GLAM Editorial

2024.08.26(Mon)

グアム旅行でタクシーを活用しよう!基本情報や使い方、トラブル対応など解説♪

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日本から約3時間半で行くことができ、日本人から高い人気を誇るアメリカンリゾートのグアム。海外から多くの観光客が訪れるグアムでは、多彩な交通手段が用意されており、その1つが「タクシー」です。

 

タクシーは、慣れない海外での移動で強い味方です。特に、グアム交際空港~ホテル間で、タクシーがよく利用されています。一方、日本のタクシーとは異なる点もいくつかあるので、事前に知っておきたいポイントがいくつかあります。

 

この記事では、グアムでのタクシーの基本情報や空港での乗り方、注意点、タクシー以外に便利な交通手段などを紹介します。グアムでのタクシー利用に不安や不明点を抱えている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください!

 

グアム旅行者必見
旅行会社のおすすめの選び方

 

 

グアムでおすすめのタクシー会社は「Miki Taxi」

 

グアムでタクシー会社と言えば「Miki Taxi(ミキタクシー)」です。上記の画像のような、白と黄色のカラーが特徴で、グアムでもすぐにタクシーと見分けられるでしょう。

 

Miki Taxiは韓国人が経営しており、グアムで最大のタクシー会社です。グアム政府から正式に許可を取って運営しており、島内の全ホテルと契約も結んでいる、信頼性の高いタクシーです。

 

Miki Taxiは、24時間受付可能な電話窓口を設置しています。夜、少し遠くに出かけた時でも、タクシーを手配して安全にホテルまで帰ることが可能です。

 

ちなみに、グアムのタモンで夜にも遊べる屋外型の遊園地「タガダ・グアム・アミューズメントパーク」を運営しているのが、このミキタクシーです。遊園地から遠いホテルに宿泊している方は、ミキタクシーを使って訪れてみてはいかでしょうか。

 

グアムタガダグアム

▲タガダ・グアム・アミューズメントパーク

 

  • ・Miki Taxiの電話番号:+1.671.2444(24時間受付)

 

Miki TaxiのHP(日本語)

 

参考:グアムでおすすめの遊び20選!定番から屋内、子連れ、夜におすすめの遊びを紹介!

グアムに流しのタクシーはいない

グアムには、日本のように流しのタクシーがありません。つまり、タクシーの待機場所などから乗車するか、ホテルのフロントなどに手配してもらう必要があります。

 

グアムでタクシーが待機している場所は、主に次の通りです。

 

 

もし、近くに待機所がない、または待機所にタクシーがいないという場合などは、ホテルのフロントや空港のカウンター、レストラン、ショップなどに頼んでタクシーを手配してもらいましょう。流しのタクシーはいないので、ホテルのフロントなどに頼んで手配してもらうのが基本です。

 

タクシーを手配してほしい場合、以下のような英語のフレーズが役立ちます。

 

  • 「Would you call a taxi, please? I have to go to the airport(タクシーを呼んでいただけないでしょうか?空港まで行く必要があります)」
  • 「Could you get me a cab for Two Lovers Point please?(恋人岬までタクシーを手配していただけないでしょうか?)」 

 

もし、ホテルのフロントやレストランなどでタクシーを手配してもらった場合、お礼としてそのスタッフに1ドル程度のチップを渡しましょう

グアムのタクシーの料金とチップ

タクシーの料金は、日本と同様メーター制です。タクシーの料金は、次のように決められています。

 

基本料金2ドル4セント
最初の1マイル(約1.8km)4ドル
0.25マイル(約460m)ごと80セント
待ち時間2分ごと80セント
荷物代(運転手の手助けが必要な大型の物など)1ドル

 

上記に料金に加えて、チップも渡すようにしましょう。チップは、おおむねタクシー料金の10~15%程度です。タクシー降車時に渡すようにしましょう。

グアム国際空港からタクシーに乗る方法

 

グアム国際空港はコンパクトな作りなので、タクシー乗り場を見つけるのは簡単です。入国審査・税関を抜けて、空港に降り立ったあと、同じフロアの外に出ます。入口は2つありますが、税関を抜けた進行方向に左手に進むと出入口があり、そちらから出るほうがタクシー乗り場に近くなっています。

 

出入口を出たあとに左手に進むと、タクシー乗り場が見えてきます。出入り口を出てからすぐ近くにタクシー乗り場があるので、迷うことはないでしょう。

 

グアム国際空港ではたいていタクシーが待っているので、そこで乗車して目的地を伝えればOK!仮に客待ちのタクシーがいない場合でも、基本的にスタッフが常駐しているので、タクシーの手配をお願いすれば問題ありません。

 

タクシードライバーに目的地を伝える場合は、以下のようなフレーズが役立ちます。

 

  • 「I'd like to go to ○○(○○に行きたいです)」
  • 「Could you take me/us to ○○(○○に連れて行っていただけますか)」
  • 「Take me to this address, please(この住所までお願いします)」

 

参考:グアム国際空港はどんなところ?ラウンジや免税店など徹底解説!

グアムでタクシーを利用する際の注意点

グアムでタクシーを利用する際、いくつか注意しておきたい点があります。知らずにトラブルに巻き込まれる恐れがもあるので、ぜひ旅行前に知識を得ておきましょう!

クレジットカードが使えない

グアムのタクシーでは、残念ながらタクシーを使えません。そのため、必ず現金を用意してから、タクシーを利用するようにしましょう。特に、クレジットカード払いメインのため、アメリカドルをあまり用意していない方は注意が必要です。

 

また、先述の通り、グアムのタクシーではチップを支払うので、その分の現金も用意しておきましょう。降車時に、チップと上乗せして支払います。

 

この際、少額の硬貨を渡すと失礼に当たるので、紙幣を多めに用意しておくのがおすすめです。たとえば、8.5ドルのチップの場合、8ドルか9ドルを渡すようにします(サービスの質に応じて決めてください)。

 

乗車料金を渡す際、以下のようなフレーズも一緒に伝えてみてください。

 

<タクシー降車時に、チップを含めた乗車料金を支払う際のフレーズ>

  • 「This is for you.(こちらをどうぞ)」
  • 「Please keep the change.(お釣りは取っておいてください。)」
  • 「I don't need the change.(お釣りはいらないよ)」


このようなフレーズを言うと便利です。

 

ただし注意してほしいのが、お釣りがほしいのに乗車料金を多めに支払うと、差額がすべてチップだと勘違いされる可能性があります。

 

そのため、チップとお釣りを明確にしたい場合、次のようなフレーズを使うと便利です。

 

<25ドルの乗車料金で30ドル渡したが、1ドルはお釣りで返してほしいケース(4ドルはチップに)>

「Please give me back one doller. The rest is yours.(1ドルはお釣りでください。残りはあなたの分です)」

 

タクシー以外のチップの渡し方などは以下の記事でも解説しているので、あわせて参考にしてみてください!

 

参考:【グアム旅行にチップは必須】相場や渡し方、注意点など解説【払わないとヤバい?】

不法タクシーもある

残念ながら、グアムには観光客を狙った不法タクシーが走っています。不法タクシーとは、Miki Taxiのような許可を受けたタクシーとは異なり、無許可で自家用車などを使って、有償で利用客を運ぶ車両のことです。つまり、日本で言う「白タク」のことです。

 

不法タクシーは無許可で運営しているので、法的な保護を受けられません。また、保険未加入で運営しているので、万が一事故が発生した際に補償を受けられない恐れがあります。

 

そのため、必ず不法タクシーの利用は避けましょう。不法タクシーを見分ける方法として、次のような方法があります。

 

  • ・車両のナンバープレートに「TXI」の表記がある(タクシー業の許可を受けた証)
  • ・ドアに運転者の名前とタクシーナンバーを表記している
  • ・ドアにタクシーの会社名を表記している
  • ・車内に料金メーターが設置されている

 

区別方法でもっともわかりやすいのは、車両のナンバープレートでしょう。タクシー乗車前に、ナンバープレートに「TXI」の表記があるかどうかを必ずチェックしておきましょう。

メーターを動かさないドライバーもいる

Miki Taxiのような合法タクシーであっても、観光客を狙ったぼったくりなども発生することがあります。そのため、タクシーに乗車した際は、必ずメーターが0になっていることを確認しましょう。

 

グアムでは、法律で、乗車してからメーターを0にし、かつ基本料金を設定するように定められています。もし乗車してからメーターが0になっていないまま発車した場合、以下のフレーズなどを使って、メーターを0にするように伝えましょう。

 

  • 「Can you use the meter please?(メーターを使ってくれますか?)」
  • 「Could you switch on the meter please?(メーターを倒してもらえますか?)」

深夜便ならホテルの送迎を使うのが確実

※イメージ

 

グアム政府観光局が推奨するように、深夜便を利用する場合、タクシーではなくホテルの送迎サービスを利用することを推奨しています。なぜなら、ホテルの送迎サービスを使うことで、深夜でも確実にホテルに迎えるからです。

 

深夜便もあるグアム国際空港では、タクシーも待機所にいることがあります。ただし、万が一ほかの乗客がタクシーを使って出払ってしまったり、そもそもタクシーがいなかったりすれば、深夜で空港で立ち往生することになり、非常に困ってしまいます。

 

明るい時間帯なら待機所で待てば来るかもしれませんが、深夜ではそうとも限りません。異国の地で、タクシーが来ないまま、空港で長時間待つのは非常に不安でしょう。

 

もちろん深夜便でタクシーを使うことも可能ですが、グアム到着前にタクシーがいるかどうか不安な気持ちに苛まれるのであれば、ホテルの送迎サービスを利用するのがおすすめです。ホテル送迎サービスは有料で、おおむね片道1人20~35ドルです。

 

ホテルによっては、何泊以上かすることで、ホテルの送迎が無料になるサービスも用意されています。ホテルの送迎の予約は、メールや電話などで行えます。

タクシー以外にグアムで便利な交通手段

グアムには、タクシー以外にも便利な交通手段がいくつかあります。「タクシーが高いのであまり使いたくない」「ぼったくりなどでタクシーを使うのが怖い」という方は、ぜひほかの交通手段も参考にしてみてください!

配車アプリの「Stroll Intl」

▲Stroll Intl

 

グアムには。スマホなどで使える配車アプリの「Stroll Intl」があります。Stroll Intlは、送迎場所と目的地を入力することで、個人ドライバーが送迎してくれる配車アプリです(グアムにUberタクシーはありません)。

 

個人ドライバーが運転するのですが、送迎場所を指定すれば、そこまで迎えに来てくれます。そのため、近くにタクシーの待機所がないような場所でも、個人ドライバーを手配することが可能です。

 

さらに、Stroll Intlの利点の1つが、乗車時点ですでに料金が決まっている点です。送迎場所と目的地を入力するだけで、自動的に料金が決定します。つまり、タクシーのように、ぼったくられることがないのです。

 

アプリにクレジットカードを登録しておけば、車内で支払い作業をすることなく、そのまま降車できます。

 

筆者も何度かStroll Intlを利用したことがありますが「費用はおおむねタクシーと同じ、利便性はタクシーよりも高い」という印象です。

 

「初めての地でタクシーに乗れるかわからない」「ぼったくりが怖い」という方は、タクシーよりも、Stroll Intlがおすすめです。

 

赤いシャトルバス

グアムの赤いシャトルバス

 

赤いシャトルバスは、グアムで運行する路線バスです。タモンを中心に、以下のような場所を結んでいます。

 

 

バスの乗車は、基本的に1回につき7ドル(一部路線で異なる)で、1日券を15ドルで販売しています。

 

時間よりも費用面を重視する場合、赤いシャトルバスで行ける場所であれば、タクシーよりもバスが便利です。

赤いシャトルバスのHP(日本語)

 

参考:グアムのバス「赤いシャトルバス」で旅行を便利に!実体験つきで乗り方を解説!

レンタカー

© グアム政府観光局

 

この記事を見ている方は考えていないかもしれませんが、実はグアムではレンタカーも便利です。レンタカーがあれば、タクシーのように待機場所を探したり、費用を気にしたりする必要がありません。

 

実はグアムでは、21歳以上で30日以内の滞在に限り、日本の運転免許証で運転できます。国際免許証は必要ありません。

 

グアムは道が広く、まっすぐ続く1本道が多いので、海外でありながら非常に運転しやすい場所として知られています。筆者も何度か運転したことがありますが、道が狭くて入り乱れた日本の都心部よりも、格段に運転しやすくなっています。

 

グアムは車社会なので、レンタカーがあると格段に行動範囲が広がります。運転の難易度も高くないので、タクシーもよいですが、ぜひレンタカーに挑戦してみてはいかがでしょうか?

 

ただし、グアムは「左ハンドル・右側通行」「赤信号でも右折可(一部交差点を除く)」「停車中のスクールバスを追い越してはならない」といった、グアム独特のルールがあります。グアムの交通ルールについては以下の記事でまとめているので、あわせて参考にしてみてください!

 

参考:グアム旅行にはレンタカーがぴったり!予約方法や運転ルールを紹介♪

まとめ

グアムでは、特に空港からホテルに向かう際にタクシーが役立ちます。

 

グアムで最大のタクシー会社は「Miki Taxi」で、グアム政府が許可を出しており、グアムの全ホテルと契約を結んでいる信頼性の高いタクシーです。グアムでは不法タクシーもいるので、ぜひMiki Taxiを利用してみてください。

 

また、グアムには流しのタクシーがありません。そのため、待機所でタクシーを探すか、ホテルのフロントやレストラン、ショップなどでタクシーの手配を頼むようにしましょう。

 

ぜひタクシーを使って、すてきなグアム旅行にしてくださいね!

 

グアム旅行者必見
旅行会社のおすすめの選び方

プロフィール写真(小川 遼)
執筆者

小川 遼

GLAMのトラベルライター。趣味は国内・海外旅行で、時には仕事をしながら旅行することも。国内・海外を問わず多くの旅先を訪れており、豊富な旅行経験をもつ。特にグアムには何度も渡航経験があり、現地のイベントやホテルなどを取材。グアムの魅力を細部まで知り尽くしている。現地での豊富な体験や取材を基に、旅行者に役立つグアムの魅力をお届けします。写真は、2024年にグアムのランニングイベント「ココロードレース2024」に参加した時のものです。

https://www.glam.jp/authors/ryo_ogawa/

GLAMのトラベルライター。趣味は国内・海外旅行で、時には仕事をしながら旅行することも。国内・海外を問わず多くの旅先を訪れており、豊富な旅行経験をもつ。特にグアムには何度も渡航経験があり、現地のイベントやホテルなどを取材。グアムの魅力を細部まで知り尽くしている。現地での豊富な体験や取材を基に、旅行者に役立つグアムの魅力をお届けします。写真は、2024年にグアムのランニングイベント「ココロードレース2024」に参加した時のものです。

https://www.glam.jp/authors/ryo_ogawa/
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