タレント明石家さんまが、21日放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演。
22日に開催される漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2024」で今回2連覇した令和ロマンについて独自の見解を語る。
番組内では、共演の村上ショージが自動車運転免許を取りに行く話題から、M-1の決勝戦に話が移行。さんまは、「明日やな、M-1(決勝)は」と口にした。
ショージが、「令和ロマンがね。ひょっとしたらまた勝つかも。この間、ゲストで話してたんですけど、『師匠、見てくださいよ』って言われたんです」とエピソードを披露。
「もし決勝の最終決戦に残ったら、『9時半に起こして』って言いましたよ」と、令和ロマンとのやり取りを明かした。
さんまは、「連覇なるかってやつやな」と期待を寄せる一方で、「ただ、審査員の気持ちになると、連覇させたくない気持ちが絶対によぎるねん」と指摘。
「今回は新しい顔を優勝させたいって気持ちがある中で、もちろん実力で点数を付けるけど、去年優勝してることが1点の差を生むこともある。それが結果に大きく影響する」と審査員心理を深掘りした。
さらに、「令和ロマンも大変やろけど、よう2年連続で決勝まで来たな」と称賛。
「M-1は技術と笑いだけじゃなく、戦略も必要なゲーム。4分間の中で流れや構成が勝敗を分ける」と、漫才だけでなく戦略の重要性にも触れた。
これに対して、ショージは「M-1の審査員はすごいけど、R-1の審査員はちょっと分からん」と笑いを交えつつ、自身がR-1で2回戦敗退したことを「アホが審査してた」とぼやき、スタジオを盛り上げていた。