「趣味は何ですか?」と聞かれて、あなたは何と答えますか?
読書やスポーツ、映画鑑賞、旅行といった無難なものなら答えやすいですが、人にはちょっと言いづらかったり、理解されづらかったりする趣味をお持ちの方もいるのでは?
今回は、各星座がハマりやすい『ほかの星座には理解できない変な趣味とその傾向』をご紹介していきます。
おひつじ座/牡羊座
おひつじ座は停滞しているものがとにかく苦手で、じっくり待つのも得意ではありません。
そのため、屋外で動き回る趣味にハマりやすいのです。
たとえば『トレッキング』や『ジオキャッシング』なんかは、おひつじ座の性質ととても相性がいいので、ハマったら毎週のように外に飛び出していくでしょう。
しかし、これらはまだ人に話しても「ふーん、そういうのもあるんだ」と理解される範疇(はんちゅう)のもの。
やがて趣味が高じていくと、「ダイエットや運動不足解消といった目的がなくても、とにかく歩くのが好き! 歩くの楽しい!」となっていき、周囲に「目的もなく歩くのが、そんなに楽しいの?」と不思議がられてしまうかもしれません。
おうし座/牡牛座
美食家が多いとされるおうし座ですから、『料理』や『食べ歩き』といった趣味にハマりやすい傾向があります。
そして『料理』や『食べ歩き』は、わりと一般的な趣味ですよね。SNSで映える写真を投稿したり、レシピサイトにレシピを載せたりしている人も多いでしょう。
おうし座は、そこから一歩どころか十歩ほど先に進んで、プロの料理人並みの食材へのこだわりを見せたり、プロの批評家レベルのレビューを書いたりするようになります。
あまりにもこだわりが強くなると、そこまで食に興味がない周囲からは「何もそこまでしなくても……」という目で見られてしまうかもしれません。
ふたご座/双子座
知的好奇心が旺盛なふたご座は、いろんな知識や情報を蓄積することに魅力を見出すタイプが多いと言えます。
それが役に立つかどうかなど二の次なのです。
ふたご座にとっては「知っている」ということが大切なので、一見なんの役にも立たないような雑学の知識を取り入れるのが趣味、という人も多いのではないでしょうか。
しかも、ふたご座はマルチな方面に才能を発揮するので、一つの分野をとことん掘り下げるというより、いろんな分野で手広く知識を吸収していきます。
何に対してもコメントできるくらいの情報量を持っているため、どんな話題にも食いつくふたご座に、周囲は驚きを隠せないでしょう。
かに座/蟹座
意外かもしれませんが、実はかに座にはミーハーという一面があります。アイドルやアニメのキャラクターなど、そのとき話題になっているものに夢中になって追いかける傾向があるのです。
そして、かに座といえば尽くす星座、のめり込むととことん尽くすようになり、ツアーやイベントがあると聞けば必死にチケットを取って出かけていき、グッズを買いあさるなど『推し』の活動をとことん応援します。
しかし『推し』のスキャンダルや、自分のイメージと違う側面などを知ると、すっと熱が冷めてしまうところがあり、グッズなども未練なく手放してしまうため、周囲はその潔いまでの変わり身に、ついていけないことも。
しし座/獅子座
自己表現するのが大好きな星座、それがしし座です。多かれ少なかれ、しし座には自分をアピールしたいという性質があります。
たとえば演劇やコスプレといった、自分自身を表舞台に立たせる表現のしかたもするしし座もいますが、絵を描いたり音楽を奏でたりといった分野で自分の才能を公開する人もいれば、日常の写真や料理などをSNSに投稿する形での自己表現する人もいます。
いずれにしても共通するのは「見て見て!」と周囲に訴え、見た人に認められたいという欲求が強いこと。
そのため、認められないと満たされず苦しむこともあり、「趣味なんて楽しければいい」という周囲の人からは理解が得られないこともしばしばです。
おとめ座/乙女座
おとめ座の趣味は、大抵が地味なので周囲から「本当にそれ面白いの?」という疑いの目で見られてしまうこともあるでしょう。
たとえば興味を持った分野の市場の動向を分析、あるいは『プログラミング』や『写経』、『アクアリウム』といった地道でコツコツとした根気がいるような作業を趣味にすることもあるでしょう。
おとめ座にとって趣味は、人と楽しむものではなく自分が没頭するためのものなので、周囲からはなかなか理解されないかもしれません。
また、おとめ座は自分の趣味の成果を、他人に評価してもらおう、理解してもらおうという気もないので、周囲からは無趣味のように思われることもありそうです。
てんびん座/天秤座
空気を読むことに長け、周囲との調和をはかるてんびん座が、周囲に理解されない趣味にハマることはほとんどないかもしれません。
ただ、そんなてんびん座が、空気が読めなくなるほどハマりやすいのが『映えるSNS投稿』。
最近では映える料理や風景などを撮影してSNSに投稿するのも当たり前ですから、ある程度までは周囲も理解を示してくれるのですが、てんびん座の場合それが高じて「いま撮影中だから動かないで!」「まだこっちの角度から撮っていないから食べるの待って!」と、周囲の行動まで制限してしまうようなことが。
そうなると巻き込まれる周囲は、ちょっとうんざりしてしまうことにもなりかねません。
さそり座/蠍座
さそり座の場合、趣味そのものが普通でも、その熱中したり没頭したりする度合いがすごいため、周囲がついていけないと思うことが多い傾向にあります。
たとえば映画などの影響である歴史ものにハマった場合、その時代が描かれた小説や漫画、文献、映画など片っ端から取り込み、旅行ともなればゆかりの地へ足を運ぶといった具合で、その時代のことなら専門家さながらの一家言を持つようになるでしょう。
周囲の人がちょっとした興味本位でそのことについて尋ねれば、長々と語って聞かせるようなこともありそうです。
さそり座は、趣味を持つといわゆるその道の“オタク”になりやすいのです。
いて座/射手座
いて座は、自分を高めることに喜びを見出す傾向にあるため、習い事をするにしてもジムに通ったりするにしても、あるいは毎日の食事や読書さえ、自分を輝かせる素材にならなければ意味がないと考えるところがあります。
そうした面が高じると、周囲から「ちょっとナルシストっぽい」と思われてしまうこともありそうです。
また、スピリチュアルなものにも関心を抱きやすく、いろんな占いを試したり、各地のパワースポットへ出掛けたりすることも多く、あまりスピリチュアルに興味がない人からすると、理解されにくい行動に見えるかもしれません。
やぎ座/山羊座
やぎ座は、『整理整頓』や『PCの自作』など基本的に実際の生活や仕事に役立ったり結び付くような趣味を持つ傾向があります。
なので、見る人によっては「それ楽しいの?」「趣味じゃなくて仕事の延長じゃない?」と思われるかもしれません。
そして、要領の良い人なら飛ばすような工程でも、しっかり基礎から固めて手順どおり進めるので、もどかしく見えてしまうこともありそうです。
しかし、やぎ座はそうした工程も含めて楽しんでいますし、趣味として培ったものが実生活にいかされることに満足を覚えるのです。
みずがめ座/水瓶座
一風変わった人が多いみずがめ座ですから、多少趣味が変わっていても周囲は「そういうもの」として受け入れてくれます。
しかし、みずがめ座の『コレクション欲』に火が付いてしまうと、周囲の人はいよいよ「ついていけない」と感じてしまうかもしれません。
それくらい『コレクター』としてのみずがめ座は徹底しています。
たとえば同じキャラクター物でも年代によってすこしでも異なればすべて揃えたり、大金を払ってでも手に入れようとしたり。見せ方にも工夫をこらします。
凝り始めるととことん深く掘り下げていくので、うんちくもすごく、語り始めたら止まらないみずがめ座に、うんざりする人もいるかもしれません。
うお座/魚座
感受性豊かなうお座は、絵画や音楽などのインスピレーションを得ることが多く、趣味もそうした芸術方面に偏りがちになるところがあります。
芸術作品は、ただでさえ人によって理解が得られないものですが、うお座の場合「どうしてそれがいいと思ったのか」と問われても、「何となく」「ビビッときた」といった感じで言葉で説明されないことが多いため、周囲の人に共感してもらえることは少ないかもしれません。
また、うお座には不気味なものやグロテスクなものを「かわいい」「美しい」と表現するような一面もあるので、「変わっているね」と言われることもよくあるでしょう。
いかがでしたか?
趣味は、自分が楽しくて、人に迷惑を掛けるようなものでなければ、どんなものでもいいと思います。
ですが、周囲に理解されないとやりにくかったり、人目が気になったりという場合、魅力をどんどん伝えて仲間を増やすのも、ひとつの方法かもしれませんね。
(ニコラシカ/ライター)