タレントの明石家さんまさんが、1月25日放送のMBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』に出演し、女性トラブルの報道を受けて引退を発表した元タレントの中居正広さんについて言及しました。
さんまさんは中居さんを「戦友」と表現し、「お疲れさまでした」と労いの言葉を送りました。
番組冒頭、「えらいことになってしまいまして」と切り出したさんまさんは、「中居は我々にとっては戦友やからね。芸能界を渡ってきた」と語り、中居さんへの特別な思いを明かしました。
SMAP解散以降、中居さんとの共演がなくなった理由についても触れ、「勝手に木村(拓哉)派にされてるけど、オレはSMAP派やのにな」と冗談交じりに語りながらも、木村拓哉さんとの親交が中居さんとの距離を生んだ可能性を示唆しました。
「何年間も会ってない。夏の『27時間テレビ』で一緒にやったけど、そこから疎遠になってしまった」と振り返ります。
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さんまさんは、国民的アイドルグループだったSMAPに対する特別な思いを語るとともに、「解散してもみんなのことを他のグループよりも気にかけて見てきた」と明かしました。
その中でリーダーだった中居さんが引退を決意したことについて、「仕方がないねやろけども、やっぱり残念」と本音を漏らしました。
中居さんの引退理由となった女性トラブルについても触れ、「オレすら情報がめちゃくちゃやねん。だからモヤモヤしてる人も多い」と語り、ネット上でさまざまな情報が飛び交う現状に困惑していることを明かしました。
「どれが事実かわからない中で、自分が持っている情報とも違うものが多い」と語り、中居さんの真意を知る術がないことを示唆しました。
最後にさんまさんは、「いろんな人生があるけど、一応、中居には“お疲れさまでした”って言う。戦友として引退するんで“お疲れさまでした”やな」と、シンプルな言葉に特別な思いを込めました。
テレビの黄金期を共に支えた“戦友”中居正広さんへの感謝と別れのメッセージは、さんまさんの優しさと深い思いを感じさせるものでした。