付き合ってからある程度の期間が経過すると、日頃から愛情表現がされなくなってしまい、不安になって別れてしまうカップルは少なくありません。
しかし、中には別れ話などの過程でわかりにくい愛情表現をされていたことが判明したり、大人になってから気がついたりすることがあります。
ちょっと変わった彼氏の愛情表現として、どんなものがあるでしょうか。
彼氏の癖のある愛情表現について、経験者にお話を聞いてきました。
1.「映画を借りてきた」に愛情が込められていた
「以前付き合っていた男性は、恋愛経験もほとんどなくとてもシャイでした。いつも愛情表現が少ないと私が怒っていたある日、突然彼が『ピクサー映画借りてきた』と一言……。
だからなんなのかわからずにいると、どうやら私が好きなピクサー映画を仲良く2人で観るために借りてきたという、彼なりの愛情表現だったようで……。せめてそれを最初から言葉で説明してくれたらもっと伝わりやすいのにと呆れました」(31歳・女性)
多く語らない男性は少なくありません。「仲良く2人で見たい」などの秘められたメッセージに気づけないこともあるようです。
2.ついついスカートめくり
「今付き合っている彼は外での愛情表現が全くありません。手を繋ぐことも無く少々寂しいのですが、家にいる時は彼から甘えてくることが多いです。その中でも甘えん坊の猫のように、彼が寝転んでいて私が通るときはスカートめくりをしてきます。最初は『楽しいの?』『体目的なの?』と思っていましたが、ついついやってしまうんだと。最近は構って欲しいとか、ちょっかいをかけて『もう』っていう反応がして欲しいんだなってわかるようになりました。
それに、普段人と話すときに喜怒哀楽はあるのですが、膝枕の時の表情は何とも落ち着いた幸せそうな顔をしています。家でしかしないに、別に女性のスカートの中に興味があるタイプでもなさそうなので、『一種の愛情表現なんだな』と思って、外での愛情表現が無くても許してしまいます。まさに猫系彼氏なのかもしれません」(25歳・女性)
外で愛情表現をしない彼は、家での行動で愛情を表現していると感じる人もいるそうです。
それがこんなくだらないことである場合も……。
3.彼女似の推しを追いかける
「私の彼は。SNSを見ていると私そっくりのアニメキャラクターや著名人を推しているようです。芸能人とかじゃなくて、本当に私にキャラが似ているとか、見た目が似ているとか、そういう条件で3名ほど。一時は、すごく悩みでした。
でも、一回別れたときに、彼が男友達に『彼女と別れても、彼女を推し続ける』みたいな変なことを言ったらしくて。『えっ、好きな著名人を推してるんじゃなくて、私のことを推してるつもりでいたの?』とよくわからなくなりました。
どうも、私を推すとキモいとか重いとかの気持ちがあったようで、それを似ている人に置き換えることで、堂々とSNSで語れていたとかなんとか。未だによく理解できていないんですけれど、偶像崇拝的な推し方なんでしょうか……? とにかく、彼の男友達が必死で復縁を支援したっていう事実と、彼の世界が全て私で満たされているほど愛されているっていうことを教えてくれた事実があるんです」(32歳・女性)
彼女としては複雑な愛情表現も。
それほどまでに、彼女の性格や見た目など全てが好きで、彼女を基準として見ているということなのかもしれませんね。
さいごに
愛情表現に気がつけるかどうかで、今後の関係性が変わってしまうことは少なくありません。
些細な行動に愛情が込められていることがあるため、「愛されていないかも」と心配している方は、彼の言動に意識を向けて見てはいかがでしょうか。
試し行動を好ましく思わない人は多いですが、愛する彼女が不安なら応えようとする男性がほとんどですから、どうしても不安なら、気持ちを打ち明けてみるのも方法です。
(神崎なつめ/ライター)