異性にモテる、囲まれる人を見ていると、どこか自分に自信があるような雰囲気が見えます。
「好かれる自分」に違和感がないので、心に余裕を持って接することができ、その姿がさらに人を惹きつけるのかもしれませんね。
心に余裕を持てるのは根拠のない自信が根付いているから。
モテる人の心理はどんな状態なのか、探ってみます。
「人に好かれる自分」を客観的に見ている
異性からよく声をかけられる、好意を持たれる自分を見ると、「自分には好かれる何かがある」と思いますよね。
一度ならよく見極められなくても、“モテ”が続けば自然と好かれるポイントが見えてくるものです。
モテる人は、「こういうところが人には良く見えるのだな」と自分を客観的に見る機会が増えるので、そこを強くしていこうと意識できるためさらに魅力が増します。
自分のどこが良いか、異性と関わることが少ないとそれを実感するのが難しく、コミュニケーションの場が多いのはそれだけ自分を客観視できるチャンスです。
好かれることで「ありのままの自分」を受け入れている
いろいろな人に好意を寄せられると、自分のどこが相手に受け入れられているかを知ることができます。
それまで気付かなかった長所だったり魅力だったり、人から見た自分を「良いのだ」と思えるのですね。
素で過ごしているのにモテる自分を知ると、「ありのままの自分」が強く肯定されます。
自身ではなかなか認められない、気にするのが恥ずかしいと思っていた自己愛だったのに、好かれることで自信になるのですね。
モテる人は、「ありのままの自分」に素直な自信を持てるといえます。
自分も相手を居心地よくしようと努力できる
好かれる自分を知ると、受け入れてもらえる安心感から心に余裕が生まれます。
心が落ち着いていると、好きでいてくれる人に対しても「自分といることで居心地よくなってほしい」と気遣いが向くもの。
その努力がポジティブなコミュニケーションになり、お互いに楽しさが増せばさらに愛情が深くなりますよね。
相手に何かをするには勇気がいります。拒絶されたら、否定されたらという不安があると行動しづらいですが、モテる人はその心配がないため努力することも当たり前。
その姿がまた、周囲の人には魅力的に映ります。
ひとりのときでも孤独に焦らない
モテる、好かれる自分を実感すると、ひとりのときでも焦ることがありません。
誰も寄ってこないと、「このままずっとひとりなのかな」と不安が生まれますが、モテる人は次の可能性を信じられるため「今はひとりの時間を楽しもう」とリラックスして過ごせるのですね。
ひとりの時間を自力で充実させられるのもモテる人の特徴で、孤独に焦らない余裕が魅力になります。
常に誰かを求める人ほど、周りから見れば窮屈さを覚えるものです。
モテる人はそれがないので、「一緒にいれば楽しいだろうな」と想像させるのが人が寄ってくる秘訣ともいえます。
モテる人の持つ「根拠のない自信」は、好かれる自分を見ることで「ありのままの自分」を受け入れる素直さ。
心に余裕を持って人と関われるため、その雰囲気に人は魅せられるのかもしれません。
愛されることを認めるのも、才能といえます。
(ひろた かおり/ライター)