友情を前提に楽しく過ごしてきた男友達。恋愛感情を意識すると、今まで通りにはいかないことが増えてせつなくなったり窮屈な思いをしたり、翻弄されますね。
好きになったと自覚すれば、恋人になりたいと願うのも当然です。
男友達にひとりの女性として見てもらうにはどうすれば良いのか、方法をお伝えします。
「イメチェン」は効果大!
恋愛感情を意識するまでは、ジーンズにシャツにとラフな格好で会うことも大丈夫だったけれど、そのままでは女性らしさを感じてもらえません。
スカートをはいてみる、メイクを変えてみるなど、外見のイメージチェンジは視覚的にわかりやすく、「こんな服も似合うんだ」と男性は新鮮な気持ちになります。
いつも気楽に遊んでいた女友達が急に華やかになると、「何かあったのかな」「好きな人でもできたのかな」と考える男性も多いようです。
外見の印象が変わることで改めて「ひとりの女性」と見るようになり、また男としての自分の振る舞いも意識します。
外見を変えたら、次は言葉遣いや口調も柔らかいものにしていきましょう。
「ガサツでもOK」は友達だからこそで、少し言い方を変えるだけでも「そんな表現をするんだ」「やっぱり女の子なんだな」と新しい受け止め方が生まれます。
恋愛についての話題を増やす
異性の友人と深い恋愛の話は避ける、という人は男女関係なく多いですが、それはお互いに恋愛の相手と意識したくないからです。
自分の恋愛観を口にするのも相手に知られるのも照れくさいもので、男性の場合は特に女性の前で気取りたい気持ちが出てきます。
だからこそ、好きになってもらうなら恋愛についての話題を増やすのが吉。
「付き合うならどんな女性がいい?」などグイグイ質問するのもアリですが、自然と意識してもらうなら「私はこういう男性が好み」と男性の特徴をさり気なく伝えてみると、交際の可能性を想像するでしょう。
どんなお付き合いが理想か、彼女にはどんな振る舞いを望むかなど、今まで出なかった話題に最初は居心地の悪さを感じる男性もいます。
そんな様子が見えたら無理に話を続けずいったんは引いて、男性がリラックスしている状態のときを狙いたいですね。
ふたりきりの時間を変える
好きになった男友達とふたりきりで会う時間があるのなら、これまでと違った過ごし方で彼女としての可能性を意識してもらうのも良いやり方です。
大衆的な居酒屋で飲んでいたのを個室に変えてみる、食事の後はカラオケがいつもの流れだけどあえて「海に連れていって」とドライブをねだってみるなど、ふたりの距離が今までより少しだけ近くなるような時間は新鮮で、男性もドキドキするもの。
気をつけたいのは、いわゆる「彼女ヅラ」をすることです。
男性の持ち物を無断で触ったり外でベタベタとくっついたりと、男性の気持ちを無視した振る舞いは図々しさを感じさせるのでNGと心得ましょう。
それよりも、男性がトイレから出てきたらさり気なくハンカチを渡す、男性の好きそうなお店を調べて「行ってみない?」と提案するような、ふたりでいて居心地が良いと感じる時間を作りたいですね。
さいごに
もともと距離が近い男友達を好きになるのはよくあることですが、恋愛の対象と意識すると急に態度が変わってしまう女性をよく見ます。
何も知らない男性は、「俺、何かしたのかな?」と不安になると離れていってしまうので、ふたりの間に溝を生むような振る舞いは控えたいもの。
「好きな人」になったからこそ、自然体を見てもらえるような自分をまずは意識したいですね。
(ひろた かおり/ライター)