男友達に単なる友人以上の感情を持っている人もいるのではないでしょうか。
しかし、難しいのが友達以上恋人未満の関係にはなれても、それ以上に進展させること。
友達からのスタートなだけにお互いに一歩踏み込むタイミングに迷うもの。
今回は実際のエピソードを見て、友達以上恋人未満から抜け出す方法を考えましょう。
1.女の子っぽさをアピール
男性が「とりあえずキープしよう」と思うのは「便利だから」です。
いまの彼女とは、もともと仲の良い友達といった関係でした。
彼女は細かいことにこだわらない性格で、よくいえば大らか、悪く言えば大雑把な性格って感じの子。
気を使わなくていいので、あまり女子って意識しないで気楽に付き合える友達でした。
そんな関係に変化が訪れたのは、彼女が急に女子っぽさを押し出してきたときからです。
アクティブさ重視のボーイッシュな服装が、女子っぽいワンピースや、ボディラインを強調するような服を着るようになりました。
なにをするにも大雑把だったのに、急にひとつひとつの所作が丁寧にもなったんです。
友達としか思っていなかった相手が急に「いい感じの女子」になってしまいました。
そうなると急に可愛く思えてきてしまって……。
ふたりきりで食事をしているときに告白をしました。
あとから告げられたのですが、付き合いが長くなるにつれて彼女は僕を恋愛対象として意識していたみたいで。
でも僕が友達としてしか見ていないようなので、女性らしさを強調してみたそうです。
すっかり彼女の作戦に乗せられましたよ（Yさん・25歳男性／営業）
2.嫉妬心を煽られた
自分と彼女はお互いに惹かれ合っているのに、友達以上恋人未満の関係から抜け出せずにいたんです。
自分は完全に彼女を友達以上に見ていましたし、彼女のほうも、「好きでいてくれるはず」って思いつつも、確信が持てずに告白する勇気が出ませんでした。
そんな自分が一歩進むきっかけになったのが「嫉妬心」です。
彼女が「最近職場の◯◯さんに告白された」とか、「学生時代の男友達と会う」とか、別の男性の匂いをチラつかせてくるようになりました。
自分は話を聞いて嫉妬心を煽られて、気持ちが燃え上がってしまったんです。
「早くしないと取られてしまう」と気が焦って、すぐに告白をして自分の彼女になってもらいました。
本人に聞いたわけではありませんが、なかなか行動しない自分に対する牽制だったんじゃないかと思います。
嫉妬心を煽られて、「ほかの男と仲良くしてほしくない」って気持ちが自分の背中を押してくれました。
逆に怒ってしまうケースもあるとは思いますけど、自分には効果的でしたよ（Kさん・26歳男性／サービス）
3.素直に伝える
僕はいまの妻と恋人同士になる前は、妻のことを「なんでも話せる親友」だと思っていました。
異性としてまったく意識していなかったので、ふたりきりで遊びに行ったり、お酒を飲んだりするのも抵抗ありませんでしたし、お互いの自宅に泊まるようなことも頻繁にしていました。
周囲からは「お前ら付き合っているだろ」なんていわれましたが、今になって考えると男女がそこまで親密だとそう思われるのは当たり前ですよね。
そんな妻との関係が変わったのが、僕の自宅でふたりでお酒を飲んでいるとき。
「わたしは友達としてじゃなく、恋愛対象としてあなたが好き」と告げられたんです。
「ずっと好きだった」と言われました。
親友だと思っていたのは僕だけで、妻はずっと恋愛感情を持って付き合っていたんです。
その時点で僕も急に異性として意識するようになって……。
「こんなに大切に思える女性はほかにいない」と気づくことができました。
それからは恋人同士になって数年後にゴールイン。
いまは夫婦として幸せに暮らしています。
僕みたいに鈍感な男もいるんです。友達以上恋人未満の関係を抜け出したいなら、はっきり気持ちを伝えるのも大切ではないでしょうか（Sさん・30歳男性／自営業）
まとめ
今回は友達以上恋人未満の状態から抜け出したエピソードを紹介しました。
曖昧な関係から抜け出すヒントが見つかったのではないでしょうか。
友達以上恋人未満から抜け出したいときは、現状を変えるために行動をすることが大切です。
相手がこちらの感情に気づいていないときもあります。
そんなときは、ストレートに気持ちをぶつけると、突破口が見つかるでしょう。
（大船くじら／ライター）
