好きだけど別れることにした。
自分なりに考えた結果、どうしても彼との未来を考えられない状態に入ってしまうことはたびたびあります。
どんな未来を選ぶのも自分自身。いつかまた時間が経って今を振り返ったとき「あのときの選択肢は間違いではなかった」と思えるように、自分の幸せは自分自身で思い描きましょう。
心の声が叫ぶ「何か違う」はすべての答え
彼と一緒に過ごしている中で彼に対して「何か違う」と思うなら、それはすべての答えです。どうしてなのだろうと考えても、もう本能的に彼を受け入れなくなっているのでしょう。
今まで自分なりに我慢してきたことがあったのかもしれません。あるいは、もう2人の未来がみえていないのに一緒にいようと努力しているからかも。いずれにしても「何か違う」と一度でも思ったら、それ以上は前に進めません。
2人の方向性に大きなズレと違和感
彼のことは好きだけど、ときには別れを覚悟しなければいけません。それは2人の方向性が大きくズレてしまったときです。
たとえば彼は真面目で優しく問題がなかったとしても、自分は仕事を優先したいと思っていても彼が1日でも早く家庭をもつことが夢なら、すでに今の時点で大きなズレが発生しています。
軌道修正が可能かどうかは2人次第。本来なら彼には「子どもが生まれても生まれなくてもそばにいるよ」と言ってほしいところですが、残念ながら多くの男性が自分の計画通りにいかないとわかると別れを選ぶのが現実のようです。
これからどんな困難が待っていようとも夢を叶える道を選ぶ
世の中には大切な夢があって、それらを叶えるために彼と別れる選択肢を選びます。いつの間にか前に進めなくなって、彼の存在が足かせのようにしか思えなくなっている自分に気づくのです。
とはいえ、もしかしたら今のまま彼と一緒にいた方が幸せな未来に辿り着けるかもしれません。夢を叶えるために1人になることはかなりの覚悟を必要とします。
これから先、どんな困難が待ち受けているのかも誰にもわかりません。それでも彼ではなく、夢を叶えることを選んだなら、それ以上は一切後悔しないことが理想の境地に達せます。
好きだけど別れても、これまでの日々は大切な思い出
好きだけど別れた後はしばらく日々の生活に慣れません。今まで頻繁にLINEをやりとりしていた相手がいなくなり、愚痴をこぼす相手もまた1人減ってしまった……。
それでもいつかは「あのときの選択は間違いではなかった」と思える日がきます。
それまでは「別れなければよかったのかな」と思うときは何度もあっても最終的には夢を叶えて自分らしい生き方の確立と幸せの形を実現しているでしょう。
(山口恵理香/ライター)