あなたの周りには、彼女や妻のことを大好きという人間がいますか?口を開けば惚気、パートナー自慢が止まらない。そんな人です。周囲にいなくても著名人カップルの仲の良さをみて、「こんな人に愛されたら幸せだろうな」と感じたことはないでしょうか?
では実際にどんな人が「僕のパートナーは世界で一番の女性だ」と思うようになるのか、男性の特徴について紹介します。
1.人生を受け身ではなく、主体的に生きている人
人生を受け身で生きている人は、進学先・就職先・恋人・パートナーなど、自分への外部環境への文句が多くなります。パートナーに関しては「相手がもっとこうだったらよかった」「相手のこんなところが嫌だった」と不満ばかり吐いてしまうでしょう。なぜならそこに「自分が積極的に選んだ」という意識がないからです。
とりあえず流れに任せて、なるようになるさとパートナーを決めているので、外部環境の悪さを「自分が原因」と感じることができません。
逆に進学先、就職先、恋人などを、これまでの人生において主体的に選んできた人は、一度好きになった人を、ずっと好きでい続けようとする傾向があります。
なぜなら人には確証バイアス(自分の信念を立証する情報ばかりを集め、反証する情報を見ようとしない傾向)が働き、自分が主体的にした選択を「正しかった」と思いたがるからです。つまり「この人を選んでよかった」と思える情報ばかりがインプットされ、「こんなはずじゃなかった」と感じるような情報はスルーするようになるのです。だからこそパートナーのことも世界で一番と思ってくれるのでしょう。
2.短所よりも長所を見つけるのが上手な人
その確証バイアスを加速させるのが、普段の人を見る視点です。
普段から人の短所によく目が行く人は、パートナーに対する見方も「短所ベース」での判断になります。 逆に、普段から人の長所によく目が行く人は、パートナーに対する見方も「長所ベース」での判断になるでしょう。つまり前者は嫌なところばかり目につくようになり、後者は素敵なところばかり目につくようになるということ。
結果、長所を見つけることが上手な人は、パートナーの長所ばかりに気づくようになるので、「こんなに素晴らしい人が他にいるわけがない=この人が一番だ」という確信をどんどん深めて行く事になります。
3.他人への期待値が低い人
長所を見つけるのが上手な人が、なぜ上手なのかといえば、他人への期待値が低いからです。
・恋人だからこうしてくれるだろう
・配偶者はこうあるべきであろう
という期待がほとんどないので、なんてことのない気遣いに対しても「なんて素晴らしい人なんだ!」と感じる感度が高くなります。
たとえば子育て中の夫婦を想像してください。妻は育休中なので「妻が育児をするのは当たり前」と思っている男性もいるでしょう。しかし期待がなければ「日中の子育てをいてくれた」と感謝の気持ちが生まれます。そう感じる男性なら、妻の感謝の想いだけでなく子育ての苦労も気づきやすいのです。
まとめ
以上の理由から、あなたがパートナーから一生大事にされる人になりたいなら
・人生を受け身ではなく、主体的に生きている人
・短所よりも長所を探すのが上手な人
・他人への期待値が低い人
を恋愛対象にするようにすると良いでしょう。
ただ、こういった人たちはロマンチストではなくリアリストであることが多いので、出会ったときはトキメキがないと感じてしまうかもしれません。しかし長い目で見れば、最高のパートナーかも。トキメキ重視で恋愛していると見逃してしまうので、注意深く観察するようにしてくださいね!
(川口美樹 ライター)