何度かデートをした結果、話も合うし、結構いい感じの関係にまで発展しているのに、なかなか向こうから「付き合おう」という5文字が飛び出さない……。
そういうことってありませんか?
男性って積極的なタイプもいれば、消極的な人もいます。今のご時世、後者のほうが多いのかもしれません。
なにせそこまで恋愛に能動的に動くような人ばかりってわけでもありませんし。
チャンスはあっても腰を上げない。そんな男性は筆者の身の回りにも多いですし、考えてみれば僕自身も若いころは日和ってしまい、告白しないまま相手の好意に応じない失礼ムーブをとったこともありました……。
何故男性は告白しない? できないのか? 今回はその理由をいくつか紹介していきましょう!
その上で、そういう男性から告白されるための秘訣も、ちょこっと説明したいと思います。
告白しない理由1「今の関係性で十分」と思っている
男性の中には、極端な環境の変化を好まないタイプもいます。単純に草食系ってわけでもなく、物事の変化を面倒に感じるような人ですね。
こういう人はずっと同じ仕事や趣味を一途に続けるような傾向があり、良い意味でブレません。ただ、そのブレのなさが恋愛においては悪い方向にかじ取りをするんですね。
「俺はこのままの関係性でも楽しいや」と、デートはするけどお付き合いはしないという関係を好むようになります。
つまり、「付き合ったらもっと楽しいんだろうな」とは思わないタイプってことですね。
告白しない理由2「万が一振られたら恥ずかしい」と思っている
失敗をすることを恐れる人っていますよね。
恋愛においてはそもそも、失敗がないまま経験を重ねることが話なのに、その必要不可欠な失敗を恐れるがあまり、歩き出せないという男性もいます。
無駄にプライドが高いということもあるでしょうし、自分に自信がなく、これ以上自信を損ねたくないという自衛の本能から、そう感じることもあるでしょう。
このようなタイプは恋愛をするのも一苦労。でも、そういう男性を好きになっちゃった女性は、もっと苦労するでしょう(笑)。
振られたら恥ずかしいと思っちゃうような、その心の足かせを外してあげるのって、なかなか難しいものです。
告白しない理由3「告白してくれないかな~」と思っている
あと、単純に告白するのがめんどくさくて「付き合ってもいいけど、向こうから告白してくれないかな」って考えてる自堕落な男性もいます。
あるいは、付き合ったあとのイニシアチブを握りたくて「お前が告白してきたんだろ!」と言うために、自分からは告白しないって男性なんかもこのタイプに括ってもいいでしょう。
恋愛ってどっちかと言うと男性が攻め手で女性が受け手。
なので男性側がガンガン告白しないと恋愛も成り立たないことが多いんですけども、こういう男性の場合は「たとえそのせいで恋愛経験が少なくても、それはそれでいいや」みたいな諦観を持ち合わせている場合も。
一言で説明すると、この手の男性はひねくれてます。
告白してこない男性から告白されたいなら、説教をせよ!
では、これらの告白しない男性たちから「付き合ってください」という言葉を引き出すにはどうすればいいのでしょうか?
理由は前述のように色々あれど、結局彼らが告白をしないのは自己都合によるもので、そこには「相手のことを考えた上で告白をしないんだ」みたいなものは、まあほとんどありません。
よっぽど年齢が離れているとかだったら、「歳の差がキツいだろうから告白しないでおこう」と思うかもしれませんけど、だったらデートもするなよって話ですね。
ということで、こういう男性から告白されたい場合に有効なのは、説教です。
「いい歳した男と女がデートを何回もして、お互い憎からず思っているからこそ関係が構築されているんだから、なんか言うことあるんじゃないの?」みたいなことを伝えるのがいいでしょう。
「大人なんだから、言うべきことはちゃんと言ってくれよ」という話をしてあげるわけですね。
これを言われると腹をくくるって男性も実際います。
僕も前にこの系統の説教を受けて「そうだね、ごめんね。ちゃんと告白するね」ってなった経験もあります。
説教するのが苦手な女性も多いかもしれないけど、向こうは告白が苦手な男性なわけで、どっちかと言えば告白が苦手な方がダメですから遠慮なく行きましょう!
おわりに
それにしても、告白って勇気が要るものだけど、それも所詮は最初だけなんですよね。
年齢を重ねて恋愛経験も増えていけば、告白なんて別に大したことじゃないと分かるんですが、昨今はその経験が年齢に追いついてない男性も増えてます。
あと、単純に勇気がないんでしょうね。なんかヘタレな男性もよく見かけます。恋愛だけに限らず。
彼らの中では、恋愛をすること。告白をすることのハードルが無意味に上がっちゃってるんでしょうね。
(松本ミゾレ/ライター)