株式会社Tango Queridoは、アストル・ピアソラの歌劇『ブエノスアイレスのマリア』を12月15日に東京の「座・高円寺2」で再演することを発表しました。タンゴの情熱が織り成す、死と生誕を描いた物語が舞台に戻ります。
イベント概要
イベント名称:歌劇『ブエノスアイレスのマリア』作曲:アストル・ピアソラ
作詞:オラシオ・フェレール
開催日:2023年12月15日(金)
時間:18:30 開演 (18:00 開場)
会場:座・高円寺2 (東京都杉並区高円寺北2-1-2)
チケット:6,600円(前売)、7,000円(当日) ※全席自由
予約方法:チケットぴあ、パスマーケット
チケットぴあURL:https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=2335640&rlsCd=001
パスマーケットURL:https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02cjj9nw7za31.html
作品の背景と魅力
『ブエノスアイレスのマリア』は、1968年にスランプに陥っていたピアソラが詩人フェレールと共作し、スランプから脱却した作品です。全編にわたる悲しみと場末感が特徴的なこのオペリータは、ピアソラのキャリアを語る上で非常に重要な位置を占めています。2021年には日本初のオペラ形式での上演が行われ、大きな成功を収めました。今年の再演では、研究家やミュージシャンが再び集結し、更に深い洞察をもって作品に迫ります。物語の内容と特色
このオペラの物語は、神様が泥酔した日に生まれたマリアが都会に来てバンドネオンに堕落し、死んでしまう悲劇から始まります。彼女の魂は街をさまよい、最終的には新しい命を産むことで終わります。マリアはタンゴそのものを象徴しており、キリスト教の受難と復活の物語になぞらえたメタファーが随所に見られます。この作品は、タンゴの苦難と復活を象徴的に描いており、その深い物語性が魅力となっています。株式会社Tango Queridoが提供する歌劇『ブエノスアイレスのマリア』は、タンゴの巨匠アストル・ピアソラのスランプ脱却の象徴であり、タンゴの魂を象徴的に描いた作品です。この冬、再び高円寺で、情熱的で悲しみを帯びたタンゴの世界が繰り広げられます。
関連リンク
特設サイト:http://tango-querido.co.jp/maria/index.html
クラウドファンディング:https://camp-fire.jp/projects/view/710381?list=projects_popular_page2