結婚生活を送っていくうえでは、相手の家族との付き合い方も大きなポイントになってきます。
義両親と不仲だったり、夫の姉妹とぶつかったりするようなことがあると、大変な思いをする羽目にもなりかねません。
そこで今回は、小姑との「マウントの取り合い」の終わらせ方について紹介します。
できるだけ「距離を置く」
「夫のお姉さんとはどうしてもウマが合わないので、もう会わないことが一番だと思っています。お正月とかお盆だけは我慢をするっていう感じです」(20代女性/広告代理店)
小姑は親戚であるので、どんなに嫌でも完全に縁を切るというのはなかなか難しいはず。
でも、距離を置くことはできるので、まずは関わりをできるだけ減らしていくといいでしょう。
無理をしてまで親戚付き合いすることはないので、必要最低限の接点に留めておくようにしてみるといいですよ。
適当に「受け流す」
「もう面倒くさいから、全部聞き流しちゃっています。まともに対応したらイライラするだけだから、話を聞いているフリをずっとしている」(30代女性/インストラクター)
マウントを取ってくる相手に対して、ムキになって張り合ってしまうと、どんどんとエスカレートするだけ。
真っ向から戦おうとせずに、「へぇ」「そうなんですね」などと軽く受け流していれば、相手の闘志も失われていくものです。
さすがに小姑を無視することはできないでしょうから、同じ土俵には決して上がらないということを心がけるようにしましょう。
「大変なんだな」と思う
「この人は何もかもがうまくいかなくて大変なんだろうなって、心の中で思うと怒りも湧いてきません。ちょっと哀れみのような感覚を持って接しています」(30代女性/公務員)
マウンティングをされたときに、相手の言い分を真に受けたら、一方的にモヤモヤした思いを抱えてしまうでしょう。
真正面から受け止めるのではなく、「この人は色々と大変なんだろうな」とか「満たされていないんだろうな」などと思うようにすると、心のざわつきは抑えられるはず。
「私はダメなんだ」と自分を責めるのは絶対に違うので、それだけはしないようにしてくださいね。
さりげなく「好意」を示す
「旦那のお姉さんとなかなか打ち解けられなかったんですけど、好意をわかりやすく伝えるようにしたら、一気に仲良くなりました。マウンティングとかもそこからなくなりましたね」(20代女性/雑誌編集)
自分に対して好意を示してくれる人には、マウントを取ろうとは考えないはず。
例えば、夫の姉に対しては、慕っている感じや尊敬している様子をうまく表現できると、「かわいい子だな」と思ってもらえるでしょう。
思いきって相手の懐に入り込んでしまうというのも、マウント合戦からサッと抜け出す方法のひとつですよ。
さいごに
マウントの取り合いをし続けていると、どんどんと疲弊していくだけです。
うまくかわず術を身につけないと、あなたのほうが精神的に追い込まれてしまう危険性も高いですよ。
(山田周平/ライター)