台湾の台北市政府観光伝播局が「久しぶり、台北！ 観光キャンペーン」を開始しました。
キャンペーンの日本向け記者発表会には台北市観光大使に就任したビビアン・スーさんも登場。台北の魅力や楽しみ方を紹介しました。
「久しぶり、台北！ 観光キャンペーン」の内容と、記者発表会の様子をお届けします。
ビビアン・スーさんと台北市政府観光伝播局 陳淑慧（チン・ジュクエ）局長
ビビアン・スーが台湾の魅力を紹介
3年前まで日本と台湾は、お互いの海外旅行先としてトップクラスでした。コロナ禍で激減してしまった日本人観光客に台湾の魅力を改めて知ってもらうために「久しぶり、台北！ 観光キャンペーン」では、ビビアン・スーさんが出演するプロモーションビデオなどを通じて台北の文化やグルメ、特産品の情報を発信。2024年にかけて、ファッションウィークやクリスマス、ランタンフェスティバルなど、さまざまなキャンペーン・プログラムを予定しています。
公共交通機関が充実している台北市は、都市部から自然豊かなエリアへのアクセスも良好です。ショッピングやグルメはもちろん、美しい景色に癒されたり、レトロで文化的な街並みを味わったりと多彩な楽しみ方ができます。
ビビアンさんは「台北は街並みがレトロで可愛いところがたくさんあって、写真を撮ると綺麗で素敵！」と話し、「レトロ（という言葉）は今日初めて勉強した。ここに書いてある」と左手に書かれたメモを見せて会場を笑顔にしていました。
ほかにも「台湾は雑貨も可愛い」と台北のショップで帽子を13個も買ったエピソードを披露したり、歴史的建造物に入る際は「水持って入ると怒られるから気をつけて！」と注意したりと、ビビアンさんらしさ溢れる愛嬌たっぷりのトークを展開しました。
台湾のおすすめ観光スポットをふたつ選んで30秒で紹介する場面では、台北ミュージックセンターと台北トップオープンバスを紹介。台北ミュージックセンターについて「素敵なアーティストがいつもここでライブをやっています」とPRした後、同センター担当者にも5秒のPRタイムを提供し、「ちゃんと宣伝したので、いつか私がライブをやるときは20％OFFで」と交渉しました。
記者発表会終盤のフォトセッションでも「写真撮った方は全員台北に来ないとダメですよ！終わったらすぐ（飛行機の）チケット買ってください！」と、終始 ”ビビアン節” で会場を和ませてくれました。
企業ブースと交流会でいただいた台湾フードを紹介
記者発表会のあとはキャンペーン参画企業のブースや特産について説明を聞いたり、台湾フードを試食したりする交流会が催されました。
台北市内に4つのホテルを有する「璞旅（ボウテックホテル）」はスタイリッシュなデザイナーズホテル。レストランやバー、温泉やコワーキングスペースなど共有施設も充実していて、ファミリーからカップル、バックパッカーまで幅広い客層に支持されています。
ビビアンさんが値下げ交渉をした「台北ミュージックセンター（台北流行音楽中心）」は、2020年9月に開業した音楽イベント施設です。
最大5000人を収容できるミュージックホール、200人〜1600人規模のライブハウス4つ、屋外のライブスペース、アート展示をおこなうギャラリースペースがあり、まさに台北の流行音楽の中心地として注目されています。
ブースエリアで一際目を引いていたのは、「臺虎精釀（タイフーブルーイング）」のクラフトビール。彩り豊かでフルーツを使用しているものも多く、どれも個性豊かな味わいです。東京・飯田橋のTAIHU TOKYOでも楽しめます。
台湾で人気のお菓子、「唐舗子（タン・ショップ）」のアーモンドヌガーはお土産にもいただきました。タピオカ入りもあり、独特の食感と甘さが癖になる味わいです。
交流会では世界一のタピオカドリンクを目指す「珍煮丹（トゥルーダン）」のタピオカミルクティー、滷肉飯（ルーローハン）や炒米粉（焼きビーフン）、「台湾綺鶏」の鹽酥雞（イエンスージー／ひとくち唐揚げ）が振る舞われました。珍煮丹のタピオカミルクティーは、東急プラザ銀座で味わえます。
久しぶり、台北！ 観光キャンペーンは2023年9月からスタート
久しぶり、台北！ 観光キャンペーンは、2023年9月下旬に予定されているファッションウィークを皮切りに、2024年2月中旬のランタンフェスティバルまで続きます。
同キャンペーンには航空会社やホテル、旅行会社などが参画しており、航空券が当たったり宿泊料金が割引されたりするなどのキャンペーンも続々と打ち出されていますので、この機会にぜひ「久しぶり、台北」しに出かけましょう！
