元放送作家で、フジテレビの伝説的番組「SMAP×SMAP」の制作に関わった鈴木おさむ氏(52)が28日、同局の情報番組「めざまし8」に出演し、中居正広氏(52)の女性トラブル騒動を巡るフジテレビの2度目の記者会見についてコメントしました。
番組では、会見の内容を6つの焦点に分けて整理。
フジテレビ社員の関与や中居氏の継続起用の理由、第三者委員会の調査内容など、詳細に報じました。
MCの谷原章介から「SMAP×SMAPの現場ではどうだったのか?」と問われた鈴木氏は、20年間続いた番組制作の裏側を語りました。
「出演者とスタッフの間には非常に強い緊張感がありました。そのため、期ごとの打ち上げや食事会のようなものはまったくなかったです」と振り返り、谷原が「全然ないんですか?」と驚く場面も。
「その緊張感があったからこそ、長期間にわたり番組を続けることができたのだと思います」と語りました。
さらに鈴木氏は、「今回の騒動を受け、テレビ全体がこうした問題に直面しているかのように言われているのは、現場にいる人たちにとっては違和感があると思います」と述べ、テレビ業界全体への一括りな見方に疑問を呈しました。
鈴木氏の発言は、長年の経験に基づいた冷静な視点を提供すると同時に、テレビ制作現場におけるプロフェッショナリズムを垣間見せるものでした。