グアム旅行では、パラセーリングやジェットスキーなどのマリンアクティビティは必須です。グアムでは、その海の美しさを活かして、多くの催行会社がマリンアクティビティを実施しています。
その中でも、さまざまなマリンアクティビティを遊び放題で楽しめる、魅力的な施設があります。それが「グアムオーシャンパーク」です。グアムオーシャンパークは2つのプライベートビーチを有し、多様なマリンアクティビティを何度でも体験できるサービスを提供しています。
今回、筆者はグアムオーシャンパークに訪れ、その様子を見てきました。現地で感じたことを基に、グアムオーシャンパークの魅力やおすすめマリンアクティビティ、アクセス方法などを紹介します。
目次
グアムオーシャンパークってどんなところ?3つの魅力を紹介!
グアムオーシャンパークは日本人観光客にも人気の高い施設です。実際、筆者がグアムオーシャンパークのメインビーチに訪れた際、多くの日本人観光客グループを見ました。
グアムオーシャンパークの主な魅力を3つ紹介します。
①マリンアクティビティが1日中遊び放題!
グアムオーシャンパークは、グアム最大級のマリンアクティビティ施設です。パラセーリングやジェットスキー、バナナボートなど、グアムでも人気のマリンアクティビティが遊び放題です。
グアムオーシャンパークでは、数々のマリンアクティビティを、フリーパス(200ドル)で何度も体験できます。ここまで、多様なマリンアクティビティを1日に体験できる施設は、グアムでそうありません。
時間内に何度でもマリンアクティビティを体験できることを考えると、フリーパスは非常にコスパがよいといえます。
②プライベートビーチなので安心・安全!
グアムオーシャンパークのビーチは利用者のみが利用できる、プライベートビーチです。
もちろん、公共ビーチのタモンビーチやガンビーチなどもすばらしいのですが、プライベートビーチであるグアムオーシャンパークは、混雑や喧騒が少なく快適に利用できる点がメリットです。
また、管理者が常にビーチを管理しているため、治安面で見ても安心で、特に小さなお子さんを連れたご家族にとっても利用しやすくなっています。
さらに、グアムオーシャンパークのビーチは遠浅で波が穏やかなので、小さな子どもでも泳ぎやすくなっています♪
参考:グアムの治安はどう?実際に渡航した筆者が注意点を解説♪
③日本語に対応している
グアムオーシャンパークは、日本語対応の施設です。予約も日本語で行えるほか、現地には日本人スタッフが常駐しています。現地の注意書きなども、日本語で記載されているものが多く、英語がわからなくても読めるようになっています。
英語圏のグアムに旅行するとはいえ、英語力に自信がなくて心配な方もいるでしょう。グアムオーシャンパークは日本語対応なので、言語の心配はなく、思いっきりマリンアクティビティを満喫できます♪
参考:グアムで日本語は通じる?実際に渡航した筆者が場所別に解説!
グアムオーシャンパークには2つのビーチがある
グアムオーシャンパークは、「メインビーチ」と「アプラビーチ」の、2つのビーチを有するマリンアクティビティ施設です。基本的にはメインビーチを利用するのですが、アクティビティや海の状況によっては、アプラビーチのほうを利用することもあります。
メインビーチ
グアムオーシャンパークのメインビーチはタムニングにあり、グアム観光の中心地・タモンから車で約10分の距離です。広さ約2,000坪の広大な敷地で、プライベートビーチで穏やかな雰囲気となっており、ゆったりとしたビーチライフを過ごしたい方におすすめです。
メインビーチには売店やロッカールーム、更衣室、シャワールームなど、施設や設備が充実しています。
アプラビーチ
アプラビーチは、タモンから車で約30分の距離にあるセカンドビーチです。メインビーチよりもさらに自然に近いビーチで、南国感をより体験できるプライベートビーチです。
アプラ湾の透き通った海で、シュノーケリングなどのアクティビティを体験できます。
グアムオーシャンパークで楽しめるアクティビティ
グアムオーシャンパークで楽しめるアクティビティをいくつか紹介します。なお、未成年の方がこれらのアクティビティに参加する場合、必ず保護者も同伴でなければいけません。
パラセーリング
パラセーリングとは、モーターボートのエンジンを利用して、パラシュートを凧揚げのように空高く浮かせるマリンアクティビティです。難しい技術を必要とせず、誰でも気軽に空中散歩を楽しめます。
まるで空を飛んでいるような浮遊感を体験でき、非常にエキサイティングなマリンスポーツです。また、上空から眺めるグアムの海は非常に美しく、爽快感と感動で満たされること間違いありません。
なお、グアムオーシャンパークでは、子どもは身長100cm以上の方しかパラセーリングに参加できません。
ジェットスキー
ジェットスキー(水上バイク)とは、高火力エンジンを原動力に、ウォータージェットの推進によって走るマリンスポーツです。日本でジェットスキーを運転するには免許が必要ですが、グアムでは必要ありません。
ジェットスキーの魅力は、なんといってもスピード感です。時速100km近いスピードで海上を走ることができ、爽快感は抜群!運転は意外に簡単で、右手のレバーでアクセルを操作するだけです。シフトチェンジやクラッチなどもないので、説明を受ければ誰でも運転できるようになります。
なお、グアムオーシャンパークでは、ジェットスキーを運転できるのは16歳以上の方のみです。また、16~17歳の方は運転できますが、18歳以上の同伴者の方が同伴する必要があります。
6~15歳の方もジェットスキーを利用できますが、運転はできません。18歳以上の方が運転し、6~15歳の方は同乗という形になります。
バナナボート
バナナボートは、バナナの形をしたゴムボートに乗り、モーターボートやジェットスキーなどで引いて水上を滑走するマリンアクティビティです。波の上をジャンプしたり、急カーブで振り落とされそうになったりと、スリル満点な体験ができます。
バナナボートは通常、3~10人程度で乗ることができ、グループで手軽に楽しみたい方にはバナナボートがおすすめです。
キッズボート
バナナボートの子ども版ともいえるマリンアクティビティが、キッズボードです。バナナボートと同じく、ジェットスキーがボートを引きますが、バナナボートより激しくありません。
そのため、バナナボートの対象年齢は12歳以上ですが、キッズボードは2歳から体験できます。小さなお子さんを連れた方は、ぜひ家族で一緒にキッズボードを楽しんでください!
シュノーケルツアー
シュノーケリングは、マスクとシュノーケル(呼吸用のパイプ)を装着して、水面に顔をつけながら遊泳を楽しむマリンアクティビティです。マスクをつけているので水中でも目を開けることができ、水中にいるグアムの熱帯魚を観賞したり、シュノーケルがあるので長時間水中で泳いだりできます。
グアムオーシャンパークでは、シュノーケリングをツアーで実施しており、ガイドがついているので、安全かつ満足度高めで楽しめます。なお、シュノーケルツアーは、セカンドビーチであるアプラビーチでの実施です。
スクリーマー
スクリーマーは、大きな浮き輪に乗り、ジェットスキーが猛スピードで引いて水上を滑走するマリンアクティビティです。バナナボートと似ているマリンアクティビティですが、スクリーマーは腹ばいの姿勢で乗り、水面ギリギリの視界で海上を滑走するので、また違った爽快感を楽しめます。
スクリーマーは、1~3名乗りで、カップルや夫婦、家族で一緒に乗れます。一緒に素敵な思い出を作れること間違いありません♪
ウェイクボード
ウェイクボードは、ボードでロープを握り、ボートに引かれながら海上を走行するマリンアクティビティです。ブーツに足を挿入し、進行方向に対し足先を横に向けて、海上を滑るようにして走行します。
ほかのアクティビティと比べると難しそうに思えますが、初心者の方も少し練習すれば、海上でボードに乗れるようになります。慣れてくれば、ぜひ波の上でのジャンプなどに挑戦してみてください!
SUP(サップ)
SUP(サップ)とはスタンドアップパドルボードの略で、海上でサーフィンのようなロングボードの上に乗り、バランスを取りながらパドルで漕いで水面を進むマリンアクティビティです。SUPは大人から子どもまで気軽に体験できるマリンアクティビティとして、近年世界中で流行しています。
ボードの上に乗ることで、さも水面の上で立っているような感覚になり、その浮遊感がやみつきになります。また、立ってパドルを漕ぐだけでなく、ボードの上に寝転がって波に体をゆだねる遊び方もありますよ♪
グアムオーシャンパークでは、施設利用者は無料でSUPを体験できます。
参考:グアムでおすすめのマリンスポーツ7選!美しい海を堪能しよう♪
グアムオーシャンパークの施設・設備
グアムオーシャンパーク内にある施設を、いくつか紹介します。
売店(メインビーチ)
メインビーチ周辺にはお店はあまりありませんが、敷地内に売店があるので安心です。カップラーメンや飲料、お菓子、日焼け止め、ビーチサンダルなどが売っています。
水着やビーチサンダルなどは日本から持って行くのがよいですが、現地でお腹が空いたりのどが渇いたりした場合は、ぜひこの売店を利用しましょう。
売店ではアルコール飲料も販売しており、パスポートの(コピー)などの身分証明書を提示すれば購入できます。敷地内で飲むことも可能です。
ただし、お酒を飲むと入場時とは別のリストバンドがつけられ、そこからアクティビティなどに参加できなくなります。アクティビティ参加予定の方は、お酒を飲まないようにしましょう。
ロッカールーム(メインビーチ)
メインビーチの敷地内にはロッカールームがあり、荷物をロッカーに入れてアクティビティなどを楽しめます。ロッカーは十分な数があり、鍵もついているので安心です。
休憩スペース(メインビーチ)
ありがたいことに、メインビーチにはテントつきの休憩スペースがあります。日差しが暑いグアムで、疲れた時などにこちらに座って休憩できます。
お手洗い
メインビーチ内には、もちろんお手洗いがあります。グアムでも珍しくウォシュレットタイプが採用されており、日本人にも使いやすくなっています。
グアムオーシャンパークの料金(おすすめはフリーパス)
グアムオーシャンパークの料金は、次の通りです。
料金 | 内容 | |
フリーパス | 大人:200ドル、子ども(2~11歳):30ドル |
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パラセーリング | 大人:70ドル、子ども(6~11歳):30ドル | アクティビティごとに支払い |
ジェットスキー | ||
バナナボート | ||
シュノーケルツアー | ||
スクリーマー | ||
ウェイクボード | 大人:70ドル | |
キッズボート | 大人:70ドル、子ども(2~11歳):30ドル | |
施設入場のみ | 大人:50ドル、子ども(2~11歳):30ドル |
※すべてに主要ホテルからの送迎やSUP、カヤック、スノーケルマスク、ライフジャケット、浮き輪の貸出しが含まれています。
※2024年6月19日時点の情報です。最新の情報は公式HP等からご確認ください。
上記の通り、グアムオーシャンパークでは、アクティビティごとに料金を支払って体験することも可能です。
しかし筆者個人の意見では、せっかくグアムオーシャンパークに行くのであれば、フリーパスを利用するのがおすすめです。グアムオーシャンパークはマリンアクティビティが充実しているので、1日にたくさん遊んでほしいもの。
大人は3回以上マリンアクティビティを体験するなら、フリーパスのほうがお得です。子どもはフリーパスもマリンアクティビティ単体も同料金なので、大人がフリーパスにするのであれば、子どももフリーパスにしておくとよいでしょう。
グアムオーシャンパーク(メインビーチ)へのアクセス
グアムオーシャンパークのメインビーチへアクセスするには、主に「送迎」と「レンタカー」の2つの方法があります。各アクセス方法について、次から詳しく解説します。
送迎バス(おすすめ)
グアムオーシャンパークでは、アクティビティ参加者について、タモンおよびタムニングの主要ホテルから送迎バスが出ています。後述する通り、レンタカーではややアクセスしにくいのと、無料で利用できる点から、送迎バスでのアクセスがおすすめです。
予約時に迎えのホテルの場所を入力する欄があります※。ホテルにより集合時間が異なるため、以下の送迎バスの時刻表からチェックしておきましょう。なお、帰りのホテルまでのバスは、随時発車となります。
※レオパレス リゾート グアム宿泊者の方は、施設へのお問い合わせが必須です
レンタカー
レンタカーを借りる方にとっては、無料の送迎バスを利用せず、現地集合・現地解散する方法も考えられます。タモン中心部から約5.7km、車で約10分の距離にあります。
ただ、グアムオーシャンパークの入口は裏の路地にあり、少々入口がわかりにくくなっています(筆者はレンタカーで行きましたが、どこが入口かわからず、最初は通り過ぎてしまいました)。地図アプリなどを使って、迷わないように目的地に向かってくださいね。
なお、無料の駐車場が併設されているので、そこに駐車します。
住所 |
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参考:グアム旅行にはレンタカーがぴったり!予約方法や運転ルールを紹介♪
まとめ:グアムオーシャンパークでたくさんのマリンアクティビティを体験しよう!
グアムオーシャンパークは、グアムで最大級のマリンアクティビティ施設です。パラセーリングやジェットスキー、バナナボートといったあらゆるマリンアクティビティを体験できます。プライベートビーチであり、予約なども日本語に対応しているので、日本人観光客も多く訪れる施設です。
また、グアムの主要ホテルから送迎バスが出ており、現地でレンタカーを借りない方も安心してアクセスできます。家族やカップル、夫婦、友達グループなど、あらゆる方が利用しやすい施設なので、グアム旅行の際はぜひグアムオーシャンパークに訪れてみてください!