異性であったとしても、思わず嫉妬してしまうような魅力的な人っていますよね。
性別に関係なく、「この人にはかなわないな……」と思うような人間性の良さを目の当たりにすると、その感情は憧れに変化してきます。
そこで今回は、男性にとって、思わず嫉妬するような女性には、どのような特徴があるのか、ご紹介していきたいと思います。
男性が嫉妬するほどの魅力で、自分自身を輝かせることができるかもしれませんよ。
「打たれ強さ」がある
「同期の女性ですが、仕事でミスがあり上司から怒られて、もへこたれずに挽回しようとする姿が好きです。間違った部分をノートに書いて見返していることにびっくりしました。逃げない強さを見習いたいです」(男性/26歳/セールス)
人から叱責されることは、自信を失うし逃げ出したくなりますよね。
それを乗り越えようとする姿勢は、男性にとって心強さを感じるし「こうありたい」と思えるもの。
職場にこんな女性がいると、仕事に対して心の張りも感じます。努力で育つ「打たれ強さ」は、男性をポジティブに刺激するのですね。
「素直さ」が羨ましい
「長い付き合いの女友達で、友人が仕事で成功したり結婚したりするのを素直に『おめでとう!』と言えるのが羨ましいです。僕はどうしても自分と比べてしまい、ひねくれて『がんばってね』くらいしか言えないので……」(男性/30歳/営業)
身近な人が幸せになる姿は、祝福してあげたいともちろん思うけれど、一方で卑屈にもなってしまいますね。
自分が言えない「おめでとう」を口にできる女性は、その素直さが羨ましく「言えない自分」を見ると男性は思わず嫉妬するのですね。
こんな女性が近くにいると、自分の弱さを考える良いきっかけにもなります。
「いつも機嫌が良い」から楽しい
「嫉妬するといえば、いつも機嫌が良くて明るい姉。彼氏と別れたときも家族に八つ当たりみたいなのをしないし、見えないところで落ち込んでいると思うけど、精神的に自立しているのがすごいです。俺は不機嫌なときも家族についぶつけてしまうので、見習いたいですね」(男性/28歳/金融)
一番身近な存在である家族には、甘えてしまって機嫌のままに振り回すこともあるでしょう。
それをしないのは、家族であっても大事にしたい人間であると境界線を引いているからです。
心が自立している女性の姿は、男性にとって背筋が伸びるような良い緊張感を与えてくれます。
「共感力の高さ」に救われる
「仕事で失敗したときに、ずっと電話で愚痴を聞いてくれた女友達。『わかるよ』『そう言われたらつらいよね』と共感してくれて、本当に救われました。後になって、俺にはない懐の深さに悔しさと羨ましさを覚えましたね」(男性/34歳/教育)
女性は共感力が高いとよくいわれますが、他人の心に寄り添うにはエネルギーが必要であり、それがわかるからこそ男性は羨ましいと思います。
寄り添ってもらってわかるありがたさは、自分には難しいと思えば悔しさも湧いてきますよね。
でも、その存在のおかげで「自分も」と思えることも、男性は理解しています。
さいごに
男性が思わず嫉妬してしまう女性には、心が豊かで包容力があり、成長のために努力を惜しまない力強さがあります。
それは自分を大切にしたい証拠であり、前向きな人間性が男性にとって大きな魅力です。
嫉妬は憧れと同じ、「こうなりたい!」と思える女性に男性は深い関心を寄せます。
(ひろた かおり/ライター)