同棲中のカップルや結婚している夫婦のなかには、パートナーの帰宅時間の遅さにイライラしている人も少なくありません。
仕事や友達付き合いなど、理由があって遅くなってしまうのを頭の中では理解しているつもりでも、帰宅するのが連日遅いとストレスが溜まってしまいがち。そんなとき、イライラせずにいるのは、どうしたらいいのでしょうか?
あなたを傷つけているのではない
彼の帰りが遅くてイライラしてしまうのは、彼があなたのことを傷つけているように感じるからでしょう。
彼が意図的に帰りを遅くして、あなたをいら立たせているのではないかと思ったり、自分の思う通りにならないと人がイライラしたりします。
彼は決してあなたを傷つけようとしているわけではありません。彼がなぜ遅くなってしまうのか理由を明確にしておきましょう。
仕事や友達付き合い、接待や飲み会など必要に駆られて帰宅が遅くなっていると分かっていれば、傷つけられていると心を痛めることもなく、イライラすることも減るのではないでしょうか。
また、仕事以外で連日の場合は、なぜ頻繁に遅くなるのか確かめておくとよいかもしれません。
ご飯がいるのかを早めに確認する
それでもイライラするなら、イライラする原因を早めに解決しておきましょう。
帰宅が遅い彼への不満のトップは、夕食がいるかわからないストレスです。
ご飯を作って待っていたのに、作ったあとで「仕事で遅くなる」「今日は食事はいらない」と言われてイライラしてしまう人が多いのです。せっかく彼のことを思って作ったのに、いらないと言われたらショックですよね。
食事がいらない場合は、早めに連絡してもらうことによって、そうしたストレスから解放されるでしょう。
家事や育児を期待しないこと
彼と家事を分担したり、育児に協力してもらいたいと希望する女性は多いです。
しかし彼の帰宅が遅いとそういった希望もなかなか叶えてもらえません。期待をすればするほどストレスが溜まってしまうのであれば、最初から彼が家事や育児をすることを期待しないようにしましょう。
諦めるというよりも「早く帰ってきたときにだけ少し助けてくれたら嬉しい」くらいの気持ちでいる方が、ストレスが溜まりにくくなります。
彼が全面的に参加することを求めないようにしましょう。
彼主体の生活にしないこと
彼と一緒の時間を過ごしたいと楽しみにしているのは、彼のことをそれだけ大切に思っているからですよね。
しかし彼主体の生活にしてしまうと、その期待が叶えられないぶん、どんどんストレスが溜まってしまいます。
自分主体の生活を送るようにしましょう。あなたが好きなときに行動し、自分で決断をくだせばいいのです。そうすることによって、彼がいなくても充実した時間を過ごすことができますし、彼の帰る時間が遅くなってもイライラしません。
彼を変えるよりも、自分が変わる方が簡単
人を自分の思い通りに変えようとするのはとても難しいことです。
あなたの考え方や価値観などは、過去にあなたがいろんなものを積み重ねてきた結果です。
それと同じように彼の価値観も積み重ねられてきたもの。あなたの都合ですぐに変えることは難しいのです。
それよりも今の自分を変える方が簡単です。悪いところも含めて、ありのままの彼を受け止めるようにしましょう。そして、あなた自身の考え方を柔軟にする方が気持ちが楽になるのでは。
(番長みるく/ライター)