
冒険家ゆたぼんの公式YouTubeチャンネル(@yutabon_youtuber)より引用
小学生から中学生時代に不登校YouTuberとして日本一周を達成した高校生のゆたぼんが4日、自身のYouTubeチャンネルで「僕が出演した『フジテレビの闇』」と題する動画を配信した。
2019年にフジテレビの情報番組「バイキング」から取材を受け、2度出演したことを振り返りながら、番組の編集に対する不満を語った。
「1、2時間取材を受けて放送されるのは3分。これはフジテレビだけじゃないんで仕方ないんですけど、ここだけは許せへんっていうのがあったんです」と話し、特に問題だったのは、事前に「ここだけは放送してください」と伝えていた部分が、まるまるカットされていたことだったという。
当時の映像も再配信しながら、「放送されなかったけど、伝えたかったこと」として、子どもの自死をなくすため、学校に行くのがつらい子どもたちに「学校に行かなくてもいい」と伝えたかったと明かした。
しかし、番組ではそのメッセージが一切放送されなかった。
さらに、「放送の仕方が酷かった。こっちは真剣に話しているのに、面白おかしく取り上げられた」と編集の仕方にも不満を持ったと述べ、3回目の取材依頼は断ったという。
動画の後半では、現在も増え続ける子どもの自死に関するデータを紹介しながら、「僕はあなたの味方です。一緒に生きていきましょう」と、悩みを抱える子どもたちへメッセージを送った。
ゆたぼんの告白を受け、ネット上では「メディアの編集は本当に信用できない」「真剣な話が面白ネタにされるのは許せない」といった声が寄せられている。