
その男性と付き合っても、ちょっとしたことで煮え切らない態度を取られてしまう可能性が。
それよりも、普段から嫌なことは嫌だとはっきり主張できる人、NOが言える男性を彼氏にしたほうがだいぶ楽です。
理不尽なことが起きても「それは違うだろ」とあなたを庇ってくれることでしょう。
何でもそうですが、どっちつかずの男性ってとにかく役に立ちません。
何か無駄な知識がある男性
あと、これは別にそこまで重視しなくていいポイントですが、何でもいいので無駄に一つのことに詳しい知識を持つ男性。
こういうのを彼氏にしてみてください。
マジで役に立たない知識も、そういうのを持っている男性がたまにポロッと口に出すと、それだけでちょっと笑えるんですよね。
尊敬までする必要は全然ないけど、やっぱり付き合っている相手が妙な事に詳しいと、結構面白いものですよ。
問題は、そういう知識って普段みんな隠しているから、狙って付き合えないってところですね。
知識がある人ほど普段は黙ってますし。
おわりに
こういう具合でちょっと穿った視点から紹介していきましたが、目に見えていい人と感じられる男性って意外と付き合ってみると面白くないってこと、多くないですか?
逆にちょっとだけ癖があるヤツのほうが、彼氏にすると面白かったり、頼れる存在に感じられたりするものです。
特に、ちゃんとNOを言える男性に関しては個人的には凄くオススメします。
嫌なことは嫌だと言う。その当たり前を我慢した上では、どんな関係も長くは持ちません。
(松本ミゾレ/ライター)
photo by Everton Vila