世の中の「嫁姑(よめしゅうとめ)問題」を耳にするたび、あるいは姑からのいびりを経験するたび、自分は決してこんな姑にはなるまい……と思っていませんか?
しかし、どうなるかは実際その立場に立ってみなければ分からないものです。
そこで今回は、将来「気難しい姑」になりそうな星座をランキング形式でご紹介します!
また、今現在、お姑さんに困っている方も、お姑さんの星座による傾向が分かれば、対策がとれるかもしれません。
1位:おとめ座/乙女座
気難しい姑になりそうなランキングの一位はおとめ座。
なんと言ってもおとめ座には生来、批判精神が備わっています。
それが良いほうに働けば、物事を肯定的な面だけでなく否定的な面からも検証し、多角的な視点からとらえることが出来る素晴らしい性質として発揮されるのですが、悪い形で表に出てしまうと皮肉屋で陰険な人という印象を与えてしまうことに。
いまのうちから他者の欠点が目についたときは、同時に相手の良いところも探すように習慣づけておけば、「うちのお姑さん、嫌な性格でさ……」なんてお嫁さんに陰口をたたかれずに済むかもしれません。
2位:おうし座/牡牛座
おうし座は頑固で、なおかつ美意識がとても高い星座です。
特に、家庭のあり方や食へのこだわりは強いため、息子夫婦の家庭や食卓に口出しをしてしまいがち。
孫の教育方針だの、味付けの濃い薄いにはじまり、食材の選び方にまで、あれこれ言ってしまいそう。
本人はよかれと思ってやってしまうのがやっかいなところです。
息子夫婦だったとしても、よその家庭、うちはうち、よそはよそと割り切る感覚をいまのうちから身に着けておくと、気になることがあっても目をつむることが出来るようになるかもしれません。
3位:さそり座/蠍座
嫉妬深い星座の代名詞のように言われているさそり座ですが、息子もその対象になることがあります。
そうなると、もうお嫁さんはかわいい息子を奪った恋敵のようなもの。何をしても気に入らない、しゃくにさわる、ケチをつけたくなる……なんてことになりかねません。
ただ、その多くはパートナーとの関係が十分に潤っていないことが原因。
なので、舅(しゅうと)となるパートナーとの関係を良好に保ちつづけることが、気難しい嫌な姑にならないための対策となるでしょう。
4位:うお座/魚座
うお座は情に篤くロマンチスト、いつまでも少女のようなところを心のどこかに残している星座ですが、それが裏目に出ると、途端に『かまってちゃん』になる傾向があります。
息子はもとより、自身のパートナーである夫までもがお嫁さんをかわいがっていると、自分を見てほしくてへそを曲げてしまうような性質が備わっているのです。
姑として威厳を保とうとするのではなく、自分に似ているタイプのお嫁さんなら友達に、相手のほうがしっかりしているなら頼るようにと、付き合い方を上手に工夫すれば良好な関係を築けるかもしれません。
5位:しし座/獅子座
しし座は基本的に、あまり子どもにべったりとはならないタイプが多いとされています。
しかし、生来見栄っ張りでプライドが高いのがしし座のやっかいなところです。
見栄を張って自慢話ばかりするようになると煙たがられ、お嫁さんに何かの分野で「負け」を感じるとプライドが刺激され気難しい姑になる可能性が大。
面倒見がいい姉御肌なのが多いのもしし座の特性なので、見栄や意地を張らず堂々として、適度な距離を保つことが大切なのです。
6位:かに座/蟹座
気難しい……とは違うのですが、過干渉になりがちなのが、かに座です。
自分で育てた息子のことは自分がいちばんよく分かっているという自負があるだけに、お嫁さんの言動に配慮の足りなさを感じたりすると、静観していられなくなります。
と言っても、お嫁さんに直接言うのではなくフォローのつもりで自分で行動してしまい、息子夫婦の関係にひびを入れてしまうことも……。
子ども言えどもよその家庭、頼られたら力を貸すくらいで、基本的には干渉しないスタンスを取るよう心掛けると良いでしょう。
7位:おひつじ座/牡羊座
おひつじ座もまた、気難しいというより面倒な姑になりそうな星座です。
思い付きで行動する傾向があるため、アポなし訪問や、息子家庭が必要を感じているかを考えない物品の送り付けなどを繰り返して、お嫁さんとの関係が険悪になるパターンが考えられます。
悪気がないので、注意されれば一応反省はするものの、すぐにまた同じことをやらかす可能性が。
このおひつじ座の傾向は嫁姑関係のみならず人間関係全体に及ぶので、悪気の有無に関係なく注意されたら素直に聞き入れ、繰り返さないようにすることが大事です。
8位:ふたご座/双子座
機転が利き、面倒を避ける傾向にあるふたご座は、適度な距離を保つ良いお姑さんになる可能性も高いのですが、相手によっては気難しい姑に変貌してしまうかもしれません。
お嫁さんが鈍感なタイプだったり気働きが利かなかったり、おっとりのんびりしていたりすると、「なんで気付かないの」「なんで動かないの」とイライラを溜めてしまうところがあるのです。
そのため息子夫婦が困った状況になったりすると、小バカにしたり冷たい態度を取ったりと、ふたご座の嫌な部分が前面に出てしまいそう。
短所は長所にもなりえます。お嫁さんの鈍さやおっとりした性格に助けられることもあると考え、年長者として手助けする心の余裕を持ちましょう。
9位:いて座/射手座
いて座もまた、相手によって相性が最悪となる可能性を秘めている星座です。
おおらかであけっぴろげ、ストレートに物を言ういて座と気の合うお嫁さんも多いのですが、引っ込み思案でおとなしいタイプのお嫁さんには攻撃的、威圧的に感じてしまいます。
いて座にしてみれば、回りくどい表現をして真意が伝わらなくなるより直球で伝えたほうがいいという考えなのですが、言われたほうは責められているような気になることもあるでしょう。
息子の嫁とはいえ他人は他人、家族なんだからと甘えず、配慮を欠かさないことが上手に付き合っていく秘けつです。
10位:やぎ座/山羊座
一見、気難しい姑になりそうなやぎ座ですが、意外と適度な距離を保とうとする傾向にあります。
真面目で努力家、そして現実主義なので、お嫁さんの反応をうかがいながら良好な関係を築けるようにと心を配るのです。
ただ、自分の常識にこだわるところがあり、相手が常識的とは言えない言動をすると、途端に嫌悪感をあらわにしがち。
それが普遍的な「常識」であればいいのですが、地域差によるものだったりすると、どちらも決して「非常識」というわけではないのが難しいところです。
11位:てんびん座/天秤座
空気を読むのが抜群にうまく、バランス感覚にすぐれたてんびん座は、息子夫婦に対してもその才能を発揮します。
過度に干渉したりせず、それでいて節目には贈り物を欠かさないなど配慮が行き届いたお姑さんになる可能性が高いでしょう。
ですが、争いごとに巻き込まれるのを好まず、優柔不断な面もあり、息子夫婦がケンカしたときなどに意見を求められても、どっちつかずで日和ってしまうようなところもあります。
中立性を維持出来るならそれもいいのですが、あっちにもこっちにもいい顔をしようとすると失敗するので、注意が必要です。
12位:みずがめ座/水瓶座
みずがめ座ほど「気難しい姑」と縁遠い星座はないでしょう。
自分は自分、他人は他人という考えが原点にあるみずがめ座ですから、基本的に息子夫婦のやることなすことに、自ら関わろうとはしません。
それどころか息子が自分の手を離れたのをこれ幸いに、旅行や趣味など自分の時間を充実させることに夢中になってしまう可能性も。
あまりに放任すぎて義両親とも親密に付き合いたいというタイプのお嫁さんには、「お義母さん、冷たい」と思われてしまうかもしれませんが、余計なトラブルを招くよりずっと平穏なはずです。
さいごに
いかがでしたか?
結婚は家と家との結び付き……なんて言っていた時代は過ぎ、それぞれの家庭が独立している現代。とはいえ、全くの赤の他人でもないから難しいのが、嫁と姑の関係です。
普段は近すぎず遠すぎずの距離を保ち、困っていたら手を貸してあげる、くらいの関係がちょうど良いのかもしれませんね。
(ニコラシカ/ライター)