突然ですけどみなさんは、異性から騙されたことはありますか?
彼女がいないと言っていたのに、実はバリバリ交際相手がいた男性と関係を持ってしまったとか、そういう悲劇ってしばしば起きるものですよね。
世の中には自分勝手な人も多いです。
その場しのぎというか、その瞬間の自分の欲望を優先して嘘を並べたり、相手に嫌われたくない一心で思ってもないことを言う男性ってのは少なくありません。
そして、そういう男性って、大体みんな同じような嘘をつくものです。
今回は、絶対に信じてはならない、そういった男性たちの言葉というものをご紹介していきましょう。
1.「君の手料理はおいしい」
まずは軽いジャブ系の嘘から紹介していきますね。
人間、他人が自分のために作ってくれたものに対してはあんまり悪しようには言えないものですよね。
その最たるものが、男性の場合は“彼女が作ってくれた手料理”だったりします。
ほんと、味って人それぞれに好みがあるものですし、Aさんがおいしいと思ったものが、Bさんにとっては凄い不味く感じられることなんて珍しくもありません。
中にはつたない技術で手料理をふるまってくれる、あまり家事をした経験のない彼女の料理に、舌鼓を打つふりをする男性もいます。
ぶっちゃけ僕も「こんなん俺が作ったほうが美味いわ」って思うようなものをふるまってもらった経験もあります。
でもそこで「ああ、こんなの食べられないよ」とかは決して言えないんですよね。人間として。
だからマズくても「あ~おいしいなあ」とは言うものです。
自分の手料理が果たして彼氏に出しても問題ないかどうか、まずは身近な人に実験台になってもらって、それから彼氏にふるまったほうが、この手の誰も得しない不幸な事態は避けられるでしょう。
2.「今までの彼女の中で一番君が好き」
しばしば男性って、あんまり好きじゃない相手にも「大好きだよ」とか「愛してる」なんてうそぶくものです。
実は女性もそうしているのかもしれませんが、筆者は男性ですのでその真相はわかりません。が、男性は間違いなく、別に好きでもない相手に「愛してる」ぐらい言える生き物たちです。
たとえば一夜を共にしたときに、なんとなくそういうことを言っちゃうみたいな。
なまじっか同じベッドで過ごしたこともあって、今更嫌いとも興味ないとも言えませんし、そういうことを言ってしまう男性って、特に若い世代にはいるものです。
年齢を経るごとにそもそもそういうことは言わなくなるわけですが、20代前半ぐらいまでは、間を持たせるために「好きだよ」だの「愛してるよ」だの言うのが男性と考えておきましょう。
3.「連休中はいつも仕事で……」
不倫している男性って、意外と多いです。
しかも中には、不倫相手にもそのことを黙っているような悪質な男性なんてのもいます。
以前知人の女性に「彼氏が休みの日に会ってくれないんだけど、仕事忙しいみたいだから我慢してる」みたいな話を聞かされたことがあります。
で、「ん?」となったものですから詳しく掘り下げて話をしてもらうと、土日はもちろん、連休中にもほぼ連絡が途絶えるのだとか。
相手の男性は「世間が休みのときこそ繁忙期だから仕方がない」みたいな話をしていたそうですが、さすがにそれが何年も続いているというので怪しいと思ってしまいました。
その女性には「あなたもしかして、不倫されてない?」とだけ伝えておいたんですが、後日やはりその懸念が現実だったということが発覚したそうで、報告を受けました。
世間が休みの日に繁忙している職業もたしかにありますが、連絡も難しいなんてのはあまりないケース。
連休中に彼氏と会った試しがないという方は、相手が妻帯者である可能性も疑ったほうがいいでしょう。
4.「もう妻との間に愛情はないよ」
続いては、実際に男性パートナーと不倫をしてるという方が信用すべきではない言葉です。
「もう妻との間に愛情ないし、別れるつもりだよ」とか「妻と別れてお前と一緒になる」系の言葉、それ全部嘘です。
なんとなく不倫しちゃって、なんとなく相手が自分に依存している状況に優越感をおぼえていて、なんとなく言い包めたい。そういう男性がつく嘘ってだけ。
本当は離婚するつもりも、面倒な手続きをする気も、財産分与をする気も一切なく、ただただ時間が経過したら不倫相手と自然消滅したい。そう考えているのが大方です。
大体、不倫するって時点で女性に対して真摯な向き合い方をしていないこと丸わかりですので、この手の発言は百発百中で嘘とおぼえておきましょう。
おわりに
絶対に信じるべきではない男性たちの言葉も、状況別に色々とありますが、今回は中でもいち男性から見ても「嘘に決まってるじゃんそんな言葉」というようなものを挙げてみました。
彼女の手料理を嘘で「おいしい」って言っちゃうことを発端として、男性って相手を傷つけないための嘘を習得しているケースはあります。
さらには自分が傷つかず、いいように女性を利用するために嘘をつく男性って存在にまで派生しちゃう場合もあって、こっちのほうが厄介ですが、嘘つきという点ではどちらも一緒。
嘘って人間だれしもどっかしらでつくものですが、利己的な理由で嘘をつきまくる男性と仲良くなっても大変なので、せいぜい何を言われても「どこまで本当のことなんだか」ぐらいに思っておくほうがいいですね。
(松本ミゾレ/ライター)