いつ起きるかわからない震災や豪雨などの自然災害。最近ではパンデミックも経験し、ますます日常生活の中で備えておくことの重要性を実感する機会は増えましたよね。備えておきたい防災アイテムは、日頃から使いながら備えることがトレンドになっています。そこで今回は、日頃からおしゃれに備えられる防災アイテムを3つ紹介します。
■災害時トイレキットが備わる絵画作品
ドリームホールディングス「sonae 備絵」各33,000円〜(税込) ※アート作品により異なる。
普段はおうちの中の好きなスペース、リビングや寝室、トイレなどに飾っておける絵画作品。災害時や断水時には、絵画の枠に収納されている災害時トイレキットとして活躍します。
提供元の株式会社ドリームホールディングスによると、プロジェクトの立ち上げには、被災経験のあるメンバーが参画。災害備蓄で多くの人が思い浮かべるのは水や食料ですが、盲点の一つがトイレ問題だといいます。内閣府の報告によると、発災後6時間以内に約7割の人がトイレに行きたくなることがわかっています。
自宅避難になっても電気・上下水道などのライフラインが被害を受けると、トイレが使えなくなるのをご存知でしょうか。実際に過去に被災し、避難生活を過ごした人からは、水や食料の不足よりもトイレが流れないことによって溜まってしまう排泄物の処理に困ったという声が多く聞かれるそう。災害時トイレキットの備蓄は、水・食料の備蓄と同等に必須といえます。
sonae 備絵の災害時トイレキットは水なしで排泄でき、排泄物を袋に入れ、固め、ゴミとして廃棄できます。30回分は1人暮らしで約6日分に相当します。
絵画作品は、「関東大震災発生から100年」の節目を迎えることから、「Reborn」と題し、“災害からの復興の希望”をテーマにしたアーティストの描きおろし作品がそろっています。心温まる作品を飾りながら、日頃から防災意識も高まりそうです。
■ソーラーパネルで発電する手乗りサイズのLEDランタン
ランドポート「Medium Warm Light / White Belt」4,290円(税込)
災害時には、電気が落ちてしまい、夜なら真っ暗。電気をつけるにしてもコンセントも使えず、頼れるのは電池式の懐中電灯のみ。乾電池には限りがあるので、持っても数日でしょう。
そんなときに頼りになるのが、この本体のソーラーパネルで発電する、手乗りサイズのLEDランタン。コンセントも乾電池も不要です。
防災時だけでなく、見た目がおしゃれなので、普段のお部屋のインテリアやアウトドア時にも役立ちます。
たたむと厚さわずか1.2cmに、広げたときは1辺が11cmの立方体でコンパクト。生地の網目が中のLED10灯の光を屈折させ拡散することで、まぶしすぎず、効率的にあかりが広がります。
8時間の充電で最大72時間点灯するので、災害時に重宝しそうです。
■普段もアウトドアでも使える可愛いカセットコンロ
「BRUNO カセットコンロミニ」各7,700円(税込)
BRUNOが、ガス機器製品を扱う老舗メーカー「千石」とコラボしたミニサイズの可愛いカセットコンロ。アイボリー、グリーンの2色のニュアンスカラーの色合いとデザインのおしゃれさが魅力です。毎日の食卓はもちろん、災害時にも活躍しそうです。
スペースの狭いテーブルにも置くことができるのも便利です。
小鍋のスープやケトルでお湯を沸かすのにぴったり。土鍋6号サイズの鍋底の直径が10cm以上、18cm以下まで対応しています。
普段から使いながら備えるので、収納スペースも無駄を感じません。しかも災害時の食事もこのカセットコンロがあれば、テンションが上がりそうです。
これらのアイテムなら、防災時だけでなく、日頃の生活も充実しそう。気になるものがあれば、ぜひ取り入れてみてくださいね。