弱っている時に優しくされると、つい心が動いてしまうもの。
それを利用して「よかったら話聞くよ?」と相談に乗るふりをして、女性を落とそうとする男性がいます。
そんな男性に騙されないためには、彼らの手口を知っておく必要があるでしょう。
今回は弱った女性を狙う、聞き上手な男のテクニックを紹介します。
自分がよく思われるような対応だけ
優しさからではなく、下心で女性の相談に乗ろうと考える男性の目的は「女性の気持ちを自分に向ける」ことです。
失恋した傷心の状態や、何かしら悩みを抱えて弱っているところに、優しく話を聞くことで、自分に好意を持たせようとしています。
そのため、女性の話に対して、上辺だけの共感や慰めになりがち。
「気持ちわかるよ」「大変だったね」「悪いのはキミじゃない」など心地よい言葉を並べてくれるでしょう。
そして最後は「癒してあげたい」「俺が守ってあげる」など自分がカッコよく見えるような自分上げのアピールをしてきます。
あくまで、女性を落とすための作戦で、最終的には自分を頼って、離れさせないような状況にさせようとしているのです。
なので、建設的な意見や、手厳しいアドバイスはしません。そんな意見を言って「ありがとう、話を聞いてもらって、立ち直れた」と元気になられたり「厳しいことばかり言う人だな……」と嫌われたりはしたくないのです。
しっかり疑いの目を持って見てみれば、自分が美味しい思いをすることしか考えていない男性の本心が、見えるでしょう。
お酒の席で話を聞こうとする
下心で女性の相談に乗ろうと考えている男性は「弱っている女性の心につけ込んで、自分がいい思いをしたい」というのが本音です。
そのため、自分の欲望を達成しやすいシチュエーション作りに余念がありません。「お酒でも飲みながら、リラックスして話そう」などとオシャレな居酒屋やBARなどに誘ってきがちです。
アルコールが入ると人は開放的な気持ちになり、警戒心がゆるみがち。場合によっては人肌が恋しくなる場合もあるでしょう。
そんな状況で女性の話を聞いて、相手の心を開こうとしてきます。
悩みを抱えて弱っているときに、さらに酔って判断能力が低下した状態は下心で近づいている男性の本性が見抜けなくなるもの。ついつい優しい言葉になびいてしまいます。
「この男は下心だけ」と気づいても、酔っていると「まぁ、いいか」なんて気分にもなりがち。男性はこれが狙いなのです。「イケる」と思えば「場所を変えて飲み直そう」と自宅やホテルへ誘ってくるでしょう。
やたら距離が近い
やましい気持ちがあって、相談に乗ろうと考えている男性は、弱っている女性に寄り添うことで、自分の欲望を達成しようと考えているもの。
女性の気持ちに寄り添う方法として、身体的な距離を近づけたり、ボディタッチを多用したりします。隣り合ってお酒を飲んでいるときなど、体が触れ合うくらいの距離で話を聞くでしょう。
「その気持ちわかるよ」と肩や背中にタッチしたり「十分に頑張っているよ」と頭をポンポンしてきたりします。このような男性は慣れているので、自然にボディタッチしてきます。
触れられてついつい相手を頼れる男性のように錯覚してしまうもの。「気がついたらお持ち帰りされていた」なんて状況になってしまうのです。
まとめ
悩みを抱えて弱っている女性に「よかったら話を聞くよ」なんて近づいてくる男性がいます。
このような男性は、弱っている女性につけ込もうとしているケースも少なくありません。
心が弱っている時に優しくされると、ついついなびいてしまうもの。
下心で優しくしている男性の思惑に騙されないように、気をつけましょう。
(大船くじら/ライター)