ひと昔まえ、彼氏がどこで何をやっているかわからない時間というものが、当たり前のように存在しました。
しかし、便利になって現代社会では、スマホの位置情報を共有することによって、彼氏がどこにいるのかをいつでも確認することができます。
そんなデジタル便利社会の中でも、なんとか抜け道を見つけ出して、自分のいる場所がバレないようにする男性もいるでしょう。
そこで今回は、「位置情報の共有」に隠された抜け道について紹介してきたいと思います。
「電源」をオフにする
「どうしても見られたくないときは、もう電源をオフにしちゃいます。結局はそれがいちばん手っ取り早いですからね」(20代・男性・広告代理店)
当たり前ですが、スマホ自体の電源をオフにしてしまえば、位置情報も使用できなくなります。
電源がオフだったことに対しては、「充電がなくなっちゃって」とか「電波が届きにくいところにいて」などと言い訳もできる。
そんな考えを持って、自ら電源をオフにしてしまう男性もいるかもしれませんよ。
「位置情報」をオフにする
「ちょこちょことGPSでチェックされていて鬱陶しいから、位置情報そのものをオフにしますね。監視されてたら、なんか気持ちが悪いので……」(30代・男性・イベント制作)
位置情報の機能そのものをオフにしてしまうのも、居場所を悟られないようにする方法のひとつ。
知られたくない場所に行くときだけ、位置情報をオフにするというケースもあるでしょう。
急に居場所がわからなくなったら、もしかしたら位置情報をオフにされているのかもしれませんよ。
スマホを「持ち歩かない」
「スマホを会社に置いたままにして、女の子と遊びに行ったことがあります。それならずっと会社にいたってことにできますからね」(30代・男性・飲料メーカー)
スマホを持ち歩いている限り、位置情報が取られてしまう可能性は極めて高いです。
そのため、もうスマホを持ち歩かないという手段に出る男性も……。
どこかにスマホを置きっぱなしにしてしまえば、自分の行きたいところに行って、気兼ねなく羽を伸ばすことができるのでしょう。
誰かに「渡してしまう」
「前に付き合ってた彼氏が、後輩にスマホを持たせて、浮気相手の家に行ってたことがありました。まんまと騙されてて、あのときは本当に人間不信になりました」(20代・女性・受付)
自分の動きが筒抜けになっていると感じたら、友達や知人にスマホを持っていてもらい、浮気などがバレないように細工をする。
そうやって、誰かほかの人に自分のスマホを渡してしまうという強者もなかにはいます。
仲間になってくれる人がいた場合には、位置情報を共有していても完全に安心できるというわけではないですね。
さいごに
彼氏がどこにいるのか不安になるかもしれませんが、あまりにも監視をしすぎると嫌われてしまいます。
ある程度は信頼をするようにしたほうが、いい関係性を築いていくはずですよ。
(山田周平/ライター)