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冬はとくに乾燥が気になる季節。パサつきや広がり、髪の傷みに悩んでいませんか?
どのようなケアをすれば美髪になれるのか気になりますよね。
今回は、洗い流さないトリートメントの正しい使い方やタイミング、製品選びのポイントまで徹底的に解説します。
洗い流さないトリートメントの基礎知識
乾燥するのは顔や体だけだと思いがちですが、実は髪の毛も紫外線やドライヤーの熱で傷んでしまいます。
トリートメントは、傷み予防や補修に大切なケアアイテムです。
トリートメントとは「髪を保護する」もの
トリートメントとは、英語で「処置、治療、手当て」という意味。タンパク質や水分などを髪の表面に補給して、髪を保護する役割を果たしてくれます。
髪の毛の主成分は「ケラチン」という18種類のアミノ酸が結合したタンパク質。髪の毛が傷むことで、パサつきや切れ毛・枝毛が発生します。
一度傷んだ髪は、自力で補修できません。基本的には毎日適切なケアをすることで損傷の進行を抑え、ダメージも補修できます。
トリートメントをつけている間はずっと髪を保護してくれるので、洗い流さないトリートメントは日常的に使用すべきケアアイテムです。
洗い流すトリートメントと洗い流さないトリートメントの違い
トリートメントは大きく分けて2種類あります。
- 洗い流すトリートメント:シャンプーをした後につけて洗い流すタイプ
- 洗い流さないトリートメント:タオルドライの後につけるタイプ
2つのトリートメントの代表的な違いは3つ。
- つけるタイミング
- 手軽さ
- メインの役割
洗い流すトリートメントはインバストリートメントとも呼ばれ、お風呂でシャンプーをした後に使用し、再度洗い流すものです。
対して洗い流さないトリートメントはアウトバストリートメントとも呼ばれ、タオルドライした髪に使用します。
洗い流す手間がないので、洗い流さないトリートメントのほうが手軽ですよね。
どちらも保湿成分などが髪の毛に浸透し、補修や保護をしてくれますが、メインの役割が異なります。
洗い流すトリートメントは髪の補修、洗い流さないトリートメントは髪の保護がメインの役割です。
どちらか一方ではなく、どちらも使用することでより高い効果が得られるでしょう。
トリートメントを使用する上での注意点
洗い流すタイプのトリートメントを長時間髪につけることはおすすめしません。
トリートメントを浸透させる適切な時間は5分〜10分です。
長時間つけすぎてしまうと、洗い流すトリートメントの油分が必要以上に髪につき、べたつきの原因になるため注意しましょう。
洗い流さないトリートメントの注意点は3つあります。
- タオルドライ前に使用しない
- 大量につけすぎない
- 頭皮につけない
1.タオルドライ前に使用しない
タオルドライせずに洗い流さないトリートメントを使用すると、髪を保護するはたらきやダメージ補修の効果が弱まります。
洗髪後は、必ずタオルで拭き取りましょう。
2.大量につけすぎない
多すぎても少なすぎても洗い流さないトリートメントの効果を最大限に引き出せません。
適切な量の目安は髪の長さやトリートメントのタイプによって異なります。髪の長さによって目安は変わるため、容器に記載のある使用量目安を参考にしましょう。
3.頭皮につけない
洗い流さないトリートメントは頭皮につけるとべたつきやボリュームダウン、肌トラブルの原因になります。
使用量が多かったり、髪の根元からつけてしまうと頭皮についてしまうため、適量を毛先からつけるように意識してみてくださいね。
洗い流さないトリートメントの種類
洗い流さないトリートメントには、さまざまな種類があります。
代表的なものは5つ。
- ミストタイプ:べたつき・重さが出ないさらっとした質感
- スプレータイプ:さらっとした質感で、スタイリングも可能
- クリームタイプ:保湿や保水に優れ、しっとりとした質感
- ミルクタイプ:水分と油分のバランスが良い、クリームよりやや軽い質感
- オイルタイプ:表面のツヤがでやすく、重めの質感
一つひとつの効果を知り、髪の悩みや、なりたいスタイルによって使い分けることが大切です。
洗い流さないトリートメントの成分とはたらき
洗い流さないトリートメントにはさまざまな成分が配合されています。
よく配合されている主な成分やはたらきと髪への効果です。
トリートメントに配合される成分 | はたらき | 髪への効果 |
コラーゲン | 髪の毛を構成するタンパク質で、丈夫な髪の生成・保湿 | 髪のうるおいを保つ 髪の太さを出す 頭皮の弾力や柔らかさを保つ |
ヒアルロン酸 | 保水力によるうるおい・ハリの保持 | 髪のうるおいを保つ |
加水分解ケラチン | 髪の毛を構成するタンパク質 | ハリやコシを出す ダメージ補修 |
ヘマチン | 髪質が劣化する活性酸素の除去 | 髪や頭皮の補修 ツヤを出す |
シリコン(ジメチコンなど) | 表面のコーティング | 手触りをよくする キューティクルの保護 |
スクワラン | 水分の蒸発を抑制 | 髪のうるおいを閉じ込める |
〇〇オイル、〇〇エキス(植物性) | 保湿効果や表面のコーティング | 髪や頭皮の保湿 |
シリコン、植物性のホホバオイルなどは聞いたことがあるかもしれません。
髪への効果を理解しておくと、トリートメント選びにも役立ちます。
洗い流さないトリートメントと他のヘアケア製品との違い
洗い流さないトリートメントは、髪の内部まで浸透し補修をしながら表面を保護してくれるヘアケアアイテムです。
他のヘアケアアイテムとはどのような役割の違いがあるのか見てみましょう。
- シャンプー:髪の表面についたホコリなどの汚れを落とす
- リンス:髪の表面を整える
- コンディショナー:髪の表面を整える、リンスより保湿効果が高いものもある
- ヘアマスク:髪に潤いを与える点ではトリートメントと同じで、より成分や濃度が濃いものが多い
適切なタイミングで使用すると、より本来の効果を引き出せますよ。
異なる髪質や髪の悩みに応じたトリートメントの種類
髪質や髪の悩みに応じたトリートメントの種類を紹介します。
髪の悩みによって効果の出やすい成分・テクスチャが異なるため、豊富な種類のトリートメントが存在するのです。
- 乾燥してパサつく:保湿効果の高いオイル・クリーム
- ダメージがある:ダメージ補修効果の高いオイル・クリーム
- 細くて柔らかい:髪の保護効果の高いミスト・スプレー・ミルク
- 硬くて太い:保湿効果の高いオイル・クリーム
- うねりやクセがある:保湿効果の高いオイル・クリーム
- 広がりやすい:保湿効果の高いオイル
- 敏感肌:オーガニックトリートメント
- カラーダメージがある方:植物性オイル
敏感肌の人にはオーガニックトリートメントがよいでしょう。一般の洗い流さないトリートメントをつけると首や背中などが荒れてしまう人におすすめです。
カラーダメージが気になる人には、植物性オイル。髪を染めるためには、カラーを浸透させるためにキューティクルをはがす必要があります。
キューティクルが失われた髪はパサつきやすいので、保湿力の高い植物性オイルでうるおいを与えるとまとまりやすくなりますよ。
洗い流さないトリートメントの正しい使い方
洗い流さないトリートメントの効果を最大限引き出すには、正しい使い方を知る必要があります。
基本手順
- タオルドライする
- 適量を手のひらに出す
- 手のひらに伸ばす
- 毛先からつける
- 髪の毛全体になじませる
- コームでとかす
- 髪の毛を乾かす
洗い流さないトリートメントはアウトバストリートメントと呼ばれることからも、お風呂上がりの髪に使用することが多いもの。
正しい使い方のポイントは、「しっかりとタオルドライしてからつける」ことです。
水分を多く含んだままつけても、成分が流れてしまい効果も弱まります。
結果、効果を強めるため大量につけすぎてしまい肌トラブルにつながったり、べたつきが気になったりする原因になるでしょう。
また、髪の毛を乾かす工程は重要です。自然乾燥はダメージの原因になるからです。
雑菌が増えて臭いが発生したり炎症を引き起こしたりするなど、頭皮へのダメージが蓄積してしまいます。
特別なケアをするときのベストな使用タイミング
トリートメントはお風呂上がりに使用するのが一般的ですが、特別にケアしたいタイミングもありますよね。
- スタイリングするとき
- 就寝前
などがあげられます。
1.スタイリングするとき
コテやアイロンを使ってスタイリングする際、直前に洗い流さないトリートメントを使うのは、実はNG。
コテやアイロンは熱を蒸発させて形を作るため、トリートメントで水分を含むと、キューティクルが傷つきはがれてしまいます。
スタイリング前にトリートメントを使用したい場合は、一度髪を濡らしタオルドライしてからトリートメントを塗布しましょう。
しっかりと乾かしてからコテやアイロンでセットすると、少々手間はかかるものの、うるおいのある髪になりますよ。
2.就寝前
普段のトリートメントに加え、寝ている間にもケアできる「ナイトケアトリートメント」があります。
寝る前に塗ることで、ダメージ部分に成分が浸透し広がりやすい髪も翌朝まとまります。
枕との摩擦から保護もしてくれるので、寝ている間に受けるダメージも少なくなりますよ。
トリートメントを使うべきタイミング
日常のケアをしていても、追加ケアすべきタイミングを紹介します。
- 紫外線を浴びたとき
- カラーや縮毛矯正などで髪にダメージがあるとき
- エアコンや暖房で乾燥しているとき
- 湿気で髪がうねるとき
1.紫外線を浴びたとき
紫外線を浴びたときには、頭皮や髪の毛がダメージを受けています。補修成分の多いトリートメントを選びましょう。
また、乾かしたあとにドライヤーで冷風を当てると炎症を起こした頭皮を冷やせますよ。
2.カラーや縮毛矯正などで髪にダメージがあるとき
カラーや縮毛矯正などを施した髪は、薬剤により負担がかかっています。保湿や補修成分に特化したトリートメントを選ぶのがポイント。
縮毛矯正はとくに美容院のメニューのなかでも強い薬剤を使用しているのでトリートメントの使用が必須です。
3.エアコンや暖房で乾燥しているとき
夏や冬は、エアコンや暖房で髪の毛が乾燥します。水分や油分を多く含むトリートメントを使用しましょう。
パサつきがとくに気になる場合は、最も油分を含むオイルがおすすめです。
4.湿気で髪がうねるとき
梅雨時期やじっとりと暑い夏は、空気中の水分が髪に入りうねる原因に。オイルやクリームで保湿することで余分な水分が入り込まず、うねりにくくなりますよ。
キューティクルがはがれ薄くなっているところに水分が入り込んで広がりやすくなるため、しっかりと補修することが大切です。
製品選びのポイント
トリートメント製品を選ぶときに大切なポイントを紹介します。
- 異なる髪質に合わせて製品を選ぶ
- 天然成分と化学成分の違いと利点を知る
- 信頼できるブランドを見つける
- 価格と品質のバランスを見極める
- レビューの読み方や評価の解釈を理解する
一つずつ解説していきます。
異なる髪質に合わせて製品を選ぶ
髪の状態に合わせてトリートメントを使い分けることで、より高い効果を得られます。
- 乾燥してパサつく:保湿効果の高いオイル・クリーム
- ダメージがある:ダメージ補修効果の高いオイル・クリーム
- 細くて柔らかい:髪の保護効果の高いミスト・スプレー・ミルク
- 硬くて太い:保湿効果の高いオイル・クリーム
- うねりやクセがある:保湿効果の高いオイル・クリーム
- 広がりやすい:保湿効果の高いオイル
季節や健康状態などでも、髪の状態や悩みが変わります。
細くて柔らかい髪にミストタイプを使用している人も、湿気でうねりが出てしまうこともあるでしょう。
湿気が気になるときは、保湿効果を取り入れるためオイルやクリームを使用するなど使い分けるのも良いですね。
髪の毛がどのような状態なのかを把握し、足りないものを洗い流さないトリートメントで補うことで、きれいな髪を保てますよ。
天然成分と化学成分の違いと利点を知る
なんとなく天然成分がよいと思いがちですが、実は化学成分にも利点はあります。
天然成分は名の通り自然の中から抽出した成分で、化学成分は人工的に化学物質を合成した成分です。
化学成分で有名なものには「合成界面活性剤」「シリコン」などがあります。
天然成分のメリットは、添加物や防腐剤などが入っていないため肌にやさしいこと。敏感肌の人も手に取りやすいでしょう。
反対に化学成分は大量生産できるため、コストを抑えられることがメリット。気軽に手に入るのは化学成分のおかげでもありますね。
信頼できるブランドを見つける
自分にあった成分やテクスチャを選ぶことは大切ですが、どのブランドを選ぶかも悩むポイントの一つです。
有名なブランドでも、自分には合わず失敗してしまうこともあります。
迷ったときは、レビューを参考にして選ぶとよいでしょう。
レビューは実際に製品を使用したユーザーの声です。使用するまでわからない情報があるため、参考になります。
例えば、テクスチャや香りの強さなどのイメージがわきやすく、自分に合いそうか検討できるメリットがありますよ。
価格と品質のバランス
価格が品質に見合っているのかを判断するのは難しく、つい高ければ効果があると思いがちです。
ですが、ほぼ同じ成分で低価格を実現している製品もあります。
例えば、ダメージが気になる場合は加水分解ケラチンやヘマチンが配合されている製品の中で比較してみましょう。
また、その中でもコスパのいい製品を選びたい場合は1mlあたりの金額で比較すると判断しやすいですよ。
レビューの読み方と評価の基準
レビューの読み方にはコツがあります。
- レビュー件数
- 自分の髪質に近いかどうか
- 悪いレビュー
1.レビュー件数
レビュー件数が1、2件だと判断材料としては物足りません。
何十件も見る必要はありませんが、数件のレビューには目を通しましょう。自分のイメージと大きな違いがないか確かめられます。
2.自分の髪質に近いかどうか
非常に高い評価を得ていても、自分と違う髪質の人が書いたレビューでは評価も変わってきます。
レビュー内に髪質を記入してくれる人もいるので、自分の髪質に近い人のレビューを見つけて参考にするとよいでしょう。
3.悪いレビュー
購入した人すべてが良い評価をつけることはありません。悪いレビューを見て、妥協できる点かどうかをチェックするのは有効な方法です。
「香りが物足りなかった」というレビューがあっても、香りの控えめなトリートメントを選びたい場合には問題ないということです。
また、レビューは星5つの評価で表される場合があります。購入検討する際には、総合評価が星4つ以上だと「評価が良い」と感じる人が多いという意識調査の結果もありますよ。
参考:クロス・マーケティング|「オンライン上の口コミ利用に関する実態調査」
星4つ以上、かつ内容を見て決めると購入前のイメージとの差異を減らしてくれるでしょう。
おすすめの洗い流さないトリートメント3選
『ラサーナ』ヘアエッセンス(150ml)/5,280円
水を一切加えていない、美髪成分のみで作られたオイルタイプのヘアエッセンスです。保湿効果が期待できるオリーブ果実油、ローヤルゼリーエキスや水分の蒸発を抑えるスクワランなどが配合されています。髪が硬くて太い人やうねりやすい人におすすめです。
【使用方法】
- タオルドライした髪に適量をつけてなじませた後、根元から毛先に向かって乾かす
- 冷風で仕上げるとツヤ感がアップ
【目安量】
ショート:1~2プッシュ、セミロング:2~3プッシュ、ロング:3~4プッシュ
『ミルボン』ジェミールフラン メルティバター(100g)/1,645円
ドライヤーの熱でバターが溶け、ドライ後は髪の温度が下がって固まり、まとまった髪を維持するクリームタイプのトリートメント。指通りをよくするシリコンのジメチコン、保湿効果のあるホホバオイル、水分の蒸発を抑えるスクワランなどが配合されています。髪がパサつきやすい人や広がりやすい人の髪をまとまりよくしてくれます。
【使用方法】
- タオルドライ直後にバターを手に取り、手のひらで均一に伸ばす
- 毛先→中間→根元付近の順につけて根元と髪全体を乾かす
- 毛束を少量にぎり、毛先に向かってゆっくりとドライヤーを滑らせるとまとまった髪に
【目安量】
ショート:パール1個分、セミロング:パール2個分、ロング:パール3個分
『ベルーガ』ダメージリペア ヘアミルク(150g)/1,662円
髪内部から表面まで補修し、うるおってまとまるミルクタイプのトリートメントです。ダメージ補修の効果がある加水分解ケラチンや、髪のうるおいを保つヒアルロン酸、保湿効果のあるアシタバ葉/茎エキスなどが配合されています。ダメージが気になる人や細くて柔らかい髪を健康な髪に導きます。
【使用方法】
- タオルドライ後、適量を手に取り毛先中心になじませる
- ダメージが気になる部分に重ね付けしてから乾かす
【目安量】
ショート:1~2プッシュ、セミロング2~3プッシュ、ロング3~4プッシュ
効果を最大限に引き出すための追加ケア
洗い流さないトリートメントの効果を最大限に引き出すには、追加ケアが効果的です。
日常でできる追加ヘアケアの方法や、シャンプーなどの選び方を詳しく解説します。
トリートメントの効果を補完する日常のヘアケアの方法
トリートメント効果を補完するには、追加ケアが有効です。
- 洗髪前にブラッシングする
- シャンプー前の予洗いを徹底する
- 水分をしっかり切る
- 洗い流さないトリートメントを塗ったら髪を握って浸透させる
- 蒸しタオルやヘアキャップをかぶってさらに浸透させる
蒸しタオルやヘアキャップは、10分以内でも効果が高まるので、肌や体の保湿を行っている間などに使用するとよいでしょう。
シャンプーやコンディショナーの選び方
シャンプーやコンディショナーを自分に合ったものに変えることで、効果をさらに高めてくれます。
シャンプーの選び方
シャンプーの種類は大きく分けて3つです。
- アミノ酸系シャンプー:髪が硬い人・乾燥しがちな人向け
洗い上がりがやさしく、保湿効果もあるが、洗浄力が弱い、髪が細い人はボリュームが出ない
- せっけん系シャンプー:油分が多めな人・敏感肌の人向け
毛穴汚れまで落とせて、低刺激で肌に優しいが、頭皮が乾燥しやすくなったり、髪がゴワゴワしたりする
- 高級アルコール系シャンプー:油分が多めな人向け
泡立ちがよく、洗い上がりはすっきりするが、洗浄力が強いため、肌荒れする可能性がある
髪質や肌質を考慮して選んでみてくださいね。
コンディショナーの選び方
トリートメントと同じく、髪質・髪の状態・なりたいスタイルに合わせて選ぶとよいでしょう。
- ダメージ毛:補修成分入りのもの・ドライヤーなどの熱から保護の役割するシリコン配合のもの
- やわらかい・細い髪:ボリュームアップ・軽さを出すノンシリコンのもの
- 太くて硬い・くせ毛:うるおいを与える保湿成分・オイル成分の入ったもの
- 広がりやすい・乾燥した髪:保湿しつつもべたつかない植物性オイルが入ったもの
- カラーダメージ毛:髪を補修し、保湿できる加水分解ケラチンなどの成分が配合されたもの
コンディショナーと洗い流さないトリートメントの併用で、ダメージが強い髪に対するアプローチができるでしょう。
湿度や紫外線の対策
髪の毛は湿度や紫外線の影響を受けやすいため、雨の日は髪型が決まらず気分が上がらないなんてこともありますよね。
湿度や紫外線への対策をすることで、髪への影響を減らせます。
湿気への対策
- 髪の毛をしっかり乾かす
- トリートメントで内側まで均一にうるおいを閉じ込める
髪の毛を自然乾燥させるとキューティクルが開いたままになり、摩擦などで髪を傷めてしまうため注意しましょう。
また、トリートメントで内側にうるおいを与えることで湿気による余分な水分を吸収しないため、均一に塗ることを意識してみてくださいね。
紫外線への対策
- UVカット対応のヘアオイル・スプレーをつける
- 帽子をかぶる
UVカット成分が入ったオイルで保湿しつつ、紫外線をカットするとともにスプレータイプの日焼け止めも併用しましょう。
さらに、外では帽子をかぶることで頭皮の日焼けを防げます。頭皮が紫外線を浴びると、炎症の原因になり痛みやかゆみが発生したり、乾燥してフケが出たりします。
日常ケアをしていても紫外線によるダメージでパサついてはもったいないので、日焼け対策を徹底しましょう。
よくあるQ&A
洗い流さないトリートメントに関するよくある質問をまとめました。
Q:洗い流さないトリートメントと通常のトリートメントの違いは何ですか?
A:大きく分けて3つの違いがあります。
- 使うタイミング
- 手軽さ
- メインの役割
洗い流すトリートメントはお風呂でシャンプー後につけて洗い流すタイプで、髪の補修がメインの役割です。
洗い流さないトリートメントはタオルドライ後の髪につけて乾かすことで髪を保護してくれる効果があります。
Q: どのくらいの頻度でトリートメントを使用すれば良いですか?
A:毎日使用することで、日々のダメージから髪の毛を保護してくれます。
べたつきが気になる場合は、テクスチャを変えるか頻度を減らして調整してもよいでしょう。
Q: トリートメントを使い過ぎると髪に悪影響はありますか?
A:容器に記載のある適量以上に使用してしまうと髪がベタつく場合があります。
頭皮につくと毛穴も覆われてしまうため毛穴詰まりの原因になり、ニキビや炎症を起こしかねないから十分注意してください。
Q: どのようにして自分の髪質に合ったトリートメントを選べば良いですか?
A:成分やテクスチャに注目して選ぶとよいでしょう。
- 乾燥してパサつく:保湿効果の高いオイル・クリーム
- ダメージがある:ダメージ補修効果の高いオイル・クリーム
- 細くて柔らかい:髪の保護効果の高いミスト・スプレー・ミルク
- 硬くて太い:保湿効果の高いオイル・クリーム
- うねりやクセがある:保湿効果の高いオイル・クリーム
- 広がりやすい:保湿効果の高いオイル
Q: トリートメントの使用後にヘアスプレーやワックスを使っても大丈夫ですか?
A:問題ありません。
むしろトリートメントで髪の状態を整えてからスプレーやワックスをすることで、きれいな形や質感を保てます。
Q: シャンプーの後、コンディショナーを使ってからトリートメントを使うべきですか?
A:コンディショナーとトリートメントは同じ効果を持つものも多いため、毎日併用する必要はありません。かなり傷んだ髪の集中ケアとして併用してもよいでしょう。
どちらにも内部まで成分を浸透させ、傷んだ部分を修復してくれる効果があります。
Q: 洗い流さないトリートメントの効果はどれくらい続きますか?
A:基本的にはつけている間ずっと効果が続きます。
ですが、長時間紫外線を浴び続けたり、エアコンで乾燥することで追加ケアが必要な場合もあります。
まとめ|洗い流さないトリートメントを日常に取り入れて美髪を手に入れましょう
洗い流さないトリートメントの正しい使い方やタイミング・製品選びのポイントを詳しく解説しました。
毎日トリートメントを使用して傷みを予防・補修することで、美しい髪へと近づきます。
普段から髪の状態を意識して、ケアを楽しんでみてはいかがでしょうか。ぜひ自分に合うアイテムをチェックしてみてくださいね。