バレンタインデーは、チョコレートに好意を託して気持ちを伝えるチャンス。
手作りに挑戦したりセンスのあるブランドで個性を演出したり、気合を入れる女性も多いと思います。
渡す男性によって考えたいのが、「適切」な量や金額。
相手ががっかりしない、手にしたときに笑顔になるようなチョコレートはどんなものがいいのか、お伝えします。
手作りは「すぐに食べ切れる量」がプレッシャーがない
渡す相手が本命なら、チョコレートは手作りで、と思う女性もいますよね。
市販品にはない“特別感”が手作りチョコの魅力ですが、気をつけたいのはその量です。
「少しだと愛情が薄いと思われる」「甘いものが好きな人だから」と、重量があったり大量に作ったりを考えるかもしれませんが、相手の気持ちや状態はこちらにはわかりません。
作ってくれた気持ちはうれしくても、大げさなチョコレートを前にして「重たいな」「お返しが大変だな」と男性が感じてしまったら、その後の関係にもプレッシャーが生まれます。
男性に負担にならない量は、「すぐに食べ切れる」のが最適。
3~5口くらいで終えられる量なら、味わうこともできるし「もっと食べたいな」という余韻も残ります。
甘いものが好きであっても、これくらいなら飽きることなく楽しめて「また作ってね」と言えますね。
「手作りでも大丈夫かどうか」は必ず把握しておく
人によっては、「手作りは苦手だな……」と思うこともあります。
特にチョコレートなど気持ちのこもったものは、うれしいと感じる反面「美味しくなかったらどうしよう」「何が入っているかわからない」と不安も生まれ、戸惑いが勝ることも。
手作りに挑戦しようと思うときは、材料を揃える前にまず相手に「食べられるかどうか」を確認するのは必須です。
「手作りチョコってどう思う?」とストレートに質問すると、男性も「うれしい」「ちょっと困る」など正直に返しやすくなります。
何も知らないまま、渡すときになって「実は食べられなくて」となるとお互いに気まずくなるので、作る前に手作りでもOKかどうかは必ず把握しておきましょう。
「誰もが知っているブランド」は“義理チョコ”を疑われる可能性も
チョコレートを扱うブランドは多数あり、バレンタインの時期になるといつも名前を耳にする有名店もありますよね。
「義理チョコ」や「友チョコ」など、日頃のお付き合いの感謝で渡したいシーンも増えた現代では、「お配り用にはココ」で有名なブランドもあります。
「高級店だと本命と悟られそうだし、負担になるかも」「ここなら誰でも知っているお店だから安心」と、そんなお店で本命用のチョコレートを用意すると、もらった側は「義理チョコかな」と勘違いする可能性も。
チョコレートに託すのが愛情なら、ごまかさずにしっかりと“本命用”を選ぶのが正解です。
有名なブランドでも、質が高くカジュアルすぎない、相応の値段で普段は手を出さないようなお店は、男性も本気度の高さを感じます。
「自分のために選んでくれたのだ」とわかるのが、男性にとっては幸せなこと。
味の好みや食べやすさなどもらう側の気持ちを考えて、ふたりが笑顔になるチョコレートを選びたいですね。
さいごに
年に一度のバレンタインデーは、ふたりにとって幸せな思い出のひとつにしたいですね。
そのためには、「どんなチョコレートが好きか」「手作りでも喜んでくれるか」など、相手へのリサーチが欠かせません。
勇気を出して、バレンタインの話題で会話を盛り上げてみましょう。
(ひろた かおり/ライター)