不倫のスタイルで意外と多いケースが「社内不倫」。
なので、自分は不倫とはまったく関係のない生活を送っていても、社内不倫を目撃してしまったり、職場ない不倫に巻き込まれてしまったりすることもしばしばあるのです……。
「巻き込まれるってどういうこと?」と、お思いかもしれませんが、そもそもがどろどろとした関係性である不倫。近くにいたら、無関係だとしても何が起こるかわかりません。
職場内不倫を楽しむ上司を目撃してしまったアイコ。
アイコは不倫巻き込まれないよう、必死に振る舞いますが……?
前編をまだお読みでない方はこちら!→
1.接近してくる上司
呼び出してきた上司は、わたしに向かってこう言いました。
「アイコさん。最近仕事の調子はどう?このところアイコさんゆっくり話してないなあと思ってね。」
「あ、順調ですおかげさまで……」
「本当か? 何か悩み事があればすぐに相談するんだぞ。 僕は、実は前から君のことを気にかけていたんだ」
「え?」
「綺麗なのに人に頼らないクセがあるから……僕はアイコさんをほうっておけないんだ」
……こ、これは一体!?
2.完全に巻き込まれてしまった……
わたしのツンとした態度が逆に上司の気を引いてしまったようで、その日から上司はわたしにアタックしてきました。
もちろん、女性の先輩との不倫も継続している様子です。
私は不倫には興味もないし、ただ静かに過ごしたいだけなのに。
上司がわたしに話しかけてくる度に、先輩からの視線を感じるようになりました……。
上司も先輩にヤキモチを妬かせたいのか、わざわざ先輩の前で私に話しかけたりボディタッチしてくきたりするんです。
そして私は先輩に嫉妬をされているのがよくわかりました。
先輩に仕事を教えてもらうときなどとても気まずくて、わたしの方が会社でやりづらくなってきてしまいました。
3.間一髪で上司が異動・先輩が退職
上司の口説きはどんどんエスカレートして、2人で飲みに誘われるようにもなってきました。
私は、上司かの誘いはすべて断り続けましたが、断り続けるのも限界を感じてきてしまいました。
こんなはずじゃなかったのに……。不倫に巻き込まれてしまった、と落胆していました。
上司と先輩の不倫が、内部告発によって会社にバレたのです。不倫の噂はたちまち広がりました。
それによって、上司は別の支社の窓際族に左遷され、先輩は会社を退職することになりました。
これで普通に仕事ができる平和な日常が戻ってきました。社内不倫に巻き込まれるのは、もうコリゴリです。
社内不倫に巻き込まれると仕事にも影響が
会社は、本来仕事をするための場所。
なのに、不本意に不倫に巻き込まれてしまうと仕事がしづらくなってしまいますよね。
社内不倫を楽しみたい人は、せめて周りは巻き込まないようにしてほしいものです。
(mashu/ライター)