GLAM Editorial

2024.08.19(Mon)

うねり髪への対策はコレ!外側じゃなく、からだの内側から対策しよう!

湿度が高くて髪の癖が出やすい梅雨は終わったはずなのに、夏になってもうねる髪の毛に悩まされているという方も多いのではないでしょうか。

うねらない髪の毛を作るためには、外側からのヘアケアだけではなく、からだの内側からのケアが重要です。

うねり髪の原因や、その対策を紹介します。

1. 夏に髪の毛がうねる原因

夏に髪の毛がうねる主な原因は2つです。

1-1. 汗

夏は空気が乾燥しているので、高湿度による髪の毛のうねりは出づらいといわれています。

ただし、暑さによって汗をかいた場合は話が別。

汗に触れた髪の毛が水分を吸収し、膨張して髪の毛の癖やうねりが出やすくなります。

髪の毛はダメージを受けているほど水分を吸収しやすい状態になるので、水分を吸収したまま放置しているとますますダメージが蓄積し、うねりやすくなるでしょう。

1-2. 紫外線やエアコンによるダメージ

夏の強い紫外線やエアコンによる乾燥によって、髪の毛を保護するキューティクルがダメージを受け、髪の毛の癖が出やすくなり、うねってしまうでしょう。

キューティクルが剥がれた髪の毛は、パサつきや切れ毛、抜け毛といったダメージを引き起こすこともあります。

さらに、ダメージを受けた髪の毛はカラーやパーマが取れやすくなることもあるようです。

2. うねらない髪の毛を作る方法

夏のうねり髪に悩まされないためには、以下の方法がおすすめです。

2-1. キューティクルの維持

髪の毛のキューティクルが正常な状態であれば、髪内部の水分バランスが保たれ、湿気や汗によるうねりは出づらいといわれています。

キューティクルを維持し、水分バランスを正常に保ちましょう。

 

キューティクルの維持には、ドライヤーの使い方が重要です。

 

(1) ドライヤーを使う前にタオルで髪の毛を挟み込み、軽くタオルドライをする

(2) 髪の毛全体をブラッシングして、トリートメントやオイルを使用する

(3) 髪の毛とドライヤーを15~20cmほど離し、弱めの温風で乾かす

(4) 髪の毛が乾いた後は、冷風でキューティクルを整える

 

上記のような手順でドライヤーを使いましょう。

2-2. 髪の毛の内部を補修

髪の毛の内部がスカスカだと余分な水分を吸収し、うねり髪の原因になります。

シャンプーの後、髪の毛を補修するコンディショナーの前に、内部を補修するトリートメントを使いましょう。

髪の毛の内部から脂質が失われるとスカスカになってしまうため、脂質を補えるセラミド成分が入ったコンディショナーがおすすめです。

2-3. ヘアケア剤の使用

普段からヘアケア剤を使用し、紫外線やエアコンのダメージから守ることも、うねり髪を防ぐ方法のひとつ。

 

ヘアケア剤には、以下のような違いがあります。

 

・ヘアオイル:熱や紫外線から髪を保護する

・ヘアミルク・ヘアクリーム:髪を補修する

 

髪の毛の傷みが気になる場合は、ヘアミルクやヘアクリームで髪を補修しましょう。

外出前に髪の毛を保護したい場合は、ヘアオイルの使用がおすすめです。

自分で何を使えばいいかわからない場合は、美容師へ相談するといいでしょう。

3. うねり髪対策には漢方薬もおすすめ

ドライヤーの使い方を変えたり、ヘアケア剤で髪の毛を補修したりするのは外側からの対策です。

根本的にうねりが少ない健やかな髪の毛に育てたい場合は、漢方薬の服用によってからだの内側から対策をしましょう。

 

うねりに悩まない健やかな髪を目指す際には「血流をよくして頭皮や髪に栄養や潤いを届ける」「ホルモンバランスを整える」働きを持つ漢方薬の服用がおすすめ。

 

<髪のうねり対策におすすめの漢方薬>

・四物湯(しもつとう)血行をよくすることで、頭皮や髪に栄養を届けるとともに、ホルモンバランスを整えます。(※1)

 

・十全大補湯(じゅうぜんたいほとう):血行をよくして、頭皮や髪に潤いや栄養を届けます。(※2)

 

このような漢方薬を服用することで、外側からのケアだけでは難しい髪質の改善効果が期待できます。

ただし、漢方薬を飲む際には自分の体質に合うものを飲まないと、思わぬ副作用に悩まされることも。

 

そこでおすすめなのが「あんしん漢方」のサービスを利用することです。

「あんしん漢方」では薬剤師が利用者に最適な漢方薬を提案するので、漢方薬の知識がない方でも安心して自分に合う漢方薬を服用できますよ。

 

あんしん漢方

 

4. 髪質改善は内側から行おう!

本格的なレジャーを楽しめる夏も、髪の毛の癖が強く出ているとお出かけ前に憂鬱になってしまいがち。

髪の毛を内側と外側の両方からケアして、お出かけを楽しんでくださいね。

 

 

 

参考URL

(※1)くすりの適正使用協議会 くすりのしおり「ツムラ四物湯エキス顆粒(医療用)」

https://www.rad-ar.or.jp/siori/search/result?n=8921

 

(※2)くすりの適正使用協議会 くすりのしおり「ツムラ十全大補湯エキス顆粒(医療用)」

https://www.rad-ar.or.jp/siori/search/result?n=8540

 

 

 

<この記事の監修者>

漢方

あんしん漢方薬剤師
山形 ゆかり

薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。病院薬剤師を経て食養生の大切さに気付く。

 

牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニューも開発。

 

症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」で薬剤師を務める。

 

 

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