「初恋は実らない」
「100%の恋愛はうまくいかない」
「そこまで好きではない人の方が長く続く」など、恋愛に関するジンクスは多くあります。
もちろん、言われに該当しない方も少なくないはずですが、自分から好きになった人と長く続かないことを示す謂れが多いのには、それなりの理由があるのでしょう。
そこで、自分から好きになった人とは長く続かず、かわりに元々は大して好きではなかった人とうまくいくと思う理由を女性たちに伺いました。
1.理想の押し付けを無意識にしているから
「私は熱しやすく冷めやすいタイプです。だからこそ自分が好きになった人とは『付き合いたい!』と思い速攻でアタックしてしまいます。そのため、好きな気持ちが長続きしないこともしばしばあります。
もしかすると、好きになって付き合うまでのスピードが早いので、慣れが原因で冷めてしまうのかなと思います。魅力的なところに盲目的に好きになっているので、理想ばかり追っていて、ちょっとしたことが冷めるきっかけになることもあります。
逆に元々好きではない人と付き合うと、好きになる瞬間やそこからゾッコンになるまでの期間が必然的に遅くなり、相手をよく知ろうとするからこそ、長く付き合うことができるのかもしれません。
しかし、好きになり恋人になるのが早かったとしても長く恋愛をしている人もいるため、長続きするのにもコツがいるというか、冷静に相手を見るスキルも大事なのでしょうね」(24歳・女性)
その人の性格にもよりますが、好きになるまでの期間が長い人の方が、恋愛が長続きすると考える人もいるようです。
付き合ってから徐々に好きな気持ちが増す方が、相手を現実的に見ることができて結果的にうまくいくのでしょう。
2.相手は本気じゃなかったのかも?
「自分から好きになった人とでも長続きする恋愛はたくさんあります。私はたいてい自分から好きになった人と付き合ってきましたが、ほとんどの人が長続きしています。
むしろ相手から好きになられて始まった恋愛の方が長続きしません。その理由を考えると、自分はそこまで好きじゃなくても勢いに押されてつい付き合ってしまったからだと思います。
だから、逆のことも言えると思います。自分から好きになった人と続かない場合は、強引に押し過ぎて相手の気持ちが追い付いていないのかもしれません」(30歳・女性)
付き合いたいがために押し過ぎてしまうと、人によっては断れません。
相手の気持ちがついてこなければ、別れまではあっという間ですよね。
3.不安から疲れてしまう
「私は自分から好きになった人や自分がアタックして付き合うようになった人とは常に不安を持ってしまうんです。
私のことをそれほど好きじゃないけどとりあえず付き合ってくれているだけなのではないかと考えちゃうんです。そうすると彼に対してもっと好きになって欲しくて頑張りすぎちゃうんです。そして疲れちゃうんです。
彼に求めることも増えてしまってギスギスしてしまうこともあります。そんな日々を過ごしていると、もういいやって気持ちが出てきてダメになってしまうんですよね」(27歳・女性)
不安ばかり抱えていると気持ちが疲れてしまい、限界を迎えることがあります。
防衛本能などから、途端に全てを投げ出したくなってしまうことがあるのでしょう。
まとめ
気持ちが強いだけに、相手と温度差が大きく生じてしまうことがうまくいかない要因の1つでしょう。
元々好きではなかった人と長続きする人の多くは、「好きになってくれた人を好きになりたい」などの気持ちから、相手に目を向けるのが上手なのかもしれませんね。
自分にどのような恋愛が向いているのか、性格から考えてみてもよいかもしれません。
(神崎なつめ/ライター)