本当に「かっこいい男」の定義は人それぞれあります。
そのなかのひとつが「男が惚れる男」でしょう。
同性ですら思わず「かっこいい」と感じさせる男性に魅力がないわけがありません。
ではどんな男性が「男が惚れる男」なのでしょうか。
今回は男性たちが出会った「かっこいい男性」のエピソードを紹介します。
1.手柄をすべて部下に
僕がカッコいいと思うのは直属の上司の課長ですね。
課長はとにかく部下を大切にしてくれて、みんなから信頼を集めています。
僕が課長に完全に惚れてしまったのは、ある案件でトラブルが発生したときです。
課長が手際よく処理すべきことをやってくれました。
僕たち部下は課長の指示に従って行動しただけです。
「さすが頼りになるなぁ」って思いましたよ。
でも本当にかっこよかったのはこの後です。
トラブルを迅速に解決したことで部長は大満足。
「ありがとう!君に任せておけば安心だよ」と課長を褒めました。
そこで課長は
「部下たちが手際よくやってくれたおかげです」
「褒めるなら部下たちですよ」
って僕たちに手柄を譲ってくれたんです。
手柄を部下に譲る姿勢はかっこいいと思いました。
本当にできる男は部下を大切にするものなんですよね。
(Sさん・26歳/技術職)
2.有言実行
やると宣言して実際に実現する人は、かっこいいなと思います。
大病をして、病院のお世話になったのがきっかけで医療の尊さに気づいた友達がいるんです。
彼は「自分も医者になってたくさんの人を救いたい」と30歳間近の年齢から医学部に入学するために勉強を始めました。
数年かかりましたが仕事と勉強を両立して無事に医学部に入学したんです。
彼は6年しっかり学んで医者になりました。
その後は医者としてキャリアを積んで、いまは大きな病院に勤務して頑張っています。
かつての「たくさんの人を救いたい」という夢の通りに、患者さんに寄り添ってくれる医者として評判ですよ。
有言実行で夢をかなえた姿は友達ながらかっこいいと思います。
(Yさん・48歳/会社員)
3.芯がある
職場の先輩なんですがすごく信頼できる人がいます。
その先輩は誰にでも誠実に向き合う人。
後輩にも敬語で話すような丁寧で優しい人ですね。
仕事ができるので上司からも信頼されています。
職場には役職が上の相手にはへりくだって、後輩には横柄な態度を取る人も少なくありませんが、その先輩は誰にでも同じ温度感で向き合える人なんです。
立場や状況で態度を変えないブレないところがカッコいいと思いますね。
そんな先輩に後輩みんなが惚れてしまったエピソードがあります。
ある日上司たちが若手に負担がすごくかかる仕組みを作ろうとしました。
それは明らかに年長者たちが楽をするためのものでした。
僕たち若手社員はとても不服だったんですけど、何も言うことができません。
そんななか、中堅社員の先輩が自分に得なんてないのに上司に「これはおかしいですよ」と進言してくれました。
はじめは取り合わなかった上司たちも先輩が折れないのをみて前言撤回です。
僕たち若手はいざというときに後輩を守ってくれる先輩に心酔していますよ。
後輩のために頑張っても恩を着せるわけでもなく、涼しい顔をしている先輩はかっこよすぎですね。
(Hさん・24歳/金融関係)
おわりに
今回は男が惚れる「かっこいい男」のエピソードを紹介しました。
男性は器の大きさや、信念を貫く芯の強さがある人に同性とはいえ惚れてしまうようです。
同性に好かれる人は本当に信頼できる人であるケースも多いもの。
恋愛をするときは「男性に好かれているか」を参考にしてみるのがおすすめです。
(大船くじら/ライター)