幸せな家庭だと思っていたのに、妻の不倫が発覚……。
そんなとき、あなたならどうしますか?
妻に不倫のことを聞き出せずに、怒ることすらできない男性も多いでしょう。
ここでは男性が不倫を指摘できない心理状態について解説します。
1.不倫の証拠を掴みたいと思っている
不倫が原因で離婚するためには、不倫の確かな証拠が必要になります。
それはLINEなどのやり取りだけでは不十分なので、不貞行為をしているという確実な証拠を数多く集めなければなりません。そうすることによって、離婚裁判になった際に優位に事を進めることができるでしょう。
不倫していると疑った男性が何も指摘しないとき、もしかしたら証拠集めの時間を稼いでいるだけかもしれません。
もし不倫を注意すれば、不倫相手と距離をとってしまう可能性が高くなり、不倫の証拠を得ることが難しくなるでしょう。そうならないために、泳がしているだけなのです。
2.そもそも興味がない
結婚生活が必ずしも好意を持っている者同士というわけではありません。
いつの間にか心が離れてしまい、なんとなく一緒に暮らすだけのパートナーになっているケースもあるでしょう。
そんな関係性で不倫が分かったとしても、そもそも相手の言動に興味がないため指摘すらしないのです。
自分の妻が、よそで何をしていてもどうでもいい、警察沙汰にならなければそれでいいと考えているのかもしれませんね。
このケースだと、不倫の前から夫婦関係は破綻していることが多いようです。
3.自分も不倫しているから指摘しづらい
指摘しない理由の中に、男性も不倫しているケースがあります。男性自身も不倫しているから、女性を責めることができないのです。
もし責めてしまえば、逆ギレされてしまい、反対に責められるかもしれない…そう感じれば指摘なんてできないでしょう。男性からするとお互い様だから、堂々と不倫できると思っているのかも。
夫婦としてのカタチは残しつつ、お互いに別のパートナーを見つけているので、ある意味ウィン・ウィンの関係と言えるでしょう。
お互いが納得していれば、こう言った形もアリかもしれませんね。
4.現実逃避
男性は、自分の妻に不倫されるのは絶対に許せないと思っているケースも多いでしょう。
家庭環境に満足しているはず、妻も今の生活に不満はないはず、幸せと感じているはずと、勝手に思い込んでいる男性もいます。
そのため不倫していると思っても、「まさか自分の妻に限って」と現実を見ないようにしているのです。
不倫していることを受け入れることができないため、現実から逃避し、不倫そのものをないとしたいという心理があるのでしょう。
5.今の生活を壊したくない
離婚となると、社会的マイナスが多いと感じる人もいるでしょう。
そのため今の生活を壊したくないと思っており、不倫を指摘することができないのです。
不倫をされていても指摘すれば、「離婚してください」と言われるかもしれない。そんな風に思ってしまえば、指摘することに恐怖心を抱き、離婚を回避したいと思うのでしょう。
男性にとっては生活を守るための行動なので、妻への愛情がなくなってしまうことも。
そのため愛情のない形だけのパートナーになってしまいます。
おわりに
妻の不倫を指摘できないのは、様々な心理が隠されているようです。
不倫が発覚する前から、夫婦関係が破綻しているケースもあるでしょう。
不倫することで、家庭が保たれている可能性もあります。
ただ不倫の証拠を集めている可能性もあるので、今の夫を失いたくないと思っているなら、不倫を継続するかどうか考えた方がいいかもしれませんね。
(kareha/ライター)