在宅ワークが増えてきている今、不倫はしにくくなっていると思っていませんか?
そんなことはありません。不倫をする人は、どんな手を使っても不倫を継続させがちです。
M子さんの夫も、在宅ワークにも関わらず不倫を続行していた男性のひとりです。
今回は、M子さんが夫のオンライン不倫を発見してしまった体験談を前後編にわけてご紹介します。
在宅ワーク中のはずの夫。まさかのビデオ通話の内容
大学の同級生だった夫とは、結婚してからも仲がいい夫婦だったと思います。夫は真面目な理系男子で、まさか不倫なんて、絶対にしないと思っていたんです。
でも、そんな考えが間違えだったのだと、夫の在宅ワークがきっかけで知ることになりました。
夫は週に5日在宅ワークでしたが、私の会社は在宅ワークにはならず、私は通常通り会社で仕事をしていたんです。
出勤していたので、家での夫の様子は全く知らなかったんですけど、「通勤電車に乗らないでいいから疲れなくていい」とご機嫌な夫を見て、「いつも帰りが遅かったけど、家で働けるようになってよかったね」と呑気に言っていたくらいです。
でもある日、いつもより早く仕事が終わって家に帰ると、夫がリビングでビデオ通話をしていたんです。最初は会議しているのかな、と思いました。
でも、声のトーンがおかしいんです。
聞き耳を立ててみると、「もう一枚脱いでよ」「なにいってんの。やだー。今度会ったときにね」という信じられない会話が耳に飛び込んできました。
「え、何?」と最初、事態をまったく把握できませんでした。そのあと、もしかしてアダルトチャットってやつ? とも思いました。
不倫相手とのラブラブ会話を聞いてしまった
でもよくよく話を聞いてみると、「夫が」「上司が」「いつものラブホテルに今度いついけるか」などの会話が聞こえてきて…どう考えても、夫が会社の既婚女性とダブル不倫をしているとしか思えなくなったのです。
私はとっさにスマホのボイスレコーダーをオンにし、会話の内容を録音しました。
録音している間にも、「〇〇ちゃんの下着がほしい」など会話のゲスさはヒートアップ。冷静でいられるはずはありませんでした。
しばらく録音したのち、近所のファミレスに出かけて、録音した音声を再生しました。
スマホからは、自分の夫とは思えないほどのゲス不倫の生々しい実態が聞こえてきましたが、なぜだか出会った当初の優しかった夫との思い出が頭をよぎり、悔しくて涙が出てきました。
ひとしきり泣いたあと、今度は怒りがわいてきました。
こんな思いを私だけにさせて許せない。絶対に復讐してやる。
泣き寝入りはしない。私はそう決意しました。ただ浮気を問い詰めるだけじゃだめだ。死ぬほど後悔させてやらなきゃ気が済まない、そう思いました。
それから一週間は、どうすれば一番夫にダメージを与えられるかをひたすら考えました。考えている間、夫にバレないように、夫には笑顔で接しました。
このエピソードは、後編へ続きます!
後編は3月7日(日)20:30に公開予定!お楽しみに!
(今来 今/ライター)