こんにちは。沙木貴咲です。
私はこれまで、浮気男・金にだらしない男・ニート男・DV男……と数々のダメ男を渡り歩いてきました。
ただ、最初から完全に騙されていたわけではないんです。
今思えば、「この人、ヤバいんじゃない?」と後戻りできるチャンスが、どの人にも途中であったんです。
つまり、気づきさえすれば、ダメ恋は避けられるということ。
「アレ?」という、ちょっとした違和感を見過ごしちゃいけないんです!
今回は関係が深くなる前に「ダメ男の本性を見抜くポイント」をご紹介します。
彼の本性を見抜けているのに、気づかないフリ
浮気男は、自分が浮気していることがバレるので、親しい男友達と彼女を紹介しません。
そして、金にだらしない男やニート男は、友だちも似たような向上心のない人が多いです。
また、DV男は両親について否定的に語ったり、何かしらのわだかまりを抱えていたりします。
そのため、
「彼が自分の友だちに私のことを紹介してくれない」とか、
「彼の友人や仕事仲間って、ノリがちょっと……」とか、
「彼と両親の関係が複雑そう」
などと彼に対してモヤモヤした瞬間こそ、彼の本性を見抜くチャンスなんです。
この時に冷静に彼を見つめ直せば、幸せな恋ができない原因が明らかになって、恋心も冷めるはず。
けれど、違和感に見て見ぬふりをして、恋心に浮かれてしまえば、ダメ恋まっしぐら……。
あとから深いため息をつくことになるでしょう。
だめんずにつかまる女性のほとんどは、彼のダメポイントに気づいているはず。
重要なのは、理性を失わずに彼を客観視できるかどうかなんですよ。
だめんずを渡り歩く女性が陥りがちな落とし穴
ここまで、ダメ男を見抜くポイントを紹介してきましたが、
「そもそもダメ男を引き寄せてしまう女性側の問題」の事もお話していきますね。
ダメ男に傷つけられながらも離れられない女性は、自分自身を過小評価しがちだといえます。
自己肯定感が低かったり、精神的に弱いタイプだったりして、
「私のことを好きになる男性なんて、そうそういない」という謙虚すぎる考え方を持つ人も少なくないでしょう。
あるいは、明らかにネガティブで、「私は幸せな恋が似合わない」と思い込んでいる場合も。
いずれにしても、自分の魅力と価値を正しく把握できていないんです。
そのため、ダメ男性に傷つけられても、「悪いのは私」と自分を責めてしまいます。
悪いのは100パーセント男性なんですが、なかなかそう捉えられず、むしろ「私は彼に生かされている」なんて感じているかもしれません。
自分が不幸な恋をしていると気づくには、彼がダメ男だと知るよりも、自分がいかに魅力的で価値の高い人間かを自覚した方が早いでしょう。
自分を大切にする
自己肯定感が低い人や、ダメ男にもかかわらず依存してしまう人は、自分を大切にできないことが多いです。
周りに合わせてばかりいたり、自己主張できなかったりして、「自分がない」「自分を大切にすること自体を知らない」というケースも少なくありません。
また、こうした女性が自らの価値を高く自覚するようになるまで、それなりに時間がかかります。
「どうせ……私なんて……」というネガティブな思いグセは根深く、それを取り除いて素の自分を解放させるのは、そう簡単なことではないんです。
ちょっとしたことでも自分にご褒美をあげるとか、他人よりも自分を優先させる、思い切った意見を言う、できないことは堂々と断るといった行動を、地道に繰り返していくことが大事。
そうして、自分を大切にする感覚に慣れていけば、だめんずに出会った時に、頭の中ではアラームが鳴るはずです。
冷静に「この人はダメだ」とちゃんと気づけるようになるんです。
ダメ恋をムダにしない
私は数々のダメ恋をして、たくさんのものを失ってきました。
でも、それをすべて闇に葬るのは、あまりにもったいないこと。
ダメな恋をしたから貴重な学びを得たのだと、したたかに「元を取る」意識は必要だと思います。
そうすれば、ダメ恋をした自分に嫌気は差すものの、それを上回る恋の学びを得て納得できるんです。
不幸せにどっぷり浸かった分、幸せに向かって大きな一歩を踏み出せるでしょう。