GLAM Editorial

2023.11.21(Tue)

サウジアラビア 2025大阪万博パビリオンの魅力を紹介!サウジを視覚・味覚・聴覚で楽しんできました

 

今回は、2023年11月15日に大阪の堂島リバーフォーラムで開催された『サウジアラビア 2025大阪万博パビリオン』のガラディナーに参加してきました。会場で感じたサウジアラビアの魅力をとことんお伝えします。

 

圧倒!サウジの風景と文化に乾杯

 

会場に入るとまず待ち受けているのが、サウジアラビア王国の写真作品紹介。3mを超える大きなスクリーンに映るサウジアラビアの風景や文化を眺めながら、サウジコーヒーや3種類のドリンクを楽しみます。

今回受け取ったのは、サウジアラビアの伝統的なお菓子、デーツが刺さったおしゃれなサウジコーヒー・ノンアルコールカクテル。

 

サウジコーヒーは、豆を黄金色になるまで炒めて焙煎し、漉さずにそのまま提供。飲むと、コーヒーと言うよりもまるで生姜茶を思わせるちょっと不思議な味わい。ホットでスパイシーなサウジコーヒーと、ココナッツのような甘さのあるデーツとのペアリングは絶妙。

飲み終えて写真を眺めている最中、ふと気になったのがこちらの夜景。

 

 

サウジアラビアと聞けば、砂漠や粘土でできた建築物を思い浮かべる人も多いでしょう。しかし、この大都会を思わせる首都・リアドの美しい夜景を見て、サウジアラビアもどんどん発展を遂げているのだと気付かされました。

サウジを視覚・味覚・聴覚で楽しむ!メインディッシュを堪能

続いて席に案内され、陳列区域政府代表のアルマズヤッド・オスマン氏の挨拶が行われました。

 

 

先日の阪神タイガース優勝について触れると、会場がドッと湧き、参加者が笑顔になって場の空気が和みます。その後、サウジアラビアが掲げる「ビジョン2030」を紹介するムービーが流れ、日本との価値観共有が強調されたところでディナーが運ばれてきました。

 

 

まず一品目は、サウジアラビア風餃子の「マントゥ」をいただきます。皮がちょっと分厚い以外は日本の餃子と似ていますが、羊肉を使っているので大変ジューシー。ソースにはヴィネガーが使われており、スパイシーな味わいです。

 

 

次に運ばれてきたのは、ビーフシチューのような食べ物「ガルサン」です。中に入っているガルサンブレッドは麩のように柔らかくて、子供にも好まれそうな食感。

 

 

まるでインスタ映えしそうな凝った料理は、サウジアラビアのお粥「ジャレーシュ」です。網状の砕き小麦の香ばしさと、優しいお粥の味わい、そして時折現れる炒め玉ねぎの甘さがあり、メリハリが効いています。

 

 

 

食事が一通り終わったら、サウジアラビアの伝統音楽の生演奏。参加者は一通り食事が終わっていることもあり、曲と踊りに聴き入るばかりです。情熱的かつ力強い音楽は、砂漠で生きる人たちのたくましさを表現しているように感じました。

パビリオンの構想を紹介!サウジのこだわりをデザートと共に満喫

食事と音楽で盛り上がってきた頃、ついに本題となる2025年大阪万博に向けたパビリオンの紹介です。

サウジ建築設計委員会CEOのソライマン・アル・スマヤ 博士が壇上に上がり、スピーチを始めます。アラビアのパビリオンは、人々が出会う場「市場」をモチーフにしているとのこと。

 

 

 

会場にはジオラマも用意されていたので、スピーチが終わった後に見に行きました。

 

 

映像ではわかりづらかったのですが、全ての建物の屋根にはソーラーパネルが設置されていて、環境に配慮した「サステナブル」な取り組みが行われています。パビリオンの完成時期は未定ですが、後日知らされるそうです。

 

 

パビリオンの完成を楽しみにしているところで、デザートの「ムハラ」が登場。会場に来て幾度となく口にした「デーツ」のクリームと、紅茶のようにまろなやかなプディング。デザートの甘い余韻に浸りつつ、会場を後にします。

 

 

サウジアラビア 2025大阪万博パビリオンでは、サウジアラビアの魅力を視覚・味覚・聴覚で味わうことができました。サウジアラビアについての知識がなかった筆者にもその素晴らしさが十分に伝わってきたので、2025年の大阪万博の際はぜひサウジアラビアのパビリオンに立ち寄ってみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

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