浮気性の男性は、たとえ彼女にバレたとしても何度も繰り返しますし、いちずな男性は、浮気しようという考えがまったくありません。この違いはなんなのでしょうか?
今回は、浮気性の男性といちずな男性の違いを、満足感と倫理観という二つのキーワードをもとに読み解いていきたいと思います。
「浮気性の男性」と「いちずな男性」の違い1:満足感
浮気性の男性といちずな男性の一番の違いは、「現状に満足できているか否か」です。
浮気性の男性は、どういった状態であっても不満足感を抱えています。
他人から見たら申し分ない彼女がいるにも関わらず、浮気するのはそのためです。
「もっといい女性が他にいるのではないか」
「別の体験をしてみたい」
「このままではだめだ」
そういった不満足感が、男性を浮気に走らせます。
浮気性の男性が、仕事ができるタイプの男性であるのもこのためです。
「もっともっと」というハングリー精神が、仕事上でも恋愛面でも、彼らを「もっと上のもの・別のもの」へと駆り立てているのです。
一方、いちずな男性は、現状に満足しています。
目の前にいる彼女がベストで、他を探そうという気持ちがないため、浮気をしようなんて思いつきもしないのです。
「浮気性の男性」と「いちずな男性」の違い2:倫理観
浮気性の男性といちずな男性には、浮気に対する倫理観も異なっています。
いちずな男性は、「浮気はしてはいけないもの。彼女を裏切る最悪な行為」だと考えています。
一方、浮気性の男性は、「浮気イコール悪」だとは考えていません。
それどころか、
「男はモテていたほうがいい」
「浮気は男の器量」
といった考えをもっている場合もあります。
そのため、浮気をすることへの心理的ハードルがとても低いのです。
「浮気性の男性」を「いちずな男性」へ変えることはできる?
浮気に対する倫理観は一朝一夕に培われたものではありませんから、変化させることはなかなか難しいでしょう。
満足感はどうでしょうか。
浮気性の男性も、「もうこの女性さえいれば自分は満足」という境地に達することができれば浮気はしなくなるでしょう。
ですが、不満足感を抱えている男性を満足させる、というのはとても難しいことなのです。
美人で性格もいい彼女がいるのに、なぜか浮気を繰り返してしまう男性もたくさんいます。
問題なのは彼女ではなく、彼なのです。
浮気性の男性がいちずな男性に変わることは、彼の価値観を根底から覆すような出来事もでないかぎり、ほとんどないと考えていいでしょう。
さいごに
今回は、浮気性の男性といちずな男性の違いを、満足感・倫理観という二つのキーワードをもとに解説してきました。
自分の彼氏がどちらのタイプに当てはまるか、確認してみましょう。
自分の彼氏が浮気性タイプである場合、彼を変えることはほぼ不可能だと考えておいたほうがいいです。
彼が変わることを期待してもその期待は裏切られることになるでしょう。
それなら、彼をいちずな人間に変えようと考えるのをやめたほうが、はるかに建設的ではないでしょうか。
(ライター/今来 今)