GLAM Editorial

2023.11.16(Thu)

ハワイ旅行が安い時期はいつ?ホテルや航空券の費用相場を紹介

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日本人からもっとも人気の高い海外旅行先が、ハワイです。ハワイを行くかどうか考えている方にとって、一番気になるのは費用面でしょう。なるべく安い時期に、ハワイに行きたいという考えの方もいるはず。

 

そこでこの記事では、ハワイ旅行がもっとも安い時期を紹介します。実際に、1年の航空券代やホテル代を算出しているので、安い時期にハワイ旅行をしたいと考えている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください!

 

グアム旅行者必見
旅行会社のおすすめの選び方

 

 

ハワイ旅行がもっとも安い時期は10~11月

 

結論から言えば、ハワイ旅行がもっとも安い時期は10~11月です。

 

ハワイ旅行で時期によって変動する費用は、主に「航空券代」「ホテル代」の2つです。この2つの費用で安い時期を見てみると、10~11月という結果になりました。

 

意外に、最安値だけを見ると、航空券代にそれほど差はありませんでした。一方で、ホテル代については10~11月が安く、結果的にこの時期がもっとも安い結果となりました。

 

10~11月と言えば、ハワイの雨季に当たる時期です。しかし、雨季と言っても1日中雨が降ることは少なく、南国特有の急なスコールや霧雨が特徴的です。そのため、雨季でもハワイ旅行を十分楽しめます。

ハワイ旅行の費用目安

 

 

10~11月で計算すると、羽田空港~ダニエル・K・イノウエ国際空港を使ったハワイ旅行の費用目安は、4泊6日で1人あたり約24万円~です。

 

項目

費用目安(4泊6日)

航空券代

93,690円~

ホテル代

96,000円~

ESTA申請費

3,140円

現地交通費

4,484円
(ザ・バスのワンデーパス4日間使用で計算)

食費

4万円
(4日分で計算)

お土産代

10,000円

 

ただし、24万円は切り詰めた末の費用であり、ホテルのランクを抑えるなどしています。実際は、ハワイ旅行を楽しくするため、オプショナルツアーに参加したり、より豪華なホテルに宿泊したりする方もいるので、これ以上にお金がかかります。

 

そのため、ハワイ旅行の予算には、ある程度余裕をもっておくことを心がけたいですね。

 

航空券代

 

航空券代だけで見ると、1・2、4~6、8・9月、11・12月がもっとも安い時期で、往復93,690円~でハワイに渡航できます。

 

最安値だけを比較するのであれば、時期による航空券代の差はほとんど見られませんでした。

 

デルタ航空を使えば、9万円台と安価な料金で旅行できます。以下は、羽田空港~ダニエル・K・イノウエ国際空港で、デルタ航空の往復航空最安値を示した表です。

 

<羽田空港~ダニエル・K・イノウエ国際空港の最安値(デルタ航空の往復航空券)>

航空券代

1月

93,690円

2月

93,690円

3月

95,090円

4月

93,690円

5月

93,690円

6月

93,690円

7月

95,090円

8月

93,690円

9月

93,690円

10月

96,490円

11月

93,690円

12月

93,690円

ホテル代

 

ホテルの宿泊費で、もっとも安い時期は10~11月で、4泊6日で1人あたり約96,000円~宿泊できます。7~8月のような高い時期に比べると、1泊あたりで最大1万円弱安くなっています。

 

ワイキキにあるホテルの一般的な価格(1泊)を調べると、次のようになりました。

 

ホテル宿泊代(1泊)

1月

29,417円

2月

29,604円

3月

30,714円

4月

27,388円

5月

28,992円

6月

30,817円

7月

33,690円

8月

34,731円

9月

31,536円

10月

24,242円

11月

24,031円

12月

28,565円

ESTA申請費

 

ハワイはアメリカに属する国なので、90日以内の滞在には、入国にESTA(電子渡航認証システム)の取得が必要です。ESTAの申請費用は21ドル(約3,140円)です※。

 

ESTAは、米国国土安全保障省(税関・国境取締局)のサイトから申請可能です。ハワイ到着日の72時間以上前にESTAを申請することが推奨されています。

 

なお、まるで公式サイトのようなESTA申請断行サイトがあり、こちらで申請してしまうとESTA申請費用に代行手数料を加えた8,690円(税込)で請求されてしまいます。

 

Googleなどで「ESTA」と検索すると最初のほうに表示されるサイトで、知らない方はよく間違えてしまうので、上記のURLから直接申請しましょう。

 

※2023年10月27日のレートで計算

現地交通費

 

ハワイ旅行の交通費は、どの交通手段を用いるかによって異なります。交通手段ごとの費用目安(4泊6日)は、次のとおりです。

 

  • ・レンタカー:2万円程度
  • ・バス/トロリー:ワンデーパス約1,121円

 

レンタカー

ハワイ島内を自由に動きたい方は、レンタカーがぴったりです。レンタカーの費用は、4日で2万円ほどです。

 

ハワイには日本語スタッフが対応してくれるレンタカー屋もあり、英語ができなくても安心して借りられます。

バス/トロリー

ハワイには、島内を網羅してくれる「ザ・バス」が運行しています。乗車料金は、片道大人3ドル(約448円)子ども1.5ドル(約224円)です。

 

さらに、1日乗り放題の「ワンデーパス」は大人片道7.5ドル(1,121円)子ども3.75ドル(約560円)です。3回以上乗車すると元を取れるので、バスを多用する方は、ワンデーパスを購入しておくとお得ですよ♪

 

バスとは別に、ハワイにはトロリーが運行しています。4つあるトロリー路線のうち、ピンク・ラインのみ1日券5ドル(約747円)を販売しています。そのほかトロリーは、全路線で使える1日券を大人25ドル(約3,738円)子ども15ドル(約2,243円)で購入可能です。

食費

 

ハワイの1日の食費は、おおよそ1日1万円です。

 

日本と比べると、ハワイの食費は高めとなっています。もちろん、お店や食事メニューによって料金は異なりますが、ハワイの外食費の目安は次のとおりです。

 

  • ・朝食:1,500円程度
  • ・昼食:2,000円程度
  • ・夕食:5,000円程度
  • ・カフェ:1,000円程度

 

なるべく食費を抑えたい方は、スーパーマーケットやコンビニを活用して、ホテルの部屋などで食べるのがおすすめ!レストランで食べるのに比べて、食費を抑えられます。

 

また、スーパーマーケットなどで食材を揃えて、コンドミニアムで自分で料理すると、かなり食費を節約できますよ♪

お土産代

 

渡す相手の人数や購入する内容によるものの、1万円程度を予算として見ておくとよいでしょう。

 

ハワイには南国雑貨やナチュラルコスメ、バラマキ用のクッキーなど、多様なお土産が揃っています。ハワイのお土産を渡せば、喜ばれること間違いなしです。

 

お土産代を抑えるのであれば、空港ではなく、スーパーマーケットやディスカウント・ショップで買うのがおすすめ!

 

「ホール・フーズ・マーケット」や「ターゲット」などで、安価でお土産が手に入ります。同じ商品でも、空港より安く売られていることも多々あります。

 

また、お土産の予算を決めておくのも、お土産代を節約するコツです。上限を決めておくことで、高いお土産を買ったり、お土産を買いすぎたりすることを防げます。

ハワイ旅行を安く抑える3つのコツ

ハワイ旅行の費用をなるべく安く抑えるコツを3つ紹介します。

①クヒオ通りのリーズナブルなホテルに宿泊する

 

ハワイ旅行で大きな費用となるのが、航空券代ともう1つ「ホテル代」です。ホテル代を抑えることで、旅費も大きく節約できます。

 

ワイキキのメインストリートである海沿いのカラカウア通りには、ショッピングモールや高級ブランド店が建ち並んでいます。カラカウア通りは利便性がよいものの、ホテルの宿泊代も高い傾向です。

 

そこで、ホテルの宿泊におすすめなのがクヒオ通り沿いです。カラカウア通りから1本陸側にある通りで、ロケーションがカラカウア通りに劣る分、ホテルは安い傾向にあります。

 

クヒオ通り沿いには「アンバサダー ホテル ワイキキ」や「ホリデーインエクスプレス ホノルルワイキキ」などのリーズナブルなホテルも多く、1泊1万円台で泊まることも可能です。ホテルの安さを重視するのであれば、クヒオ通り沿いのホテルから選ぶようにしましょう♪

②航空券を安く手に入れる

 

ホテル代とは別に、航空券代も旅費を大きく占める費用です。航空券代を安く抑える方法はいくつかありますが、おすすめは「航空券比較サイト」を使う方法です。

 

たとえば、航空券比較サイトの「Surprice(サプライス)」を使えば、その日程で一番安い航空券が一目でわかるようになっています。

 

画像出典:Surprice

 

各航空会社のサイトから直接予約するよりも、このような航空券比較サイトを使うほうが、航空券を安く手に入れられます。

 

また「航空券+ホテル」のパッケージで予約することで、単体で予約するよりも安く航空券を手に入れることが可能です。

 

エアトリプラス楽天トラベルトラベルコなどのパッケージ予約サイトを利用すれば、航空会社とホテルを自由に組み合わせることができ、格安で旅行できます。

③現地はバスやレンタル自転車で移動する

ハワイで意外にお金がかかるのが、現地交通費です。レンタカーやタクシーを使うとお金がかかるので、バスで移動するのがおすすめです。

 

オアフ島の移動には、島内どのエリアにも行くことができる「ザ・バス」が便利!

 

先ほども紹介したように、ザ・バスは1日乗り放題の「ワンデーパス」を大人片道7.5ドル(1,121円)子ども3.75ドル(約560円)で販売しており、ワンデーパスを使ってバスのみで移動すれば、かなり交通費を抑えられます。

 

 

また、ワイキキとアラモアナを結ぶトロリー(ピンク・ライン)は、JCBカードを提示するだけで無料で乗車できます。ザ・バスと併用して、賢く乗車料金を節約してみましょう。

 

また、バスのほかに、ホノルルにはレンタル自転車「Biki」があります。ホノルル市街地に、約130か所以上の自転車ステーションと、1,000台以上の自転車が設置されています。

 

観光客は、次の料金でBikiを利用できます。

 

  • ワンウェイ:4.5ドル(約673円)…30分まで利用可。
  • ザ・ジャンパー:12ドル(約1,795円)…24時間乗り放題。1回の利用は30分まで。
  • ・ザ・エクスプローラー:30ドル(約4,489円)…300分乗り放題。

 

タクシーやレンタカーの代替手段として、Bikiの利用も検討してみてください。

ハワイ旅行は高い…という方にグアムがおすすめ!

© グアム政府観光局

 

ハワイ旅行は4泊5日で1人あたり24万円~と、学生や若い社会人の方などの中には、高いと感じる方もいるでしょう。

 

そのような方におすすめの海外旅行先が、ハワイと同じアメリカンリゾートのグアムです。ハワイに比べて、グアムは費用面や距離面で優れています。

 

ハワイに比べた、グアムのおすすめポイントを3つ紹介します。

①グアムに3時間半で行ける

 

日本からハワイまでの飛行時間は、行きの飛行時間は約7~8時間半、帰りの飛行時間は約8時間半~10時間です。

 

一方で、グアムは約3時間半で行くことができ、ハワイの半分ほどの飛行時間です。

 

飛行時間が短いということは、それだけ現地で遊べる時間も多いということ。また、グアムは飛行時間が短いので子どもへの負担が少なく、子連れファミリーにも人気の海外旅行先です。

 

なるべく近場のリゾート地に行きたい方は、グアムがうってつけです。

 

参考:グアム旅行は子連れにぴったり!おすすめホテルや観光スポット、注意点も

②日本との時差がたったの1時間

グアムのホテルロード

 

日本とグアムの時差はたったの1時間です。

 

日本とハワイの時差は19時間もあり、日本の朝がハワイでは深夜です。そのため、時差ぼけを起こす方も多く、倦怠感や不眠などの症状を引き起こしたり、滞在中に体調を崩したりする方もいます。

 

さらにハワイは、時差とフライト時間の影響で機内泊が必要で、旅程も伸びがちです。

 

一方で、時差がほとんどないグアムは、到着したその日から楽しむことができ、短い日程で済みます。

 

飛行時間も片道約3時間半と短いので、多忙な社会人でも2泊3日~の短いスケジュールで、十分にグアム旅行を楽しめます。時差ぼけで、翌日に悪影響を残すこともありません。

 

何より、時差ぼけがないので、子どもにも負担が少ないのがグアムの魅力。飛行時間の短さと合わせて、グアムには子連れファミリーに人気な理由が盛りだくさんです。

 

参考:グアムと日本の時差はわずか1時間!標準時やフライト時間なども解説!

③ハワイ旅行に比べて旅費が安い

 

ハワイの時差や機内泊を考慮すると、グアムの3泊4日とハワイの4泊6日は、実は現地の滞在時間で考えるとそれほど差はありません。

<ハワイ4泊6日>

日本ハワイ
1日目午後出発午前到着、自由行動(午後)
※時差ぼけの場合はホテルで休む
2日目自由行動(終日)
3日目自由行動(終日)
4日目自由行動(終日)
5日目午前出発
6日目午後到着

 

<グアム3泊4日>

日本グアム
1日目午前中出発午後到着、自由行動(午後)
※時差ぼけがないので初日から思いっきり遊べる
2日目自由行動(終日)
3日目自由行動(終日)
4日目夜到着自由行動(午前)、午後出発

 

ハワイで初日に時差ぼけしてあまり動けないことを考えると、ハワイ旅行4泊6日とグアム旅行3泊4日で現地で動ける時間はどちらも3日程度であり、あまり変わりはありません。

 

そこで費用を見てみると、ハワイの4泊6日の旅行予算は24万円~ですが、グアムは3泊4日で15万円~楽しめます。

 

ハワイ旅行に比べて、10万円弱費用を抑えることも可能で、費用を抑えつつリゾートライフを送りたい方にはグアムがおすすめです!

 

ハワイよりも体への負担が少なく、短いスケジュールで旅行でき、費用も抑えられる……同じアメリカンリゾートでも、グアムにはこれほど多くの魅力がありますよ♪

 

参考:グアム旅行の3泊4日モデルコースや予算を紹介!実際に渡航した筆者が解説♪

まとめ

ハワイ旅行の安い時期は、10~11月です。航空券代は1年中大きな違いはありませんが、10~11月はホテル代が安く、コストを抑えて旅行をしたい方におすすめの時期です。

 

一方で、ハワイ旅行は切り詰めても4泊6日で1人24万円以上かかるので、人によって高すぎて行けないという方もいるでしょう。その場合は、ハワイと同じアメリカンリゾートで、旅費も安いグアムがおすすめです♪

 

グアム旅行者必見
旅行会社のおすすめの選び方

プロフィール写真(小川 遼)
執筆者

小川 遼

GLAMのトラベルライター。趣味は国内・海外旅行で、時には仕事をしながら旅行することも。国内・海外を問わず多くの旅先を訪れており、豊富な旅行経験をもつ。特にグアムには何度も渡航経験があり、現地のイベントやホテルなどを取材。グアムの魅力を細部まで知り尽くしている。現地での豊富な体験や取材を基に、旅行者に役立つグアムの魅力をお届けします。写真は、2024年にグアムのランニングイベント「ココロードレース2024」に参加した時のものです。

https://www.glam.jp/authors/ryo_ogawa/

GLAMのトラベルライター。趣味は国内・海外旅行で、時には仕事をしながら旅行することも。国内・海外を問わず多くの旅先を訪れており、豊富な旅行経験をもつ。特にグアムには何度も渡航経験があり、現地のイベントやホテルなどを取材。グアムの魅力を細部まで知り尽くしている。現地での豊富な体験や取材を基に、旅行者に役立つグアムの魅力をお届けします。写真は、2024年にグアムのランニングイベント「ココロードレース2024」に参加した時のものです。

https://www.glam.jp/authors/ryo_ogawa/
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