GLAM Editorial

2025.01.27(Mon)

タワマン生活から借金寸前まで…四千頭身・後藤が語る浮き沈みの5年間「生きるのがうまくなった」

 

お笑い第7世代の代表格として注目を集めた四千頭身の後藤拓実さん(27)が、過去に経験した浮き沈みの激しい生活について語りました。
昨年末に出版されたコラム集『安心できる男(ひと)』を振り返りながら、タワーマンションでの豪華な暮らしから一転、全財産が15万円になる危機的状況まで陥った5年間を赤裸々に明かしています。

 

後藤さんはかつてタワーマンションに住み、高級外車で仕事へ向かうという生活を送っていましたが、2023年ごろにはその輝かしい生活が崩壊しました。税金や家賃、引っ越し費用がかさみ、貯金はみるみる減少。
「収入が地まで落ちて、そこで初めて『やばい』となりました」と振り返ります。

 

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そんな中で気づいたのは、大きな出費よりも“いらない”小さな買い物が積み重なったこと。「6万円の服、7000円の灰皿、3万円の砂時計…。使わないものばかりだった」と語り、過去のロケで購入したバーカウンターについても「果たして必要なものだったのか」と自問しました。

 

危機的状況で後藤さんを救ったのは、過去のラスベガスロケで使用したドルでした。部屋中を探し回った末に見つけたドルを換金し、当時の5万円が15万円になり「なんとか耐えた」と明かしています。
「中毒性のないカジノの勝ち方でしたね」と苦笑いしつつ、皮肉にもそれが助けになったと語りました。

 

また、一番苦しい時期に支えとなったのはYouTuberたちだったといいます。
「企画を立て、演者をし、編集もする。テレビで多人数で行う作業を1人でこなしているのは本当にすごい」と感銘を受けた後藤さん。
「僕ら芸人は演者の部分だけ頑張ればいい。だからこそその部分では負けたくない」と、同世代のYouTuberたちから刺激を受けたことを語りました。

 

「昔の自分はスタミナのない先発投手だった」と表現する後藤さんですが、現在は「ワンポイントリリーフ」として一球一球に気持ちを込めて仕事に挑んでいるとのこと。
「若いうちにお金の使い方や人生の浮き沈みを経験できたのは良かった。あれがあるから今は生きるのがうまくなっています」と前向きに語ります。

 

反省を糧に、再び輝きを放つべく一歩一歩進む後藤さん。
その言葉には、普通では得られない経験からにじみ出る円熟味がありました。

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