会話を円滑に進めることができる人は、対人関係も円滑にこなすことができます。
話し上手で聞き上手になれれば、それだけで周囲から「あの人と話していると楽しい!」と思ってもらえるでしょう。
そして、会話をしていて楽しいと思われることって、恋をする上でとても大切です。なんたって、話上手で聞き上手な女性は、男性からかなり重宝されますからね。重宝されるということは、それだけ異性として見られる可能性も高まるという意味なのです。
ただ、「話し上手で聞き上手」って書くのは簡単ですが、この両方を満たすのってなかなか難しいと思います。そこで今回は、話し上手と聞き上手、どちらがより男性からモテるのかを説明していきたいと思います。
話し上手は場の雰囲気をモノにできるメリットが!
まずは、話し上手のメリットについて考えてみましょう。
話し上手の人は、会話の主導権を握るのが上手で、大勢で話をするときも、自然と進行役になっていたり、あまり会話に参加できていない人に気を遣ったりなど、気配りができたりします。
そのうえ、単純に話す内容も面白い傾向があるので、まさにムードメーカーとしては欠かせない存在でしょう。
最近は話がヘタというか、異性との会話に積極的ではない男性も増えてきました。
そういった男性を上手にリードすることができるのは、この手の女性の特徴でしょう。
デメリットも、ほとんどないと思います。
押し黙ってしまっている女性よりは、とにかくいろんな会話の引き出しがあって、相手を楽しませるタイプのほうが、やっぱりモテます。
聞き上手は男性の“話して聞かせたい欲”を満たすメリット!
次に、聞き上手のメリットも考えていきたいと思います。
話し上手な女性に比べると華やかさはありませんが、相手の話をしっかりと聞けるというのは、非常に素晴らしい才能です。
なにせ男性の多くは、自分が好きですし、興味がある物事について語りたがる生き物です。
そういう男性にとっては、話し上手の女性って、相性が悪いこともあるんですよね。
お互いが発信者だから、どうにもタイミングが被ってしまうなんてこともありますし。
その点、聞き上手な女性なら、男性の「話して聞かせたい!」と思っていることをしっかりと受け止めることができます。
これはなかなかすてきなポイントです。
おおいに語った後は、男性も「こんなに気持ちよく話を聞いてくれて、うれしいなぁ」と思うことでしょう。
話し上手も聞き上手もメリットはある!
……と、今回は話し上手と聞き上手、どちらが男性により好まれるのかについて考察していきましたが、それぞれのメリットを見比べてみると、結局は「どっちもいいんだよなぁ」と感じてしまいます。
これはけっして投げやりになっているのではなく、男性の目線で考えると、話が上手な女性もいいし、聞き上手な女性もいいものだと、素直に思えてしまうんですよね。
一番の理想は話し上手で聞き上手な女性になるんですが、どちらも満たすというのはなかなか厳しいもの。
ですので、とりあえず男性と楽しく話ができる女性になりたいという場合は、どちらか一つを目標として設定しておくのがいいでしょう。
(松本ミゾレ/ライター)
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