俳優・岸谷五朗とプリンセスプリンセスの岸谷香の長男で、俳優兼クリエイターの岸谷蘭丸(23)が5日、メディア初登場を果たした。
自身のYouTubeチャンネルで「芸能人2世」であることを公表した理由を率直に語り、話題となっている。
これまで「柚木蘭丸」としてユーチューバーやティックトッカ―として活動してきた蘭丸は、5日放送のABEMA「Abema Prime」に生出演し、自身が岸谷五朗と岸谷香の息子であることを明かした。
その後、YouTubeで「今までありがとう。改名します。」と題した動画を投稿。「今後は本名でやっていこうと思います」と語り、これまでの活動名から本名での活動に切り替えると発表した。
蘭丸はこれまで「家庭の事情で本名が出せなかった」と説明し、「親が有名で、いわゆる芸能2世。親の名前に頼らず、自分自身として見てもらいたかった」と心情を吐露。
「親が芸能人であることを隠しながら、ネット上で自分の意見を発信し、自己表現を追求してきた」と明かした。
今回、「2世」を公表した理由については、「自分が立ち上げた事業のため」とし、海外大受験塾「MMBH」や留学プラットフォーム「留パス」について「社会に貢献できるサービスだと自負しています」と意義を語った。
蘭丸の公表には多くの支持が寄せられている。「親の名前ではなく、蘭丸さん個人として応援したい」「若いのに芯のある考え方に尊敬する」など、彼の人間性や活動への評価が高まっている。
早稲田実業中等部を経て、アメリカの高校を飛び級で卒業。その後、イタリアのボッコーニ大学やイギリスのUCLなど名門大学に合格。現在、イタリアの大学で学びながら、教育や多様性に関する社会問題をSNSを通じて発信している。
5日の番組出演では、「結果を出せたからこそ親の名前を公表した」と語りつつも、「マジで怖いですね、どうなっちゃうんだろうって」と率直な気持ちを吐露。「一応(親に)許可は取ってきました」とユーモアを交えてコメントし、多くの共感を呼んでいる。