だいぶ遅ればせながらの開けましておめでとうございます!2025年も開けたと思ったらもう2月の頭が見えてきていて、新年早々から時の流れの速さを痛感している私です…
そんな今日は、ちょっと運気が上がりそうな体験をしてきたので、皆様にシェアしたいと思います。
去年中頃から密かに気になっていた場所がありまして、俗にいうパワースポット的なところなんですけど…
そこはお笑い芸人でもあり、心霊・都市伝説系Youtuberでもあるあのシークエンスはやともさんが、「マジで願いが叶った最強お寺」とイチオシしたことでも有名になった、とあるお寺なんです。
過去には、大ファンだったとあるグラビアアイドルに会いたい!という願いが叶ったり、去年は、参拝したその日から、願いに向けて一歩前進できたりと、あまりの効果の速さに引いてしまう程だったんだとか。
そこからこのお寺を深掘りしてみると、「ものすごい強力なパワー」だとか、「願いが叶い過ぎて怖い」なんてワードが出てくる出てくる!あの豊臣秀吉や徳川家康、松下幸之助も熱心に信仰してた、なんて話もあるくらいなので、正直、パワースポットやスピリチュアルの類には疎い私も、今回は思い切って足を運んでみようと思ったわけです(呼ばれたってやつ!?)。
目次
待乳山本龍院とは…
それがこちら、浅草にある「待乳山聖天(正式には待乳山本龍院)」! (http://www.matsuchiyama.jp/index.html)
日本で唯一、ガネーシャの化身である大聖歓喜天様が祀られていて、なんとここ、どんな願いでも叶うとされる(しかも現世で!無条件で!!)、知る人ぞ知るスーパーパワースポットなんです。聖天様は、「人々の願いを叶えてあげることで、世の中の煩悩を一つ減らし平和に導いてこう」というお考えだそうで、「世の平和のため」ということなら、ぜひともお願いを叶えていただこう!と思ったわけです。
何がすごいって、身体健全、夫婦円満、商売繁盛、恋愛成就、家族円満、子育てにご利益があるらしく、、、世にあるご利益が全ーーー部こちらに集約されちゃってるんです!忙しいあなたもここさえ行っとけば…ってやつです!
一説には、この待乳山聖天のご利益があまりにも強すぎることから、家康はカモフラージュに浅草寺を作った、なんて噂もあるみたいですよ。
待乳山聖天のいわれ
待乳山は東京で最も標高が低い山らしく、推古天皇御世の時(593年~628年)に、地中から突然湧き出た霊山のようです。その時天から金龍が降って、山を廻り守護したと伝えられています。それから6年後の夏、この地方が大旱魃に襲われた際に、十一面観音が歓喜天様に姿を変えて、人々を救済したんだとか。なるほど。境内の中に龍がちょこちょこ登場するのは、ここから来てるんですね!
お寺のシンボルの「巾着」と「大根」
境内で至るところで目にするのが、この「巾着」と「大根」のモチーフ!巾着は、事業繁栄、商売繁盛、子孫繁栄のシンボル。大根は、「体内の毒を消す」という身体健全のシンボルと言われているようですが、その形から、聖天様の折れた牙が由来なんて説も。またこの二股大根には「夫婦円満」のご利益があるようですよ!こちらに訪れた際は、隠れミッキーならぬ、隠れ大根と隠れ巾着を見つけるのも楽しいかも!?
お供物は「大根」!?
なんと言ってもこちらのお寺の特徴は、お供え物が「大根」だということ!先ほども書いたように、体内の毒素を出してくれる大根は、聖天様のお働きを表すものとして、供養には欠かせないものになっているそうなんです。なんでも、大根に煩悩を預けて心身を清浄するんだとか。境内の受付にて三百円の大根とお線香が買えるので、私も「絶対に叶えたいお願いごと」を伝えるべく、大根を片手にいざ本堂へお参りに向かいました。
※別場所に、前日にお供えされた「お下がり大根」というものもあり、こちらは持ち帰ることができます。これはなんともご利益がありそう!ということで、私も一本いただいて帰り、その晩煮付けにして美味しくいただきました♪
本堂内でのお参りの様子
本堂の中は、天井に立派な墨画の龍が描かれており(※本堂内は撮影禁止なので、ぜひ生でみに行ってみてください!)、これまたパワーがもらえそうな静寂な雰囲気…(な気がする笑)!聖天様は秘仏のため、実際に見ることはできませんが、身体は人間、頭は像(まさにガネーシャ!)の男女二人が、向かい合って抱き合っているお姿なんだそうです。座って念仏を唱えられている方も数名いらして、堂内にはお守りや絵馬の販売所もありましたよ。
ここでついに!大根をお供えしてお願いごとをするのですが、シークエンスはやともさん曰く、お願いごとは具体的に伝えるのがいいそうです!
浴油祈祷
そしてそしてここでは、お願いごとを更に速やかに祈願してもらいたい方のために、寺務所にて「浴油祈祷」というものをお願いすることができるんです!こちらに申し込むと、本堂で毎朝7日間(希望があればそれ以上)、願い事が叶うようご祈祷してくださいます。この供養法によって、聖天様のパワーがより一層強くなり、無理難題なお願いごとも叶えてくれるそうです。7日間のご祈祷を終えた後は、お守り、もしくはお札を受け取りに行き、身につけると良いそうです。
境内の様子
こじんまりとしたお寺ではありますが、開放感があり、年末の平日にも関わらず常に数組の参拝者がいる様子でした。本堂の他にも子育地蔵、出世観音、稲荷跡尊などお参りスポットもあるほか、区の有形文化財である「銅造宝篋印塔」などを見ることができます。もちろん、おみくじも(漢文で書かれているのですが、解説付きでなんとか少し理解できました笑)!
そして帰りは密かに楽しみにしていた、日本一短いモノレールと言われている「さくらレール」で下山(そもそも山を登った感覚ほぼゼロですが笑)。確かに、動揺しているうちに一瞬で到着してしまいました(笑)
浅草ランチ
そんなこんなで午前中に参拝を終え、せっかく浅草に来たのだからと、気になっていたお蕎麦屋さんでランチをしてきました♪待乳山青天からも近く、口コミでも人気のこちら「丹想庵 健次郎」さん。香り、喉越し共に最高!!ぜひまた行きたいお店に出会えました! https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13109951/
お土産の甘味
心もお腹も満たされ、残すお目当てはあの有名な「亀十」のどら焼きだったのですが、なんとすでに20組ほどの行列…!!という事で、今回は「さぬき御菓子 泰浩屋」さんで、わらび餅と苺大福をゲットしました。
お店の方がわらび餅をお勧めされていたのですが、なるほど、本わらび粉を使っているだけに、控えめな甘さとつるんとした食感が美味しかったです(スーパーなどで売ってるわらび餅はサツマイモなどの澱粉から作られているんですって!)。
自分が本当にお願いしたいことは何か?を考える
今回ひょんなことをきっかけに、ずっと気になっていた「待乳山聖天」に足を運んでみたわけですが、何がよかったって、こちらに伺うと決めた時に、「自分が本当にお願いしたいことは何か」という気持ちに向き合えたことでした(まじめ笑)。
もちろん、最初は聖天様にお願い事を丸投げするつもりではいたのですが…(笑)
結果的にそこに行くまでに自分の気持ちを整理したり、そのお願いごとをするきっかけを紐解いてみたりと、忙しい日々でなかなか取れていなかった、「自分に向き合う時間」をもらえた気がしています。あとは、お願いごとが叶うのを待つだけ…♪
そんなわけで、今回の「待乳山聖天」の参拝では、心もお腹も満たされた、大満足な1日を過ごすことができました!気になる方はぜひ参考にしてみてください♪