GLAM Editorial

2023.05.30(Tue)

輝く美肌を手に入れる方法とは?シミ・くすみの原因や正しい対処法を解説

「シミやくすみのない真っ白な肌を手に入れたい」

「日差しが強い夏でも、美白を徹底したい」

「日焼けを防ぐために普段からできる工夫を知りたい」

 

このような悩みをかかえていませんか?

昔から「色の白いは七難隠す」といわれている通り、透明感のある白い肌は女性たちの憧れですよね。

 

そこで今回は、シミやくすみの原因や、夏でも輝く白い肌を手に入れる方法について、薬剤師が紹介します。

 

1. 美白の大敵であるシミやくすみの原因とは?

そもそも、シミやくすみの原因はなんなのでしょうか? ここでは、主な原因を2つ紹介します。

1-1. 日焼けによるメラニン生成

シミやくすみの主な原因には、紫外線を浴びることによる過剰なメラニン色素の生成が挙げられます。

 

通常は、メラニン色素がたくさん生成されても肌のターンオーバーによって垢として排出されますが、強い紫外線を浴びると排出が追いつかなくなって肌に沈着してしまうのです。

 

1-2. 乾燥によるくすみ

肌が乾燥すると、ターンオーバーが乱れて古い角質が肌表面に残り、くすんで見えやすくなります。また、肌の水分量が少ないことで肌のキメが荒く見え、くすんだ印象を与えることも。

 

乾燥によるくすみを防ぐには肌の保湿を徹底したり、ピーリング剤で古い角質を除去して、化粧品の水分や潤い成分の浸透を促したりすることもおすすめです。

 

2. 全身美白になりたい方必見! コツコツできるセルフケア方法3選

夏は薄着の季節なので、顔だけでなく、手脚も露出することが多いですよね。服で隠れない分、日焼けしやすいので、コツコツ美白ケアをすることが大切です。

 

ここでは、日焼け止めを塗ることに加えて、毎日意識したいセルフケア方法を3つ紹介します。

 

2-1. ビタミンC配合の化粧品を使う

ビタミンCには、シミの原因であるメラニン色素の合成を阻害したり、肌のターンオーバーを促進したりする働きがあります。

 

とくに、朝出かける前はビタミンC配合の化粧品を取り入れて、肌への紫外線ダメージを軽減させましょう。

 

2-2. 保湿を徹底する

肌が乾燥すると、ターンオーバーが乱れやすくなってシミやくすみの原因になるため、肌の保湿を徹底しましょう。

 

化粧水で肌に水分を入れ込んだら、蒸発しないように乳液やクリームでフタをすることが大切です。

 

ボディクリームを使用して、手脚の保湿も忘れないようにしましょう。

 

2-3. ビタミンCが豊富な食材を摂取する

紫外線によるシミ・くすみ対策には、からだの内側からのケアも大切です。

 

メラニン色素の沈着を防ぐ「ビタミンC」が豊富な食材には、ブロッコリーやイチゴ、じゃがいも、さつまいも、パプリカなどが挙げられます。

 

ビタミンCは水に溶けやすくて熱に弱い栄養素なので、なるべく生で食べたり、ゆでるよりも蒸したり電子レンジで加熱したりして食べましょう。

 

ただし、じゃがいもやさつまいもに含まれるビタミンCに関しては、デンプンで保護されているため、加熱調理しても壊れにくいという特徴があります。

 

3. 美白を目指すには漢方薬もおすすめ!

シミやくすみのない白い肌を目指すためには、日焼け止めをこまめに塗ることに加えて、化粧品や食材からビタミンCを取り入れたり、保湿を徹底したりすることなどが大切です。

 

また、夏の紫外線ダメージを緩和して美肌に近づくためは、からだの内側から働きかける漢方薬の活用もおすすめです。

 

悩ましい肌のシミやくすみの主な原因には、紫外線による過剰なメラニン生成や、乾燥による肌のターンオーバーの乱れなどが挙げられます。

 

きれいな白い肌を手に入れるには、

・血流や水分の循環をよくして肌に潤いを与える

・消化・吸収機能を改善して肌に栄養をいきわたらせる

・肌の新陳代謝をよくする

などの作用がある漢方薬を選びます。

 

漢方薬は根本からの改善を得意としているので、肌トラブルが起きにくい体質を手に入れられるでしょう。

 

ここでは、美白を目指したい方におすすめの漢方薬を2種類紹介します。

 

<美白を目指したい方におすすめの漢方薬>

 

・桂枝茯苓丸料加薏苡仁(けいしぶくりょうがんりょうかよくいにん):血(栄養)を補い、巡りをよくすることでシミやニキビにも働きかけます。比較的体力があり、肩こりやめまいなどがある方におすすめです。(※1)

 

・当帰飲子(とうきいんし):血(栄養)と気(エネルギー)を補うことで肌に栄養と潤いを与え、肌の乾燥を緩和し、かゆみや湿疹にも働きかけます。冷え症の方におすすめです(※2)。

 

漢方薬を選ぶ際の重要なポイントは、自分の状態や体質に合ったものを選んでいるかどうかです。症状や体質に合っていないと効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあるためです。

 

しかし、どの漢方薬が合っているのかを自分で見極めることは、なかなか難しいですよね。最近では、AI(人工知能)を活用した「あんしん漢方」のようなオンライン相談サービスも登場してきました。

 

AIを活用し、漢方のプロが自分に適した漢方を見極めて、お手頃価格で自宅に郵送してくれる「オンライン個別相談」が可能です。ぜひ活用してみてください。

 

あんしん漢方(オンラインAI漢方)

 

 

4. 夏でも輝く白い肌を手に入れよう

日焼け止めや日傘などを活用しても、うっかり焼けてしまうことはありますよね。

 

紫外線を浴びてもシミやくすみが出にくい肌を手に入れるには、ビタミンC配合の化粧品の活用や肌の保湿に加えて、からだの内側からケアできる漢方薬の活用もひとつの方法です。

 

夏でもセルフケアを徹底し、輝く白い肌を手に入れましょう!

 

 

 

 

参考文献

(※1)くすりの適正使用協議会 くすりのしおり「ツムラ桂枝茯苓丸加よく苡仁エキス顆粒(医療用)」

https://www.rad-ar.or.jp/siori/search/result?n=9254

 

(※2)くすりの適正使用協議会 くすりのしおり「ツムラ当帰飲子エキス顆粒(医療用)」

https://www.rad-ar.or.jp/siori/search/result?n=8938

 

<この記事を書いた人>

 

あんしん漢方薬剤師
稲嶺 千春(いなみね ちはる)
北陸大学薬学科卒業後、製薬企業や調剤薬局に勤務。
様々な経験をする中で、対症療法ではなく、漢方による根本治療の大切さを実感する。漢方薬の力をより多くの方に広めるために、漢方のプロがAIを活用して自分に適した漢方薬を選び、お手頃価格で自宅に郵送してくれる「あんしん漢方」で情報発信をしている。
●あんしん漢方(オンラインAI漢方)

 

 

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